理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

マスコミで報道されないような
情報と日記です(^▽^)/
世界と日本の危機を伝える・・

「ガソリン価格高騰!―どうする日本」1、江夏正敏の「闘魂一喝!」

2023年09月21日 11時16分11秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

幸福実現党  
江夏正敏の闘魂メルマガ vol.202
2023年9月19日発行
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  
江夏正敏 幸福実現党 幹事長のオフィシャルブログ
http://enatsu-masatoshi.com/
※このメルマガは購読申込をされた方、江夏正敏とご縁のあった方にお送りしております。
メルマガが不要な方は最下部のURLをクリックして解除して下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1、江夏正敏の「闘魂一喝!」
「ガソリン価格高騰!―どうする日本
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ガソリン代が高い!」という悲鳴があちこちから聞こえます。特に地方の皆様は、車移動しなければ生活できないので、その影響は深刻です。
今回のメルマガは、「ガソリン代がなぜこんなに高いのか。そして、どうすれば価格が低くなるのか。さらに、政府の対応は正しいのか。」ということを考えてみたいと思います。

●過去最高の高値。
みなさんご存知でしょうか。今年の8月28日にガソリン価格が過去最高の値段になりました。私たちの生活や仕事に、大きな影響を与えています。荷物の運搬費も高くなるので、さらに物価を押し上げていくでしょう。

●どうしてこんなに高くなったの?
ではなぜ、このようにガソリン代が高くなったのでしょうか。一つにはコロナ禍から解放され、経済活動が再開されつつある中、世界中で石油が使われ始めていることです。石油が足りない状況なのですね。
じゃあ増産すればいいのですが、そうはならないのが難しいところです。

●理由1―ロシア・ウクライナ戦争。
大きな理由として、ロシア・ウクライナ戦争の影響で、G7諸国がロシアを制裁し、ロシア産の石油の禁輸を行っていることです。世界に出回る量が減れば、高くなります。
ただし、G7のロシア制裁は穴だらけで、中国やインドなどにロシア産石油が流れているという報道が散見されます。もしかしたら、G7制裁は中国に塩を送っているとも言えます。

●理由2―産油国の減産。
中東をはじめとする産油国が石油の生産量を増やさず、逆に減産していることも一因です。石油が高騰しているので、今、石油をたくさん生産すれば大儲けできるのではいかと思いますが、そのようにはなっていません。
産油国の動向には、様々な要因があるので一概には言えないのですが、一つ言えることは、世界中の「脱炭素」の流れも原因でしょう。
将来、石油に頼らない社会を作ろうという潮流がありますが、産油国にしてみれば、自国の存立基盤を破壊する動きです。
先進国で石油を消費しない社会を作るなら、石油価格は下がっていきます。産油国は、そうならないように、価格を高止まりさせるために生産調整をしている面があるのです。

●理由3―円安。
いま、円安が続いています。簡単に言うと、いままで100円で買えたものが、150円になっていると思ってください。それは石油代も高くなりますよね。
では、なんで円安になっているのでしょうか。大きくは日本の国力が低下していると考えられます。そして、アメリカなどの国が金利を上げているのに、日本だけが低金利のままだからです。
コロナ禍で、世界中の政府がバラマキをしました。その結果、お金がダブついて物価が上がり始めました。物価高を抑えるために、金利を上げているのです。
お金は金利に敏感です。少しでも金利が高い所に移動するのです。その結果、日本にあるお金は、金利の高いアメリカなどに移動するので、円が売られてドルが買われ円安になるのです。

●日本はなぜ金利を上げられないのか。
日本が金利を上がられない理由として、日銀が経営危機になることが一つ。もう一つは、政府の財政危機が深刻になるからです。
金利が上がるということは、国の借金の金利(国債の金利)が上がるということです。国債の金利が上がるということは、ハイリスクハイリターン商品になるということであり、危険が増すと見なされば、誰も買わなくなり、国債そのものの価格が下落します。
つまり、国債を膨大に買っている日銀にとって、資産が大きく減ること、債務超過になるのです。
また、国債の金利が上がるということは、政府にとって国債の利払費、つまり借金の利息を多く払うことになるのです。ということは、ただでさえ膨大な財政赤字の中、その赤字がもっともっと増えることになるのです。
このような理由で、日銀は金利を上がることができず、円安になっているのです。

●政府の対応は付け焼刃。
ガソリン代の高騰に、政府は補助金で対応しています。昨年1月から補助金を出しているのですが、当初900億円だった予算が、今年の9月現在で6兆円まで大きくなっています。
さらに、選挙が近いからかもしれませんが、補助金政策の延長を言っています。根本解決にならない付け焼刃の対処療法ですが、このツケは、必ず増税という形で国民に返ってきます。

●日本はどうしたら良いのか―根本解決に向けて。
政府の選挙対策である付け焼刃の対処療法ではなく、もっと根本的な対応をしなければなりません。石油価格そのものを下げる動きと、ガソリン税の見直しが必要です。

