http://news.livedoor.com/article/detail/13101678/ より
清水富美加が幸福の科学に出家後、初めてのインタビューに答えた
幸福の科学が設立した芸能事務所に所属し、女優としての「再起動」を宣言
「すでに6本の企画があり、いずれにも出演する予定です」と明かした
「ちょっとドキドキ」幸福の科学に出家した清水富美加さん独占インタビュー ふっくら女優再起動宣言「ネットだけは見るように」
女優の清水富美加(しみず・ふみか)さん(22)が、産経新聞のインタビューに答えた。
今年2月に宗教団体「幸福の科学」に出家して「千眼美子(せんげん・よしこ)」の法名で活動すると表明して以降、マスメディアに登場するのはこれが初めて。一時期体調を崩したというが、頬もふっくらと、そしてつやつやと輝き、芸能活動も続けたいなど女優としての今とそして未来を語った。(聞き手 文化部 石井健)
外に出るのが怖かった
「ちょっとドキドキしています。2月以降、取材を受けるのは、これが初めてなので。いやあ、緊張する」
《清水さんは、2月上旬、体調不良のため出演番組を相次いで休んだ。芸能界を引退し、宗教活動に専念すると報道された。同月中旬には自著「全部、言っちゃうね。本名・清水富美加、今日、出家しまする。」(幸福の科学出版、1200円+税)を出版。そこに至る経緯を書いた。また、「引退ではなく休業」と説明。ただ、メディアには出てこなかった》
--この間、どう過ごしていたのか?
「家にいることが多かったかな。(出家宣言で騒がれて)以前より自分の存在が知られてしまったので、外に出るのがちょっと怖くて、スーパーマーケットにお買い物にいくことぐらいしか外出はしませんでした」
「何をしていたかというと、本を読んでいました。政治や経済のことも知っておいたほうが良いのかと、(ジャーナリスト)池上彰さん著作などを。世の中をより良くしていこうという目的が出家活動の中には入っていますから、政治や経済のことも知らないといけない。新聞も購読しないと」
「人生をどうするかの選択をし、今までとは違う世界に入っていくことになりました。いろんなものが新鮮で、その分、この足かけ4カ月は長く感じましたね」
--体調を崩したとも
「崩していた時期もありましたが、今はもう…。あ、逆にどういうふうに見えますか?」
--元気そう
「はい、そうなんです。ふふふ。体力に限界がきていたのは事実です。2月から、さまざまな対応は弁護士さんにお任せして、休ませていただいていましたが、今はもう元気です」
22歳の決断
--現在、22歳。14歳でデビューしてから積み上げてきた芸能界でのキャリアを、いわば捨ててしまう決断を下した
「周りの反響を見たり、それまでお世話になった方々のことを考えると簡単なことではありませんでした。やむを得なさと自発的な思いとが相まってのこと。よかったのだと思っています」
--周囲の反響
「2月以降、周りから私がどう見られているのかなあ、ということが気になっていました。一方で、ちょっとニュースやネットを見るだけで私に関する情報にあふれていて、ある種の怖さのようなものを感じもしました」
--インターネットは、見ていた
「ツイッターをやっているので、『誰が何を言っていた』とか、『こういう意見がありますよ』っていうことは、嫌でも情報として入ってきます」
「それ以上に、自分の選択を、世間の人はどう思っているのか。以前お仕事を一緒にさせていただいたり、お世話になったりした方々が、どういうご意見をお持ちなのか。そこはやっぱり聞くべきだという考えから、インターネットだけは見るようにしていました」
--2月以降、最大の変化は
「なんか、自由。自由、自由。この間でいちばん変わったことといえば、私は自由になった、ということです」
「もう1つ挙げるとすれば、“ありがたみ”を感じるようになったことでしょうか。今はお仕事が1回ストップした状態。これまで仕事をさせていただいた、さまざまな方々のお力を客観的に考える機会にもなり、ありがたみ、みたいなものを感じていました」
身を削りすぎたことも
--休んでいた間に、いわば“生まれ変わった”
「変わった。ただ、お世話になった方には、自分の成長する姿をお見せすることで恩返しをしたい、という私の考え方は変わらないです。むしろ、より意識してこれから先は、やっていきたいなと思っています」
「なんのために仕事をしているのかを見失いかけたこともありましたが、これからは仕事は自発的に、かつ目的意識を持ち、視聴者の方の存在をより意識し、楽しく臨みたいです」
