■尖閣を利用して「台湾統一」という言葉を使わない
台湾統一工作が始まった!
沖縄対策本部さんのブログ転載
2012年07月08日 11時09分17秒
釣魚台宣示主權 竟揮中五星旗-民視新聞
□台湾の行政区に対して口を挟み始めた中国共産党
7月4日の世界保釣華人連盟の尖閣諸島日本領海戦犯事件は、
これまでにない様々な動きが見られました。
<■7・4台湾船尖閣諸島沖領海侵犯事件は第三次国共合作の始まりか?>
また、その直前の7月1日には人民解放軍の羅援少将が尖閣諸島を
強奪するための六大戦略を発表しました。
<■羅援少将の尖閣諸島強奪のための六大戦略(鳳凰網)>
http://goo.gl/ldz2Y
この二つの動きは一見、台湾の活動と中国の発言であり別々の
動きのように見えます。
しかし、人民日報の台湾の活動に対するコメントと羅援少将の
発言が一致している点がありました。
人民日報の記事を抜粋して掲載致します。
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<釣魚島問題:日本のすることなすことが両岸民衆の怒りを招く(抜粋)>
(人民網日本語版」2012年7月5日)
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2012-07/05/content_25826836.htm
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釣魚島は中国の領土であり、具体的には台湾宜蘭県の一部だ。
これは馬英九氏の博士論文のテーマでもある。釣魚島に対する台湾の行動
には理由があり、筋が通っていると言える。「釣魚島防衛」運動は
政治・外交面で両岸初の暗黙の協力と言える。
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羅援少将の発言と人民日報の記事の一致した文章を並べてみます。
<羅援少将>
「私は中国台湾宜蘭県釣魚鎮の設立を提案します。」
<人民日報>
「釣魚島は中国の領土であり具体的には台湾宜蘭県の一部だ。」
この二つ「尖閣諸島を台湾の宜蘭県に属する」という発言は、
両方共とも台湾(中華民国)ではなく中国共産党の発言です。
つまり、台湾の行政区に対して、中国共産党が口を
はさみ始めたのです。
しかし、尖閣諸島の主権を主張するために実際に行動したのは
台湾人ということになっています。
台湾の活動家が実際に活動をし、中国共産党が応援をしながら、
台湾の行政区について口をはさむという構図ができはじめたのです。
今回は台湾の活動家といっても、「世界保釣華人連盟」という
中国と香港の活動家と連帯した組織ですので、中国共産党の工作機関と
見て間違い無いと思います。
しかし、最も問題なのは「海岸巡防署」が中国共産党の工作機関とも
いえるこの団体を支援する形をとったということです。
「海岸巡防署」(日本の海上保安庁に相当する)が動くということは
馬英九総統、もしくは国民党政府の指示があったともの思われます。
とうことは、総統再選前には中国との政治統一には距離をおいてきた
馬英九総統ですが、尖閣問題を切り口として統一工作で陥落されつつ
あると見て良いのかもしれません。
続き
http://blog.goo.ne.jp/jiritsukokka/e/b84041f4e599938ab61edd239d1d81b5
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