幸福実現党
江夏正敏の闘魂メルマガ vol.141
2019年10月1日発行
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江夏正敏 幸福実現党
幹事長(兼)政務調査会長のオフィシャルブログ
http://enatsu-masatoshi.com/
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1、江夏正敏の「闘魂一喝!」
「台湾危機―日本は備えができているのか。」
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香港のデモは長期化し、「香港革命」の様相を呈しています。
本日は中国の建国記念日である国慶節ですが、このメルマガを配信している前後に、香港で大弾圧が行われないことを願っています。
この「香港革命」の本質は、自由主義、民主主義、人権・信教の自由などの価値観と、共産党一党独裁による全体主義の戦いです。
今回のメルマガは、香港の次に予想される台湾危機への備えについて述べていきます。
●自由、民主で東アジアを幸福に。
まず初めに、人類の幸福のためには、自由主義、民主主義、人権・信教の自由などの価値観が東アジア、そして世界に広がっていくことが良いことだと考えています。
したがって、私たちは台湾の繁栄と発展、自由主義、民主主義、そして、資本主義的な考え方と、宗教的自由を大事にする考え方が、中国全土に広がることを願っています。
その結果、中国の人民の幸福につながると確信しています。
そのために、日本、アメリカ、台湾の三カ国が力を合わせて、アジア太平洋圏の自由な世界を守ることは、世界にとってもプラスであると考えています。
●中国と台湾は別の国家と考えてよい。
中国は全体主義国家です。全体主義国家とは「国家のために国民が犠牲になる国家」のことを言います。
一方、台湾は民主主義国家になってきました。民主主義国家は「国民を幸福にするのが国家」という政治体制です。
その意味において、台湾は中国とは明らかに違った国家と言えます。
すなわち、台湾自体が、別の国家として成長してきています。台湾は別の国家と考えてよいのです(参考:闘魂メルマガvol.133「台湾は中国固有の領土ではない――台湾の歴史から検証する」)。
また、私たちは、様々な検証の結果、孫文、蒋介石、そして李登輝氏、蔡英文氏の流れの方が正統であると考えています。(ただ、蒋介石については、全てを肯定できません)
●全体主義国家・中国の圧力を、香港・台湾で押し返す。
この全体主義国家・中国の覇権主義によって、香港が陥落して取り込まれたなら、次は台湾が必ず標的になります。
その台湾が中国に飲み込まれたら、いよいよ日本の尖閣諸島から沖縄に触手を伸ばしてくるでしょう。
これらの中国の拡張を傍観してしまうと、第三次世界大戦が勃発する可能性が出てきます。
中国の膨張をアジア・太平洋地域で食い止めるために、香港・台湾で中国の圧力を押し返さなければなりません。
●台湾との関係強化のための政策(「123の政策」より)。
そのために、私たちは以下の政策を提言しています。
〇日台関係に関する基本法を設定し、台湾との関係を強化します。
〇日台FTAを締結して、経済関係を強化します。
〇台湾への武器供与を行うなど、安全保障面での関係も強化します。
〇台湾との同盟関係を念頭に、台湾が独立国家であることを承認し、国交回復を目指します。
〇台湾の国連加盟を後押しします。
●日台関係に関する基本法
特に日台関係に関する基本法について詳説します。
国交のない日本と台湾は、法的裏付けのない不安定の中で、「非政府間の実務関係」を維持している状態です。
その分野は経済、社会、文化に限られており、安全保障は含まれていません。
アメリカは1979年の断交に際して、「台湾関係法」(国内法)を制定し、台湾との外交を行うための法的根拠を保持しています。
今後の中国の出方を考えると、日米台が連携して対応しなければなりません。
アメリカが台湾関係法によって安全保障面での緊密な連携をしている中、日本も日米同盟をもとに台湾政策を着実に実効あるものにするためにも、日台関係に関する基本法の整備は必要でしょう。
例えば、台湾周辺で緊張が高まったとき、日本はシーレーンを守るという日本の生命線確保という国益がありながら、アメリカ任せのような態度をとると、日米同盟に亀裂が生じかねません。
今まで日本は台湾の親日感情に甘えて、責任から逃避してきました。
非政府機関相互の取り決めという脆弱な関係ではなく、明確な法的根拠をもつ関係を構築しなければなりません。
●結論:日本は台湾を守るとハラをくくること。
台湾が自由と民主主義の国として存続し続けるかぎり、中国の覇権主義は、最後の一線を越えることができません。
さらに、台湾が独立して、自由主義陣営に属しているということは、日本の石油確保のためのシーレーン(重要な海上交通路)を中国が完全には押さえ切れないのです。
このように、様々な観点から、台湾の未来に関して、日本は一定の責任を持つべきだと思います。
そして、日本は台湾の自由を守り、中国を台湾・香港化して民主化させることにハラをくくる時期です。
そのために、幸福実現党は、今以上に日本と台湾の懸け橋になることを考えています。
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2、編集後記
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7月の参院選後の初めてのメルマガ配信となります。
選挙後の立て直し、次に向けての準備など、慌ただしい2カ月でした。
自分自身もかなり疲弊していたのですが、なんとか目途が立ってきました。
様々なご意見をいただきながらの前進です。
まだまだやらねばならない仕事があります。
今後もよろしくお願いします。
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◆ 江夏正敏(えなつまさとし)プロフィール
1967年10月20日生まれ。
福岡県出身。東筑高校、大阪大学工学部を経て、宗教法人幸福の科学に奉職。
広報局長、人事局長、未来ユートピア政治研究会代表、政務本部参謀総長、
HS政経塾・塾長等を歴任。
幸福実現党幹事長・総務会長を経て、現在、幹事長(兼)政務調査会長。
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◆ 発行元 ◆
江夏正敏(幸福実現党・幹事長(兼)政務調査会長)
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日本の場合、憲法改正には時間がかかりすぎるので、いざとなったら無視して速やかに軍事を使い収束させる
気概、やる気が必要である。
憲法九条を守って日本の国が亡びる愚は絶対に避けるべきである。