理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

マスコミで報道されないような
情報と日記です(^▽^)/
世界と日本の危機を伝える・・

ロシア伝道ネットワーク (RDN)NO.80号

2012年06月08日 18時14分12秒 | 幸福の科学 宗教 宇宙 UFO 霊(スピリチャル)

ロシア伝道ネットワーク (RDN)NO.80号

                    

転載、させていただいた記事です

2012/06/08

   (*^o^)/\(^o^*)

みなさん、こんにちは。ズドラーストヴィチェ!
Здравствуйте!\(^o^)/

小林館長から、最近のプーチンの動きに関しての解説記事
をいただきました。\(^o^)/

_φ(^^)!!!

+☆+★+☆+★+☆+

 『プーチンの心理の読み方:~ロシアとの付き合い方講座~』

 今月の5日、
「ロシアのプーチン大統領が中国を訪問し、胡錦濤主席と会談して、
今後両国間で、軍事的協力、経済的協力を緊密にすると約束した」
と報道されたことから、複数の方より、
「『プーチンの霊言』で言われていたことと違うように見えますが、
どう考えたら良いのですか」という質問を受けましたので、

「国際政治の読み解き方、マスコミの表面的な報道に惑わされずに
真実をつかむ方法」について、少し解説をしておく必要があるように
感じ、急遽(きゅうきょ)、ニューズ・レターに
一本寄稿することにしました。

 この件について、日本の読者にとって真実が少し見えにくく
なっている理由が、日本のマスコミと欧米のマスコミの双方に、
それぞれ存在します。

まず、日本のマスコミ事情の方からお話しますと、通常、
中国報道等に関しては、「中国寄りの朝日、毎日、NHK等
vs.保守系の読売、産経など」という構図があって、
それを念頭に入れながら記事を読むと、
「書き手の意図も勘案した記事の理解」ができるのですが、

これがロシア報道になりますと、いつもは相対的には頼りになる
読売、産経などの記事であっても、
「大局観とバランスを欠いた記事が散見される」
(全てとは言いません、中には大局観のある記者もいます)
という事情が、実は存在します。

これは、
「民族主義的な意識(簡単に言えばロシア嫌い)が強すぎるために
(特に北方領土に関して等)、マクロの視点が
少し分からなくなっている」のが原因であると思われます。

(これについては後述。)

 一方、いつもは中国報道等に関して、"中国政府に遠慮しきり"の
日本のマスコミの報道内容を補正する意味で、頼りになる
欧米系メディア(BBC、ニューヨーク・タイムズその他)で
あっても、これも勿論(もちろん)すべての記事とは言いませんが、

ロシア報道になると、冷戦以来のワンパターン思考
(アメリカ善玉vs.ロシア悪玉)から未だ抜け切れず
、"条件反射的"にロシア(旧ソ連)を批判する記事が、結構
飛び交ったりするので、一層、事態の本質を見えにくくしています。
ということで、ロシア関連については、
「本質を突いた報道が少ない」
という前提で、マスコミのニュースを観る必要があるのですね。


プーチンの側から見てみると…


一般に、日本(のマスコミ)は、視野が狭くて、
「自分の側からしか物事を観ない」傾向があるので
(キツクてスミマセン、でも事実なので)、
その結果、相手の意図(真意)を理解できていないことが、
ままあります。

本件にそれを当てはめますと、
「プーチンは、日本を袖(そで)にして、中国と仲良くしようとしている」
と、まるで「お妾(めかけ)さん同士のケンカのような」
報道をしますが、

「ロシア(プーチン)の側からはどう観えているのか」
ということを、もう少し洞察する必要があります。

この件に関しては、プーチン(ロシア)の目は、日本に向いているわけ
でも中国に向いているわけでもなく、実は、アメリカの方を
向いているのです。

今、ロシアは、アメリカとの間で様々な案件を抱えています。

例えば、
(1)「非人道的な殺戮(さつりく)を繰り返す中東の独裁国家シリアを、
ロシアは結果的に支えている」とアメリカから非難され、

(⇔本心では徐々に手を引きたいが、過去からの
経緯があるので、少し時間がかかる)

(2)欧州では、ミサイル配備等で、ちょっと隙(すき)を
見せると、アメリカにつけ込まれる

(⇔「先に仕掛けてきたのはアメリカじゃないか」と
プーチンは言いたい)

(3)先のロシア大統領選挙では、「プーチンに不正行為があった」
とアメリカから散々非難された、

(⇔「プーチン反対派のやっているキャンペーンを
アメリカが援助している」とプーチンは本気で疑っている。
確かに都市部では反対派のデモがあったが、
「それ以外の地域(農村部等)では圧倒的支持を得た」
というのが、プーチンの自信の根拠。)


特に、最後の点(3)は、自分の支持者への姿勢もあるので、
簡単にアメリカに妥協するポーズを見せられないという事情が、
プーチンの側にはあります。

実は、自然体で行くと、プーチンの大統領就任後の最初の訪問国は、
アメリカになるはずだったので(国際会議の日程の関係上)、
「それではあまりに具合が悪い」、
「アメリカがつけあがって、ロシアにふっかけてくる」
と読んで、わざとアメリカ訪問の前に中国への訪問を先に入れ、
「対中親密のポーズを取った(アメリカを牽制した)上で、
アメリカとの交渉を有利に運ぼうとした」

というのが、実は「プーチンの意図(真意)だった」

ということは、専門家の間では常識になっています。

ですから、『プーチンの霊言』に出てくる「彼の本心」とは、
何ら矛盾してはいないのですね。

もちろん、日本(欧米)のマスコミの中にも、
「そこまで読み切っている人」がいない訳ではないのですが、

残念ながら、
「"記事の見出しを付けている様な人達"の中には、そのような
見識はなかった」(失礼!)

のも事実なので、皆様がやや混乱するような報道振りが、
世の中にあふれていたわけなのです。

 以上、やや専門的な説明になりましたが、簡単に
“やまと言葉”で一言で言うと、
「アメリカの揚げ足取りをかわすために、中国をダシに使った」
というだけの話で、ガタガタ騒ぐような話ではありません。

御参考までに申し上げますと、ロシア関係の専門家の書籍には、
ひととおり目を通しましたけれども、今、述べたような見識を
示している(i.e.総裁先生の御考えに近い)のは、
先生の御法話にも度々登場している、「元外務省の佐藤優氏の著作」
だと思われます。


御興味のある方には、推薦できる内容です。(了)

 

 

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1 コメント

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Unknown (degu)
2012-06-08 23:00:06
この人はなにが言いたいのか解らん

プーチンにあの本を渡せばそれで済む。
っでしょ?(..)
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