慰安婦問題、米から支援の声
古森義久 氏
http://www.sankei.com/world/news/141101/wor1411010013-n1.html
2014.11.1 09:05 産経記事
マイケル・ヨン氏といえば、全米で知られたフリーのジャーナリストである。2003年からの米軍のイラク介入で
前線に長期滞在し、迫真の報道と論評で声価をあげた。09年ごろからはアフガニスタンでも同様に活動し、
米国内での知名度をさらに高めた。名前からアジア系を連想させるが、祖先は欧州系、数世代が米国市民だという。
ヨン氏のリポートは米紙ウォールストリート・ジャーナル、ニューヨーク・タイムズや雑誌多数に掲載され、
大手テレビ各局でも放映された。「イラクの真実の時」といった著書なども話題を集めてきた。
そんな著名な米国のジャーナリストが日本の慰安婦問題の調査に本格的に取り組み始めた。
米国、日本、韓国、タイ、シンガポールなどでの取材をすでにすませた段階で、ヨン氏は「米欧大手メディアの
『日本軍が組織的に女性を強制連行して性的奴隷にした』という主張は作り話としか思えない」と明言する。
ヨン氏はこの趣旨の調査報告をまもなく米国系のメディアで公表するというが、自分自身のホームページ
では「慰安婦問題での日本糾弾は特定の政治勢力の日本叩(たた)きだ」とまで断言する。
慰安婦問題での世紀の冤罪(えんざい)を晴らそうとする日本の対外発信の試みにとっても、
やっと一条の光が米国側から差してきたようだ。
そのヨン氏と10月前半、2回にわたって東京で会った。慰安婦問題などの情報や意見の交換
ということで、かなりの時間をかけて話し合った。日本では慰安婦問題の研究や調査の関係者多数に会い、
日本側の資料にもあたったという。
米国でも、国立公文書館での資料調査やグレンデール市の慰安婦像設置の経過取材などを
済ませたとのことだった。
「日本軍が組織的に20万の女性を強制連行して性的奴隷にしたというのならば、国家犯罪となるが、
そんな事実は出ていない」
「どの時代でも軍隊に売春はつきものであり、日本の慰安婦も大多数は普通の意味の売春婦だったのだろう」
「それでもなお、『日本軍の強制連行による性的奴隷』と断じる主張は政治的意図のにじむ捏造(ねつぞう)
であり、日本を同盟国の米国や韓国と離反させるための日本叩きだろう」
ヨン氏のこうした主張は、米陸軍の1944年のビルマでの慰安婦尋問書や日本の新聞の慰安婦募集広告の
検証の結果だともいう。その上で同氏は現代の日本について以下のようにも述べるのだった。
「現在の日本ほど人道主義、民主主義、平和主義に徹した国は全世界でも珍しい。
米国にとっても貴重な同盟国だ。であるのに米側が慰安婦問題で日本を叩くのは敵性勢力を強め、
友邦を弱めることに等しい」
ヨン氏は、オバマ政権が安倍晋三首相の靖国参拝を非難したことも日本側の慣行への干渉だから
おかしいとして、「自国の戦死者の霊に弔意を捧(ささ)げることは万国共通であり、戦犯という概念も
その当事者が死ねばなくなるはずだ」と語る。
ヨン氏自身も10月中旬、靖国神社を参拝した。今度は各国の元軍人たちに呼びかけて、
集団で靖国参拝をしたいともいう。
米国側にこうした意見が存在することは日本側の官民も改めて認識すべきだろう。
(ワシントン駐在客員特派員)
http://www.sankei.com/column/news/141101/clm1411010007-n2.html
http://www.sankei.com/column/news/141101/clm1411010007-n2.html
http://www.sankei.com/column/news/141101/clm1411010007-n3.html
引用:http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1414825072
米国の著名ジャーナリストが「慰安婦問題は日本叩き」
2014.11.01 Liverty Webより
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8672
アメリカの著名なフリージャーナリストのマイケル・ヨン氏が、日本の"慰安婦問題"を調査し、
「慰安婦問題での日本糾弾は特定の政治勢力の日本叩きだ」と見ていると、1日付産経新聞が報じた。
ヨン氏は、2003年からの米軍のイラク介入を前線から報じるなど、その迫力あるリポートが
米ウォール・ストリート・ジャーナルやニューヨーク・タイムズで掲載される、著名なジャーナリストだ。
ヨン氏は慰安婦問題について、米国国立公文書館や日本にある資料も確認した結果、
「日本軍が組織的に20万の女性を強制連行して性的奴隷にしたというのならば、国家犯罪となるが、
そんな事実は出ていない」「大多数は普通の意味の売春婦だったのだろう」と結論づけた。
近く、米紙で発表する予定だという。
韓国は、旧日本軍が朝鮮人女性20万人に対して慰安婦となることを強制したと主張し、
日本政府に賠償を求めている。朴槿惠大統領は昨年、各国首脳との会談でわざわざ言及するなど、
2国間問題であるにもかかわらず世界中でプロパガンダを張ってきた。フランスで開催されたアングレーム
国際漫画祭でも、韓国の女性家族省が主催して"従軍慰安婦"をテーマにした展示を出品し、
開会式で女性家族相が「(慰安婦は)人類の普遍的な問題です」と挨拶した。
だが、「普遍的な問題」だと言うならば、自国の問題にもきちんと向き合うべきだ。今年6月、元慰安婦
122人が朝鮮戦争後に在韓米軍のための慰安婦として管理されたと訴えた。潜在的には、
10万人規模の女性が国の管理下で売春を行っていたという。しかし、韓国政府やメディアは
この訴訟をほとんど相手にしていない。
韓国政府が慰安婦を管理していた証拠の文書について、昨年11月にも野党議員が政府を追求し、
女性家族相は「文書を初めて見た」と答えた。しかし、その1年前にも取り上げられていた事案だったため、
この発言はさらなる追及を招いた。
こうした韓国のスタンスは、先進国として通用するレベルでは到底なく、同国が国際ルールも
法律も守れない前近代的な国であることを示している。今回のヨン氏の発言のように、嘘はいずれ露見する。
日本は正しい歴史観を持つ人々を増やす努力を、淡々と続けるべきだ。(居)
【関連記事】
2014年10月17日付本欄
河野談話により失い続ける「国益」 クマラスワミ報告の一部撤回を政府が申し入れ
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8575
2014年10月号記事
国連は左翼言論の独壇場になっていた! - ジュネーブ・自由権規約委員会「従軍慰安婦」への賠償を勧告
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8320
・米国のヨン様の発言、ありがたい!
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