2019/06/13 https://news.biglobe.ne.jp/international/0613/rec_190613_0338235911.html
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12日、台湾紙・自由時報は、英国のテリーザ・メイ首相が香港政府の推し進める「逃亡犯条例」改正について、香港での改正反対デモ後初めてコメントしたことを報じた。写真は香港「逃亡犯条例」改正反対デモの様子。
英首相が香港デモ受け初コメント=「逃亡犯条例は中英連合声明を満たさねばならない」―台湾メディア
台湾メディア・自由時報は12日、英国のテリーザ・メイ首相が、香港政府が推し進める「逃亡犯条例」改正について、香港での改正反対デモ後初めてコメントしたことを報じた。
記事によると、メイ首相は「われわれは条例の改正が香港の英国民に潜在的な影響を与えることを危惧している。しかし、重要なのは、香港における容疑者の受け渡しは必ず『中英連合声明』に記載されている、『香港市民の権利及び自由を保証する』という部分を満たさなければならないという点である」と発言した。
「中英連合声明」は中国と英国が1984年に共同発表した声明で、中国が香港の社会・経済制度、生活様式を当時のまま50年間は変更しないこと、『一国二制度』の下、香港に中国とは異なる自由と司法の独立を約束することが含まれる。しかし、中国外交部は17年、「『中英共同声明』はただの歴史的文書にすぎず、いかなる現実的意味合いも持ち合わせていない」との立場を示した。(翻訳・編集/岩谷)