●対策1―ロシア・ウクライナ戦争の早期停戦。
日本はウクライナと距離があるので、先進国の中でも独自路線が取れるはずです。このまま悲惨な戦争を長引かせるのではなく、両国に早く停戦をするよう動くべきです。
そうしなければ世界大戦、核兵器使用の危険性が高まります。ウクライナ支援だけが正しいわけではないのです。
停戦を促し、ロシアを国際社会に引き戻すことで、安定した国際情勢をつくることのほうが良いと思いませんか。このままだとロシア・中国・北朝鮮が団結して、危険な状況が生まれてしまいます。
戦争の長期化、世界大戦を避けつつ、ロシアを孤立化させず、ロシアの経済制裁を解除することで、石油価格の安定につなげていくのです。この方が、三方一両得だと思います。

●対策2―産油国への働きかけ。
極端な「脱炭素」政策は危険ということを御存知でしょうか。例えば、植物の光合成には二酸化炭素は必要不可欠です。地球の温度は、二酸化炭素だけで決まるわけではありません。
この辺はいろいろ議論があるのですが、少なくとも石油は今後も使われ続けると思われるので、日本政府は世界が発展する方向で、産油国としっかりと話し合いをして減産方針を見直す働きかけをするべきです。

●対策3―ガソリン税のあり方を見直す。
ガソリン代の4割は税金です。さらに、当初、ガソリン税は道路整備に使う目的でしたが、2009年に一般財源、つまり、何にでも使える税金に代わってしまいました。
目的税で徴収していたものは、その役目が終わったら撤廃しなければならないのに、財務省は手を変え品を変えて絶対に手放しませんね。
この税金部分を撤廃することは必要と思いますが、「大きな政府」指向である限り、別の所で増税を言い始めることは目に見えています。ガソリン税の減税と共に、ムダを省く減量をセットで行うべきでしょう。

●対策4―バラマキを止める。
円安を止めるためには、自由な金利政策をできるように、膨大な財政赤字が増える流れを遮断しなければなりません。そのための第一歩がバラマキを止めるということです。
バラマキをするためには税金が必要ですが、国民の反発を受けるために、簡単に増税はできません。となると、国が借金をすること、国債を発行する方が手っ取り早いのです。
秩序なきバラマキを続けるために借金体質になってしまっているので、バラマキを止めるという政府の意思が金融政策の正常化、そして円安を止める出発点になるのです。
そもそも円安は、国力の低下の表れです。国民が自助努力の精神を失い、補助金に頼るマインドになればなるほど、富を創造することができなくなり、貧乏になっていくのです。
最後は、私たち国民一人一人が、勤勉に働くことに喜びを感じることを肯定しない限り、経済的な国難は次々とやってくるでしょう。バラマキ政党に支持が集まる状況では日本の未来はありません。

実は4割が税金?高騰が止まらないガソリン代。根本的な解決策とは何なのか?【Truth Z(トゥルースゼット)】
https://youtu.be/Z1MaqcgJ-Lo?si=fFXjairLxQ7I-25-
ガソリン価格の値下げに向けて、政府は根本対策を打つべき【幸福実現党政務調査会ニューズレター No.34】
https://info.hr-party.jp/2023/13643/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2、編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
映画「二十歳に還りたい。」が9月29日に公開されます。先日、試写会に参加しました。
一代で大企業を築き上げた80歳の男性が、突然、20歳の青年に戻ったという物語です。
最近、タイムリープを題材としたドラマも多く作られています。
例えば、「ブラッシュアップ・ライフ」「ペンディングトレイン「最高の教師」とかです。
これらを見ると、人生について考えさせられるものばかりです。
「二十歳に還りたい。」は、その中でも自分の人生を深く考える良作でした。
作品全体から感じ取る文学的余韻が心地よく感じられました。
「いい映画を観た」とじわじわ感じたい方に、是非ともお勧めです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 江夏正敏(えなつまさとし)プロフィール 
1967年10月20日生まれ。
福岡県出身。東筑高校、大阪大学工学部を経て、宗教法人幸福の科学に奉職。
広報局長、人事局長、未来ユートピア政治研究会代表、政務本部参謀総長、
HS政経塾・塾長等を歴任。
現在、幸福実現党・幹事長。
http://enatsu-masatoshi.com/profile
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇本メルマガは自由に転送、転載いただいて結構です。
 転送・転載の際は引用元の表示をお願い致します。
◇本メールアドレスは送信専用です。
──────────────────
◆ 発行元 ◆
江夏正敏(幸福実現党・幹事長)
◇オフィシャルブログ http://enatsu-masatoshi.com/
◇公式Facebook https://www.facebook.com/Enatsu.Masatoshi.HR
◇登録(購読無料)はこちらから https://m.bmb.jp/bm/p/f/tf.php?id=enatsu

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。