--いささか、生真面目過ぎるきらいも
「私と一緒に仕事をしてよかった、と思われたい。そういう責任感のようなものがあるといいますか。そのために、どこまで自分の身を削るか。そんな日々でした。ところが、削りすぎた揚げ句、誰の意思で削っているのだろうと迷いはじめてしまった。なんか…私、一見ふざけているようでいて、大真面目ですよね」
女優“再起動”で恩返しをしたい
--今後は
「5月23日に幸福の科学が新たに設立する芸能事務所に所属することになりました。映画の製作にも携わりながら、出演もどんどんしていく方向です。具体的にはすでに6本の企画があり、いずれにも出演する予定です」
「また、もしも私を使いたいと言っていただけるのなら、幸福の科学とは関係のないテレビドラマ、バラエティー番組、映画でお役に立ちたい」
「私は芸能界を『引退』したのではなく、今日から『再起動』。ただ、今しばらくは、体調を見ながらになりますので、ちょっとずつ。うん。ちょっとずつ、やっていけたらいいかな」
「見る人々に笑顔になってもらえる作品であったり、生きていくのに前向きなメッセージを含んでいる作品には、積極的に携わっていきたいです。人を元気にする、笑顔にする。これは1人の役者としての役目だと思うので」
「恩返しをしたい。この気持ちは、思い過ぎたら負担になる。でも、思うものというより、思わされるものなんです。そして、この気持ちがあれば、私はもう『死にたい』なんて考えなくなりますよね」
--とはいえ、これまでとは環境が変わるかもしれない
「多分、“風当たり”は強いでしょう。無風状態じゃないでしょう。大変かもしれないですが、頑張ろう。頑張る姿が何かを生む、と今は思っています。プラスのことはもちろんプラスに、マイナスことさえプラスに転じていく。どんな意見も自分が強く生きていくための成長材料だと今は思っています」
◇
清水富美加 しみず・ふみか 1994年12月2日生まれ。東京都出身。女優。清水富美加は本名。2017年2月、宗教団体「幸福の科学」への出家を宣言。千眼美子(せんげん・よしこ)の法名で宗教活動を行うことを明らかにした。同教団の「出家」とは、教団職員として働くこと。女優としては5月20日に、所属していた芸能事務所との契約が満了に伴って終了。同23日からは教団が新設した芸能事務所に所属し、芸能活動を再開。
清水富美加、新事務所で「二足のわらじ」
「幸福の科学以外」の映画にも
「幸福の科学」に出家した女優の清水富美加さん(22)が、法名の「千眼美子(せんげんよしこ)」名義で、教団系列の芸能・制作プロダクション「ARI Production(アリ・プロダクション)」に所属すると、2017年5月23日発表された。
教団の担当者によると、同事務所では映画の製作を計画しており、清水さんの出演も予定されているという。
専属契約の正式終了発表の直後
清水さんは2月に「幸福の科学」への「出家」のため、所属していた芸能事務所レプロエンタテイメントからの退所などを宣言、5月20日には、専属契約の正式終了が発表されていた。
清水さんが所属する「ARI Production」は、教団の芸能企画部門として2016年に発足し、今回、5月23日に株式会社として正式に発足、清水さんを含め10人が所属するという。幸福の科学では、大川隆法総裁の長男・宏洋氏が代表を務める「ニュースター・プロダクション」を芸能事務所としてすでに擁しているが、広報担当者は、
「幸福の科学グループとして現在、6本の映画の製作を予定しており、1つのプロダクションでは賄いきれないことから、新たに新事務所を立ち上げることとなった」と説明する。
また、大川総裁の次女である愛理沙氏が企画担当アドバイザーとして参加するという。
広報担当者によれば、清水さんは「ARI Production」が製作する映画に出演予定で、今後は「出家者(教団職員)」とタレントの二足のわらじを履いて活動することになるという。また、幸福の科学以外の映画についても、作品の内容によっては出演する方向だと説明した。
清水さんの芸能活動再開をめぐっては、23日夕方に産経新聞がウェブ版で「独占インタビュー」を掲載している。また22日には、大川総裁との対談本『公開対談 千眼美子のいまとこれから』を6月2日に刊行すると発表されたばかりだった。
「清水富美加」さん、新しい芸能プロダクションで活動を再起動 2017.05.23
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