昨日、明治記念館にて、「沖縄で何が起きているのか」と題して、ロバート・エルドリッヂ博士(元在沖縄米軍海兵隊政務外交部)と共に講演・対談をいたしました。
エルドリッヂ博士からは、私達が知らない真実の「沖縄問題」を語っていただきましたが、翁長県政が始まって以来、辺野古移設反対のみならず、琉球独立論まで飛び出す沖縄の状況への危機感は、かつてないほど高まっています。
最近は、百田尚樹氏の発言が注目されていますが、その沖縄メディアのあり方に決定的な一石を投じ、海兵隊を解雇されることとなったエルドリッヂ博士は、まさに「青い目のサムライ」であり、心から尊敬するお一人です。
対談の中で、エルドリッヂ博士からは、地政学的に見た沖縄の重要性や沖縄の危機についてばかりでなく、日米関係を「結婚」という形で表現され、建設的な日米の未来をどうして行くべきか具体的なアイデアも含め、提言されました。
今後、様々なメディアでも発信される予定とのこと。日米の未来を拓く研究に期待が高まります!
本日は会場に多くの方にご参集いただきました。心より感謝申し上げます。
これから訪れるであろう日本の危機について話しているとき近代史について渡部昇一先生の名前を挙げたところ、存じ上げないということでした。専門はインテリジェンス分野ということで畑違いでしょうが此方がビックリしました。話しの終わりがけに、戦前の教育を受けた人達が社会の一線を退くと、明治から終戦まで「和魂洋才」で来れた日本は、戦後教育の甲斐があって「無魂無才」のかたまりになってしまうと私はいいました。日本の社会から精神的支柱がなくなってしまうと。修身というかちゃんとした道徳規範を身に付けた人達が居なくなる訳ですから。しかし…、次の日本の背骨になる新しい宗教はもう生まれてますよ、いま政党を持ってるところじゃないですよ、「其れはそうでしょう、私も其れは判ります、で、其れは何処なんですか?」、それはちょっといまここでは言えません。…嗚呼…、結局言えず仕舞いでした。
大東亜戦争開戦前に、石油調達の方策を模索していた山本五十六元帥は、海水から油を採るというトンデモ話をする男にも会って話を聞いたという。国事に関して先達は労を惜しまなかったようだ。……私のようなバカ男の蒔いた種はエリートの目には留まらない。水をやる人も居なさそうだ。けれども何かの足しになるかとも思って書いてみました。