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米軍の対中国「エア・シー・バトル」構想はサイバー攻撃で撃沈される?

2014年12月31日 01時22分17秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

           

米軍の対中国「エア・シー・バトル」構想はサイバー攻撃で撃沈される?

ここ数年、米軍は「エア・シー・バトル」構想というものを打ち出している。これは、空軍、海軍、

陸軍、宇宙軍、サイバー軍などの相互連携を深め、「接近阻止・領域拒否」(A2/AD)能力を

高めている「仮想敵」に対抗するためのものだ。

 

米軍は、この構想は特定の国に向けられたものではないとしているが、明らかに中国を

意識していることが伺える。

 

中国のA2/AD能力は、対艦ミサイル、衛星破壊、潜水艦などで、有事の際に米軍を中国本土

やその他の戦域に近づけないことを、その目的としている。「エア・シー・バトル」はA2/ADに

対抗するために、例えばサイバー攻撃で相手の制御システムを無力化し、その間に空軍・海

軍による領域侵入を行うなど、多方面にわたる連携を前提とするものだ。

 

しかし、米ナショナル・インタレスト誌はこのほど、「エア・シー・バトル」構想が

サイバー攻撃によって、無力化される恐れがあると指摘した。

 

もし、サイバー攻撃によって味方の通信・衛星・ネットワークが無力化されてしまった場合、

実際に現場で動いている軍は「目」や「耳」を失い、窮地に立たされる。

 

また、たとえ軍は大丈夫でも、本国で民間のシステムが狙われることもあり得ると同誌は

指摘する。最近、ソニーがサイバー攻撃に遭い、大量の個人情報や未公開映画などが

流出した。もし発電所、交通機関、情報機関などが麻痺した場合、その損害は計り知れない。

 

同誌は、サイバー・ディフェンスに力を入れるべきだとしているが、現段階で、

ネットワークや制御系を完璧に防衛することは不可能であることも認めている。

 現代は、システムの上にシステムを積み重ねた高度な社会であり、それだけに「弱点」と

呼べる箇所も多い。携帯はネットワークなくしては作動せず、ネットワークは発電・送電

システムが落ちれば成り立たず、発電・送電システムは制御系システムによってコントロール

されている。どれか一つ落ちただけで、通信は成り立たなくなるのだ。

 

日本がサイバー攻撃を受けて通信・衛星などが無力化された場合、連絡や監視がままならず

気付いたときには既に侵略されていたなどということもあり得る。 

高度に進化した社会である日本も、サイバー空間の防衛に力を入れるべきである。(中)

 

【関連記事】

2013年8月号記事 5.防衛・外交 2013年参院選 幸福実現党が自民党よりスゴい5つの理由

http://the-liberty.com/article.php?item_id=6224

 

2014年12月21日付本欄 ソニーが北朝鮮のサイバー攻撃で映画公開中止 サイバー空間の防衛は大丈夫?

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8964

 

2014年8月15日付本欄 サイバー人材、人不足 すでに血が流れている「第五の戦場」

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8280


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (泣き虫ウンモ)
2014-12-31 20:45:27
システムの上にシステムを築いたということは、土台になるシステムを頑丈にすれば良いわけだ。

電気文明なので、デジタルな部分を更に強化するか、アナログ的な部分を取り入れるかかなぁ。

まぁ、それこそ未来科学ですが、日本全体を攻撃から防ぐというか、覆うような手法がないのかなぁと考える次第ですね。
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