幸福実現党
江夏正敏の闘魂メルマガ vol.97
2017年9月3日発行
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江夏正敏 幸福実現党
政務調査会長のオフィシャルブログ
http://enatsu-masatoshi.com/
※このメルマガは購読申込をされた方、江夏正敏とご縁のあった方にお送りしております。
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1、江夏正敏の「闘魂一喝!」
「今こそ、政府は北朝鮮に対して『憲法9条適用除外』を宣言すべき」
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先般、北朝鮮のミサイルが日本上空を飛び、Jアラートが鳴り響きました。空襲警報のようなものです。ある意味、戦争状態になっていると言っても過言ではありません。
さらに、北朝鮮が6回目の核実験を強行し、水爆実験に成功したと発表しました。切羽詰まった危機が迫っています。
幸福実現党は8年前の立党以来、「北朝鮮の脅威に対して備えなければならない」と力の限り訴えてまいりました。
そのためには、「早急に憲法9条を改正し、防衛軍を組織しなければならない。
憲法改正までの間は、前文にうたわれた『平和を愛する諸国民』とは言い難い中国・北朝鮮に対して、憲法解釈の変更により9条の適用対象外とし、
有事への備えを万全とすべき」と提言していました。
今こそ、北朝鮮に対し憲法9条の適用を除外することを、日本政府は宣言すべきです。
今回のメルマガは、憲法9条適用除外についての基本的な考え方を述べます。
本メルマガの読者にはマスコミ関係者もいらっしゃいます。
左翼の論調に屈することなく、国民の命を守るという基本的人権を大切にする機運を高める時が来ているのです。
●主権国家として恥ずかしい憲法前文
そもそも、日本国憲法の前文に「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、
平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」と書いてあります。
これは「周辺の諸国民は平和を愛する勢力で、日本だけが悪い国だ」と言っているようなものです。
「日本だけが悪い国であって、諸外国はすべて平和を愛するよい国だから、それらの国の人たちを信頼して、安全と生存を保持しようと考えました」ということになるのです。
これは主権国家としては“恥”と思わなければなりません。
●憲法前文に基本的人権を侵す考え方が入っている
その「平和を愛する諸国民」が、もし、悪いことを考え、実行した場合には、日本はお手上げになります。
周辺国が、公正と信義を持たず、平和を愛する国でない場合には、日本を簡単に占領できるようになっているのです。
つまり、日本国憲法前文には、自らの生存を否定する考え方、「基本的人権」を侵す考え方が入っていると言わざるを得ないのです。
●憲法9条には嘘が多すぎ
さらに、日本国憲法9条には嘘が多すぎます。「憲法改正がなかなかできないので、法律をつくってごまかす」というスタイルをずっと取ってきました。
例えば、「憲法9条があるため軍隊は持てないが、自衛隊は軍隊ではないからよいのだ」という感じです。おかしなことです。
自衛隊を軍隊だと思っていない人は世界中に誰もいません。自衛隊は軍隊です。憲法上、あってはならないものがあるのです。
あってはならない自衛隊がなぜあるのか。それは必要だからです。必要なら、本当は憲法を変えるべきです。
●憲法9条の思想は占領軍の植民地思想
憲法9条の思想は、条文を読むかぎりでは基本的に植民地思想です。
占領する方は「軍事的侵略をして相手の国を占領したとき、その国の軍隊を完全になくしてしまえば占領統治には非常に有利なので、
一切、軍隊を認めない」というようにしたいのです。これがすなわち植民地の考え方なのです。
「自分の国を守る」ということを憲法で明文化できないのは、主権国家として悲しいことです。
やはり、憲法9条は改正しなくてはなりません。
●国民や国家が存続してこそ
北朝鮮のミサイル発射、核実験などの蛮行が続いているにもかかわらず、一部の勢力は「憲法9条や非核三原則などの平和主義を守ろう」という意見を発信しています。
しかし、国家や国民がなくなってまで、守るべき憲法も法律もあるはずがありません。
憲法や法律は、国民や国家が存続できて、はじめて意味があります。
●憲法9条改正が間に合わない
現在の北朝鮮の核実験、ミサイル発射を見れば、早急に対策が必要となります。本来は憲法9条を改正することが本道であるとは思います。
しかし、現在の政治状況から見ると、そう簡単に憲法改正ができないでしょう。間に合わないのです。
●平和を愛さない国に対して「憲法九条適用の除外」を
そこで次のようなことを幸福実現党は提言しています。
すなわち「日本国憲法の前文には、『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した』と書いてあるので、
平和を愛さないような国家(北朝鮮)に対しては、憲法9条は適用されない、という政府見解を出す」というものです。
憲法前文に照らせば、9条が適用されない国もある。
「平和を愛さない諸国民」に対しては適用されないという、「憲法9条適用の除外」を打ち出す必要があるでしょう。
●無作為の罪
万一、奇襲で攻撃された場合には、この「憲法9条適用除外」を使う以外に反撃の方法がありません。
そして、「そういう考えもありうる」ということは、憲法学者も認めています。
本来は憲法改正をして自衛隊の存在を明確化し、主権国家として当たり前の防衛ができる状態にしておかねばならなかったのですが、
戦後、70年の無作為が、現代日本を危機にさらしているのです。
国民や国家がなくなって、憲法や法律だけが残るというような愚を犯させないためにも、政府は「北朝鮮に対して憲法9条適用の除外を行う」と見解を早急に出すべきです。
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2、編集後記
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米軍による北朝鮮攻撃の可能性が高まっています。
わが党としては北朝鮮が核実験を行えば、トランプ大統領が動く可能性があると考えていました。
その核実験を9月3日に行いました。
今後は何が起こるかわからない時期に入ったと言えるでしょう。
心を引き締めていきたいと思います。
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◆ 江夏正敏(えなつまさとし)プロフィール
1967年10月20日生まれ。
福岡県出身。東筑高校、大阪大学工学部を経て、宗教法人幸福の科学に奉職。
広報局長、人事局長、未来ユートピア政治研究会代表、政務本部参謀総長、
HS政経塾・塾長等を歴任。
幸福実現党幹事長・総務会長を経て、現在、政務調査会長。
http://enatsu-masatoshi.com/profile
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◆ 発行元 ◆
江夏正敏(幸福実現党・政務調査会長)
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