http://news.livedoor.com/topics/detail/12908242/
中国主席、異例の軍事力行使容認=シリア攻撃に「理解」
2017年4月8日 10時4分 時事通信社
- 米国務長官は7日、習近平国家主席がシリア攻撃に理解を示したと明かした
- 中国首脳が他国への軍事力行使を容認する発言をするのは極めて異例
- 習主席は「子どもが殺害されているときにそうした対応は必要」と述べた
【パームビーチ時事】ティラーソン米国務長官は7日、中国の習近平国家主席がトランプ大統領との首脳会談の席でシリア・アサド政権への軍事攻撃について知らされた際、「子供が殺害されている時にそうした対応は必要だ」と述べ、「理解」を示したと明らかにした。中国首脳が他国への軍事力行使を容認する発言を行うのは極めて異例だ。
トランプ氏は6日夜に行われた夕食会の終盤で習氏に対し、シリアへの攻撃を実施したことを伝達。アサド政権が化学兵器で女性や子供を殺害したことへの対抗措置であるとの理由を説明し、発射した巡航ミサイルの数も伝えた。習氏はトランプ氏が情報を提供したことに感謝の意を述べたという。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-04-08/OO2ELH6TTDS001
米中首脳、初会談終える-互いを知る機会だったと米側説明
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貿易に関する協定や北朝鮮巡る方針などの発表はなかった
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中国は貿易黒字削減への関心を表明した-ロス米商務長官
トランプ米大統領は7日、中国の習近平国家主席との2日間に及ぶフロリダ州での会談を終えた。世界1、2位の経済大国を率いる両首脳が互いを知る機会となった、と米政府当局者は説明しているが、会談の成果はそれだけだったのかもしれない。
トランプ大統領が所有する会員制高級リゾート「マールアラーゴ」での米中会談の裏で、米国はシリアが化学兵器で多くの民間人を殺害したとし、巡航ミサイルによるシリア攻撃を断行。会談終了後も貿易や投資に関する協定の発表はなく、北朝鮮の核開発に対処するための合意や南シナ海の緊張緩和に向けた方針も示されなかった。
ムニューシン米財務長官は記者団に対し、「われわれは非常に似通った経済的利益・関心を持っており、中国側が協力を明らかに望んでいる分野もある。われわれの目標は中国への輸出を増やすことだ」と述べた。
ロス米商務長官は、「最も興味深かったのは中国側がマネーサプライとインフレへの影響を理由に貿易黒字削減への関心を表明したことだ。中国側がそうしたことを言うのを私は初めて聞いた」と話し、両国が貿易について協議する「100日計画」の策定で合意したと発表。ただ、詳細はほとんど明らかになっていない。
トランプ大統領は6日、習主席がフロリダに到着する直前、シリア攻撃を命令。北朝鮮を巡り米中間の緊張が高まる中、国際社会のルールに従わない政権に対しては、米国による単独行動も辞さないとの意思を示した。
北朝鮮問題
ティラーソン米国務長官は、北朝鮮問題での緊張を「解消するために話し合われた包括的合意のようなものはない」としながらも、状況が「非常に深刻な段階」に達しているとの点で習主席が同意したと語った。
両首脳がそろった公の場でのシリア攻撃や北朝鮮への言及はなく、首脳会談の中心議題だったとみられる貿易などの問題に触れることもなかった。トランプ大統領は7日、米中代表団との会合で、「習主席と私が築いた関係は特別なものだと思っている。極めて悪化する恐れのある多くの問題がなくなっていくと考えている」と述べた。
習主席はトランプ大統領の歓迎に感謝の意を示し、今回の会談は米中関係を促進させるという目的を果たしたと説明。通訳を通じ、「長時間にわたる深いコミュニケーションを持つことができた。より重要なことは、われわれが理解を深め、ある種の信頼を築いたということだ。まずは実務的関係、それに友情関係を築けた」と語った。ティラーソン国務長官によれば、トランプ大統領は習主席の求めに応じ、年内に中国を訪問することで合意した。
ウェスチングハウス
東芝傘下の米ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)が破産法適用を申請したことを受け、トランプ政権は中国の投資家がWHを買収する可能性を警戒し、米国または同盟国企業の買い手を探そうとしている。
両首脳がこの問題に触れることはなかったが、ロス商務長官は「われわれは非常に注意深く見守っている」と表明。ムニューシン財務長官は「そうしたいかなる取引」であれ、対米外国投資委員会(CFIUS)による審査が必要となるだろうと指摘した。
対米投資に絡んだ安全保障問題を扱うCFIUSは、海外投資家への米企業売却を阻止することができる。
原題:Trump-Xi Summit’s Top Accomplishment: Getting to Know Each Other(抜粋)
中国、2月に米国産原油の最大の購入国に-米輸出は過去最高を記録
http://www.msn.com/ja-jp/money/news/
中国がカナダを抜き、2月に米国産原油の最大の購入国となった。石油輸出国機構(OPEC)は減産を進めている。
米国勢調査局が4日発表したデータによれば、中国の2月の米国産軽質原油の輸入は808万バレルと、1月の水準の約4倍に増加。米国の輸出は2月に過去最高の3120万バレルに達した。略。世界のエネルギー輸出国の経済に打撃を与えている原油供給過剰の解消に向けOPECが生産を削減する中、サウジアラビアなど中東の産油国が長期にわたって優位に立っていたアジア市場への米国産原油の輸出が増えている。米国産原油との競合が激しくなる中、サウジは4月のアジア向け原油の一部を値下げした
トランプ氏よ朱に交わるな【痛快!テキサス親父】トランプ氏には、共産主義者と会談するときのアドバイスとして「犬と寝ると、ノミとともに目が覚める」という言葉を贈りたい。
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