米国「最強の措置」決議案、11日採決を堅持 異例の報道発表
2017年09月09日http://ksmworld.blog.jp/archives/1067414209.html より
【ニューヨーク=上塚真由】北朝鮮による6回目の核実験を受けた国連安全保障理事会の制裁交渉で、米国の国連代表部は8日、当初の宣言通り11日の決議案採決を目指し、同日の会議開催を安保理に要請する意向だと報道機関に発表した。安保理で制裁交渉の最中に日程の方針を示すことは異例。制裁強化に慎重な中国やロシアに圧力をかける狙いがあるとみられる。
米国のヘイリー国連大使は4日、「最強の措置」となる制裁決議案を1週間後の11日に採決したい意向を示した。6日には北朝鮮への石油禁輸や、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の資産凍結などを盛り込んだ制裁決議案を各理事国に配布。米国側の対応を受け、安保理の視察団でエチオピアを訪れていた中国の劉結一国連大使は9日までの訪問日程を切り上げてニューヨークに戻った。制裁交渉に参加するためとみられている。
安保理外交筋によると、米国は決議案の内容を一部譲歩してでも、迅速な採択にこだわっているという。ただ米国は、北朝鮮への石油禁輸を制裁案に盛り込むことを強固に主張しており、中国やロシアとの交渉が難航。石油製品の供給量制限などで、双方が譲歩するかが焦点となる。
また、決議案では、公海での貨物船の臨検のための「あらゆる必要な措置」を許可しており、軍事手段の容認につながるとして中露が反発しているもようだ。
http://www.sankei.com/world/news/170909/wor1709090016-n1.html
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北朝鮮、ヘイリー米国連大使の「ヒステリー発作」で高い代償とどう喝
米国はヘイリー国連大使の発言のために「高い代償」を支払うだろうと、北朝鮮がどう喝した。同大使は北朝鮮が「戦争を求めている」と発言していた。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は8日の論説で、ヘイリー大使の国連での今週の演説について、「ヒステリーの発作」と非難し、米国に報復すると警告した。北朝鮮は3日に6回目の核実験を実施。9日に再び大陸間弾道ミサイルの発射を計画している可能性を韓国が指摘している。
KCNAは、米国がヘイリー大使の発言のために「高い代償を支払わなければならないだろう」とコメントした。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-09-08/OVYRK4SYF01S01
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