「南京」「慰安婦」中国の記憶遺産申請 日本民間団体がユネスコに反論書簡
産経新聞 7月31日(金)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150731-00000067-san-cn
【パリ=内藤泰朗】中国政府が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に南京事件と慰安婦の歴史資料の登録を申請したことを受け、日本の複数の民間団体が30日、パリのユネスコ本部を訪れ、中国側の申請は「捏造(ねつぞう)された資料」に基づくものだとする反論書簡をユネスコ側に提出し、登録しないよう申し入れた。
10月初めに開かれるユネスコの国際諮問委員会で、登録の可否をめぐる勧告が出るのをふまえた動きで、ユネスコの担当者は諮問委員会の委員長に書簡を手渡す意向を示したという。
昨年6月の申請時の文書によると、中国政府は旧日本軍が多くの中国人を殺害したとして、「南京虐殺」と、慰安婦に関する歴史資料を世界記憶遺産に登録申請した。登録されると「歴史的に貴重な資料」と公式に認められ、デジタルデータで保存され、広く一般に公開されることになる。
反論書簡は拓殖大学の藤岡信勝客員教授と明星大学の高橋史朗教授の2人が監修。ユネスコと、勧告を出す予定の国際諮問委員会の各国の専門家14人に宛てて作成された。
書簡は、南京事件は「日中戦争当時、日本軍と戦う中国国民党が日本軍の残虐性と非道さを描くためのプロパガンダ(政治宣伝)として捏造した事実で創作したものだ」と断じている。
また、慰安婦の問題については近年、日米両国の学会で活発に議論が行われている事実を紹介。だまされたり、親に売られたりする犯罪はあったものの、多くの米国の学者らが「戦時下における売春婦だった」との結論に達していることを明らかにしている。
日本の市民団体が慰安婦セミナー、ジュネーブで開催
http://www.sankei.com/world/news/150729/wor1507290030-n1.html
2015.7.29
【ジュネーブ=内藤泰朗】慰安婦問題の真実を欧州で知ってもらおうと日本の複数の民間団体が合同で企画したセミナーが28日、国連機関が集まるジュネーブのホテルで開かれた。ただ一般参加は十人弱で、複雑な問題をアピールする難しさが浮き彫りになった。
「慰安婦は性奴隷ではなく売春婦だ」と題するセミナーで、主催の市民団体「慰安婦の真実国民運動」幹事長、岡野俊昭元銚子市長があいさつ。日本の女性でつくる民間グループ「なでしこアクション」や米テキサス州在住の評論家、“テキサス親父”ことトニー・マラーノさんらが講演した。
参加者から「理解はできたが伝えるのは難しい。欧米の研究者に調査してもらい、学会で議論してはどうか」(国際機関元職員)との意見も出ていた。
「南京・慰安婦」の記憶遺産に日本の民間団体がNO
ねつ造された歴史を遺産にしてはならない
2015.07.31 https://the-liberty.com/article.php?item_id=9989 The Liberty Webより
中国政府が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に、「南京大虐殺」と「従軍慰安婦」の歴史資料を登録申請している問題で、日本の民間団体が30日、パリのユネスコ本部を訪れ、反論書簡を提出した。31日付産経新聞が報じた。
記事によると、この反論書簡は、拓殖大学の藤岡信勝客員教授と明星大学の高橋史朗教授の監修の下、民間団体が作成したもの。中国の申請はねつ造された資料に基づいていると指摘し、南京大虐殺は「日本軍の残虐性と非道さを描くためのプロパガンダ」であり、日本軍による慰安婦の強制連行はなく、慰安婦は「戦時下における売春婦だった」と訴えている。
幸福実現党は3回にわたり、ユネスコに申入書を提出
これまでの学術的な研究により、南京大虐殺や慰安婦の強制連行などはなかったことはすでに明らかにされている。しかし、こうした日本の見解を世界に発信する動きは不十分だった。今、国際舞台において戦後失われた日本の誇りを取り戻す動きがようやく始まっている。
この問題については、すでに幸福実現党が、4月8日、5月26日、7月15日の3回にわたり、パリのユネスコ本部を訪れ、中国の登録却下を求める申入書を提出している。
7月に提出した申入書には藤岡氏、高橋氏を含め、国内外の有識者57人が賛同者として名前を連ねている。6月10日には、幸福実現党の釈量子党首らが都内の日本外国特派員協会で記者会見を開き、中国の申請に抗議した。
こうした追及が功を奏したのか、ユネスコ関係者によると、記憶遺産登録に向けた事前審議で、「南京」「慰安婦」資料には問題があると判断されているという。10月上旬にアラブ首長国連邦の首都・アブダビで最終審議が行われ、その後、ユネスコ事務局長が登録可否の最終判断を下す。
ウソに基づく資料を世界記憶遺産に認定してしまい、中国の反日運動に加担することになれば、国際平和の促進を目的とするユネスコの名折れでしかない。ユネスコには賢明な判断を願うとともに、日本政府としても、国をあげて、この問題解決に向けた具体的な動きをとることを求めたい。(冨)
【関連記事】
2015年9月号記事 「問題がある」とユネスコが判断 - 「南京」「慰安婦」資料が最終審議で焦点に - The Liberty Opinion 1
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9954
Web限定記事 幸福実現党が会見 中国のユネスコ記憶遺産への不正申請に抗議
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9742
2015年8月号記事 「第六師団を貶める記憶遺産への登録をやめてほしい」 - 南京戦の生存者が訴え - The Liberty Opinion 1
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9823
Web限定記事 パリのユネスコ本部で、幸福実現党が「南京・慰安婦」記憶遺産登録の却下を申し入れ
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9702
参考
https://twitter.com/MR_DIECOCK テキサス親父日本事務局
ユネスコ記憶遺産 「南京大虐殺」資料は 歴史のねつ造だ - 幸福実現党が中国に「待った!」
- 戦後70年 日本の誇りを取り戻そう
2015.03.27 http://the-liberty.com/article.php?item_id=9361
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