http://news.livedoor.com/article/detail/10740078/ より
【習近平訪英】習近平主席に英BBC記者が会見で皮肉たっぷり質問
「英国民は人権に問題を抱えた国とのビジネス拡大をなぜ喜ばなければならないのか」
2015年10月22日 22時39分 産経新聞
【ロンドン=内藤泰朗】英国を公式訪問している中国の習近平国家主席は21日、キャメロン英首相と総額7兆円超もの巨額契約を結び、中英両国の蜜月ぶりを見せつけた。
だが、言論の自由を掲げる英国メディアでは、人権や民主主義の価値を共有していない中国との関係深化を懸念する声が高まっている。巨額契約締結後に行われた両首脳の短時間の共同記者会見で、その不満が爆発した。
「習主席、英国民は、民主主義がなく、不透明で人権に大きな問題を抱えた国とのビジネスが拡大することを、なぜ喜ばなければならないのでしょうか」
キャメロン氏に指名された英BBC放送の女性記者が21日、いきなりこんな質問をぶつけた。
キャメロン氏はこれに苦い表情で、「人権か、ビジネスかという質問の前提にはまったく賛成できない。5年、首相を務めて思うのは、両方が重要だということだ。経済関係が強固になれば、双方の関係も深まり、それ以外の問題でも率直な議論ができるようになる」と反論。隣の習氏の方を見ながら、同じ内容の発言を繰り返した。
中英関係は、キャメロン氏が2012年、中国政府が敵視するチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と会ったことで悪化。痛い思いをしたキャメロン氏は近年、中国の人権問題に関する批判を封じて実利外交に転換している。
習氏はこの後、「われわれは現実に即した人権発展の道を見つけた。人権は大切であるが、世界を見渡せば、すべての国で改善が必要な状況にある」と述べ、はぐらかした。
次いで、中国人記者が経済に関して質問。約20分弱の会見は、この2問の質問で終わった。
不満が残る英国人記者は「時間が限られているとはいえ、あまりにひどい内容だ。英国民の不安だけが高まった会見だと思う。おカネが欲しいあまりに、われわれは早くも中国化してしまったのか」と皮肉たっぷりに語った。
習氏が宿泊したエリザベス女王の居城、バッキンガム宮殿の前では、巨大な赤い中国国旗を掲げた習氏の訪英を歓迎する人たちと、チベットなどでの人権弾圧に抗議する人たちがそれぞれ集まり、歓迎と抗議のラリーを展開した。
英BBC放送は「中国政府に雇われたとみられる親中派の人たちが、反中派を赤旗でブロックし、習氏の目に入らないようにしている」と伝えた。
SNSより
中国政府から英国の五毛党に荷物が届いています
これを着て、ロンドンに来た習近平を歓迎するように
訪英の中国国家主席、女王の晩さん会に出席 周辺では抗議活動も
- 10月21日 10時47分 提供元:AFPBB News
- http://news.so-net.ne.jp/cgi-bin/nw04100UpPhoto.cgi?oid=172292&id=1162660
![英ロンドンで、国賓として訪英中の中国の習近平国家主席夫妻を歓迎する式典で、中国国旗を掲げる活動家らに囲まれながら、チベットの旗を掲げて抗議活動を行う男性(2015年10月20日撮影)。©AFP=時事 英ロンドンで、国賓として訪英中の中国の習近平国家主席夫妻を歓迎する式典で、中国国旗を掲げる活動家らに囲まれながら、チベットの旗を掲げて抗議活動を行う男性(2015年10月20日撮影)。©AFP=時事](http://news.so-net.ne.jp/photos/19/3063739/img_d46b8f1f6f2cb7f35bd22d623ad9b0331099218.jpg)
【http://news.so-net.ne.jp/article/detail/1162660/
AFP=時事】英国を国賓として訪問中の中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は20日、バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)でエリザベス女王(Queen Elizabeth II)が主催する公式晩さん会に出席した。
晩さん会には、ウィリアム王子(Prince William)と妻のキャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)、デービッド・キャメロン(David Cameron)英首相とジョージ・オズボーン(George Osborne)英財務相、習国家主席の妻、彭麗媛(Peng Liyuan)夫人、中国政府の高官ら、計170人が出席。
習国家主席は高級車に乗って宮殿に到着した際、周辺には中国の国旗を手にした支持者ら数千人が集まっていたが、一方で、中国の人権侵害を非難する約200人の人々が野次を飛ばしたり、プラカードを掲げたりした。
【翻訳編集】AFPBB News
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