◆発足した朴槿恵新政権は韓国の「踏み絵」
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リバティニュースクリップ 2/27 転載
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韓国で25日、朴槿恵(パク・クネ)新大統領が就任し、国会議事堂前で就任演説
を行った。
演説で朴大統領は、「第2の漢江の奇跡を起こす」と述べ、科学技術とIT産業
を土台に新たな高度成長を創ると訴えた。巨大財閥の輸出に頼った経済構造で
、国民の所得格差が問題になる中で、中小企業や雇用創出といった
「経済の民主化」にも力を入れる。
外交分野では北朝鮮の核実験を「民族の生存と未来に対する挑戦」と批判。
抑止力を強化しつつ、対話の道を探ると述べた。日米中ロなどと信頼関係を
築くとしたが、日本との歴史問題や竹島については触れなかった。
朴氏は、高度成長を創りながらも暗殺された、朴正煕・元大統領を父に持つ。
母親も凶弾に倒れたが、その後はファースト・レディーの役目をこなした。
カーター米大統領が訪韓した際には、アメリカ側が検討していた在韓米軍撤退
を思いとどまらせることに成功している。父暗殺の報を耳にした際に、混乱に
乗じて北朝鮮が攻め込む可能性が頭をよぎり、とっさに「南北休戦ラインは
大丈夫ですか?」と言ったのは有名なエピソードだ。
生前の朴正煕大統領は、「おまえたちがどこかの省の長官(大臣)だったら、
どんな政策をとるか言ってごらんなさい」と、時折娘たちに話しかけたと言う
(『絶望は私を鍛え、希望は私を動かす』朴槿恵著)。父のそばで、国の
リーダーとしてのイロハを学び取って育った朴槿恵・新大統領は、まさに
選挙で訴えた通りの「準備された大統領」と言える。
一方で、朴新政権は韓国にとっての「踏み絵」とも言えるだろう。政権発足時
の支持率は、閣僚人事の取りまとめが難航したこともあり、44%と異例の低水準
になっている。日本軍の軍人だった朴正煕元大統領が民主化運動を弾圧した
ことで、「親日」と「軍事独裁」という父親のイメージが娘にも付きまとい、
今後足をすくわれる恐れもある。
竹島に不法上陸した李明博大統領の政権末期の韓国は、日本よりも中国との
関係を強化する動きが続いた。しかし、北朝鮮によるミサイル発射や核実験に
よって、国を守るために真に連携すべきは日本であることが明らかになっている。
日米との連携を深め、北朝鮮の蛮行を阻止するよう、韓国世論は新政権の背中
を押せるのか。「親日」のレッテルを背負った朴政権は、韓国の命運をかけた
踏み絵である。(呉)
【関連記事】
2013年2月22日付本欄
韓国・李明博大統領の側近らが日本への非礼に"反省の弁"
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5637
2013年2月16日記事
「"第2次朝鮮戦争"が勃発!?」エドガー・ケイシーによる衝撃の未来透視リーディング
http://the-liberty.com/article.php?item_id=5612
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盗難仏像、日本への返還差し止め 韓国裁判所
2013.2.26 22:32 [韓国]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130226/kor13022622330008-n1.htm
昨年10月に長崎県対馬市の神社や寺から盗まれた仏像2体が韓国で回収された
問題で、韓国中部の大田地裁が26日、うち一体について、韓国政府による
日本への返還を当分差し止める内容の仮処分決定を出した。聯合ニュースが
伝えた。
日本政府は文化財不法輸出入禁止条約に基づき仏像の返還を求める方針で、
韓国政府や裁判所は条約履行と仮処分決定の順守義務のどちらを優先するか
検討を始めたもようだ。
(。´Д`)
泥棒しても盗品を返さない・・・・。
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