http://thefact.jp/2016/1001/ より転載、させていただいた記事です
①「ILLEGAL IMMIGRATION(不法移民)」編(1月18日アップ)
ザ・ファクトでは、「『政策』から見たトランプ」と題して、
トランプ氏の発言から氏の政策を読み解き、解説しました。
シリーズ「政策」から見たトランプ
トランプ候補「メキシコ移民送還」「イスラム入国禁止」の真意とは?【政策から見たトランプ①】
トランプ大統領が「偉大なアメリカ」を取り戻す!? 経済政策は?【政策から見たトランプ②】
トランプ大統領の外交政策 「孤立主義」か「世界の警察官」か?【政策から見たトランプ③】
トランプ候補は「中国」「日本」についてどう発言しているか?【政策から見たトランプ④】
それに呼応するかのように、トランプ氏が自身のfacebookページに
1月18日から次々と政策ビデオをアップしています!
今回は、それをご紹介いたします!
トランプが「政策ビデオ」を次々とアップ
ビデオは、どれも1分程度。簡潔にまとまっています。
政策、というよりはキャッチコピーみたいなものでしょうか。
今回紹介するのは、次の3本です。
①「ILLEGAL IMMIGRATION(不法移民)」編
②「ECONOMY(経済)」編
③「LIFE CHANGING EXPERIENCE(人生を変えた体験)」編
では、さっそく紹介していきましょう。
短いですから、まずビデオをご覧ください。
http://thefact.jp/2016/1001/
この動画は見れなくなってます↑
(訳)
国境がなければ国とは言えない。
我々は壁を作る。
それは、すごい壁となる。
それは、果たすべき役割を果たす。
それは、不法移民を入れないということだ。
それとともに、我々はその大きな壁の真ん中に美しい扉を作る。
人々は我が国に合法的に入ってくる。
我々は人々が我が国に入ってきてほしいと思うし、
人々を公平に扱いたいと思う。
しかし、我が国が国であるかどうかにかかわらず、
国境が必要であり、壁が必要だ。
私が不法移民について話したときには、
信じられないぐらいの熱意を込めた。
それは正しかった。
今や皆がそのことについて話している。
しかし、まだわかっていない。
不法移民が我が国に押し寄せてくることを
止めないといけない。
それは止める必要がある。
今、止めないといけないのだ。
国境がなければ、国家は存在しないに等しい。
「不法移民」対策であって、「移民」を排斥しているわけではない
トランプ氏が最初に注目を浴びたきっかけは、
この「不法移民」対策であり、
今年最初のテレビCMで取り上げたのも
「不法移民」についてでした。
炎上狙いでやっているんでしょうが、
ポイントは「不法移民対策」であり、「移民」排斥ではない、ということ。
人種的偏見が全くない人ではないと思いますが、
世間のイメージほどではない、といったところでしょうか。
画像クリックでサイトへFacebookのこの動画に飛びます
https://www.facebook.com/DonaldTrump/videos/10156546300015725/
(訳)
私がやろうとしていることの一つであり、
大部分でもあるのは、すべての人の税率を下げる税制だ。
我々は経済を成長させる。
我々は、19兆ドルの借金をなくさないといけない。
(そうでなければ)とても不公平だ。
若い人にとって、非常に不公平だ。
その重荷を君たちに背負わせたままにはしておかない。
減税による経済成長
トランプ氏の経済政策は減税路線。
減税によって経済の活性化し、経済成長を目指す共和党的な経済政策です。
同時に、ここで言及されている19兆ドルとは、2015年の政府債務残高で
この巨大な借金をトランプは、経済成長による税収増と歳出削減によって
解消しようとしています。
③「LIFE CHANGING EXPERIENCE(人生を変えた体験)」編(1月20日アップ) 
画像クリックでサイトへFacebookのこの動画に飛びます
https://www.facebook.com/DonaldTrump/videos/10156549336385725/
(訳)
大統領への道を突き進むには、
大変な勇気が必要だ。
特に、政治家でなければ。
誇りを持って言うが、
私は政治家ではない。
しかし、
ここまでの道のりは信じられないぐらい面白く、
魅惑的なものだった。
たくさんの素晴らしい(偉大な)人と会った。
非常にたくさんの人がアメリカ政府の一部になりたいと考えており、
素晴らしいことを国のためにしたいと願っていた。
アメリカは私にとって素晴らしい(偉大な)国だからこそ、
私はアメリカのために素晴らしい(偉大な)存在になりたい。
このアメリカを正しい道に戻すためにできることをしたい。
そしてアメリカを再び偉大にしたい。
“Make America Great Again(アメリカを再び偉大に)”
これは、政策ではなく、
“Make America Great Again(アメリカを再び偉大に)”という
トランプのスローガンそのものを訴えたビデオです。
それを自分の大統領選にかぶせて情緒的に描いています。
こういうところも受けるんでしょうね。
残りのビデオはまた明日、紹介いたします。
あと、この政策ビデオ見てから、以下の「政策から見たトランプ」シリーズを読むと、
より理解が深まりますよ。
シリーズ「政策」から見たトランプ
トランプ候補「メキシコ移民送還」「イスラム入国禁止」の真意とは?【政策から見たトランプ①】
トランプ大統領が「偉大なアメリカ」を取り戻す!? 経済政策は?【政策から見たトランプ②】
トランプ大統領の外交政策 「孤立主義」か「世界の警察官」か?【政策から見たトランプ③】
トランプ候補は「中国」「日本」についてどう発言しているか?【政策から見たトランプ④】
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