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米朝首脳会談は波乱含みの様相  トランプ政権、北の核兵器を米テネシー州に移送要求 

2018年05月16日 21時54分13秒 | 政治・拡散記事・報道・海外

中国・習氏の出席あるのか? 米朝首脳会談は波乱含みの様相 会談の性格が一変する危険も 

2018.5.14
6月12日にシンガポールで開かれる米朝首脳会談に向け、米国と北朝鮮の駆け引きが激化している。
ドナルド・トランプ政権が「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」(CVID)を迫っているのに対し、
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権は「核保有」をあきらめていないのだ。
中国の習近平国家主席が出席するのではとの見方もあり、首脳会談は波乱要素に包まれている…

トランプ政権、北の核兵器を米テネシー州に移送要求 
アメとともにムチも強め…正恩氏はまたも中国に泣きつき… 

ドナルド・トランプ政権が、北朝鮮に突き付けた“武装解除”の手順が明らかになった。
すべての核関連施設を開示させ、IAEA(国際原子力機関)などの全面査察を受け入れさせたうえで、
早期に核兵器を米テネシー州に国外搬出するという。弾道ミサイルや、生物・化学兵器も廃棄させる。
金正恩(キム・ジョンウン)政権は、核実験場廃棄を海外メディアに公開するが、その程度の
「政治ショー」ではトランプ政権はだまされない。正恩氏や北朝鮮高官の相次ぐ中国詣では、
トランプ政権の厳格要求に震え上がって泣きついたのか。
6月12日の米朝首脳会談を見据えて、米国は「体制保証」というアメとともに、
「完全非核化」へのムチも強めそうだ。 

「すべての核兵器を取り除き、解体してテネシー州のオークリッジに移送することだ」
「弾道ミサイル問題も交渉の議題に入っている」「生物・化学兵器についても考えなければならない」
 北朝鮮に「死に神」と恐れられる、ジョン・ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は13日、
ABCテレビの報道番組で、こう述べた。

 オークリッジには、核兵器を保管・廃棄する国立施設が存在している。
韓国紙「ハンギョレ」(日本語版)は15日、「米国が推進した秘密核開発プロジェクトだった
『マンハッタン計画』の中心地」「米国がリビアから持ってきた核物質と関連装備を保管している」と報じた。
 北朝鮮の核廃棄にあたって、ボルトン氏は2003~04年に、リビアのカダフィ政権から
大量破壊兵器放棄を勝ち取った「リビア方式」を提唱している。CIA(中央情報局)など
情報機関主導によって、短期間で大量破壊兵器を海外搬出し、オークリッジに運んだ。

「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」(CVID)の成功例として知られている。
 2回にわたって訪朝し、正恩氏と会談したマイク・ポンペオ国務長官は13日、米報道番組に出演し、
北朝鮮の完全非核化を条件に「体制の保証」を確約した。さらに、「米国は北朝鮮の人々に、
韓国と肩を並べるような真の経済的繁栄の条件を提供することができる」と述べ、非核化に伴う
対北制裁の解除で、米企業による投資を容認する考えを明かした。

 ポンペオ氏の発言は、北朝鮮に対する「アメ」のように映るが、米国は並行して
相当厳格な“武装解除”の要求を突き付けていたようだ。

 韓国紙、東亜日報(日本語版)は14日、《米、北朝鮮に保有核の「第3国搬出」を要求》という
見出しの記事を掲載した。
記事によると、ある外交筋は「ポンペオ氏が平壌(ピョンヤン)で正恩氏に会って、
今後の核開発の中止はもとより以前に開発して保有している核物質とミサイルの国外搬出を要請した模様だ」
と話した。これに対し、北朝鮮は「保有中の核を外に出すことは前例のないことなので、
平壌がまだ明確な返事をしていない状態」(外交筋)という。米国が「核開発のデータ廃棄」や
「技術者の海外移住」を要求しているとの報道もある。

朝日新聞は10日朝刊で、北朝鮮関係筋の話として、「米側は、北朝鮮が行った6回にわたる核実験や、
寧辺(ヨンビョン)核関連施設に関するデータの廃棄を求めている」「核開発に携わった最大で
数千人ともされる技術者を海外に移住させるよう求めている」と伝えた。北朝鮮側は、難色を示しているという。

 トランプ政権の要求は、「核・ミサイル」の廃棄にとどまらない。
 ボルトン氏は過去に出演した米番組で、北朝鮮と議論すべき問題の1つとして、日本人や韓国人の
拉致問題を挙げている。5月の大型連休中に訪米した拉致被害者家族に対しても、NSC(国家安全保障会議)の
マット・ポティンガーアジア上級部長が、米朝首脳会談の目的として、
「あなた方、被害者家族の問題を取り上げることだ」と明言した。追い詰められた正恩政権は再び、中国に泣きついているようだ。

北朝鮮の訪中団が14日、北京入りしたという。
 訪中団には朝鮮労働党の朴泰成(パク・テソン)副委員長が参加しているが、ポンペオ氏と正恩氏の会談に
同席した金英哲(キム・ヨンチョル)副委員長が加わっている可能性も取り沙汰される。
 3月下旬に正恩氏が訪中して習近平国家主席と首脳会談を行ったのを皮切りに、5月初旬にも正恩氏が
大連を訪れ、習氏と面談した。その間、中国からは宋濤党中央対外連絡部長と王毅外相が北朝鮮を訪問している。
中朝の接触は、異常なペースというしかない。
 トランプ政権の強硬姿勢に、正恩政権が半狂乱となっているのか。

 

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