ナポレオン・ヒル「悪魔を出し抜け!」より抜粋
ご参考までに、転載させていただきます
ナポレオン・ヒル「悪魔を出し抜け!」より抜粋
★悪魔の答えより★
「人間の意識をコントロールするのに最も適した道具は恐怖だ。
人間の意識に恐怖の種を植え付けると、やがてその種が芽を出し成長する。
そうやって、恐怖が占拠した空間を私がコントロールするのだ。
恐怖の中でもとりわけ次の6つが最も効果が高い。
貧困、非難、病気、失恋、老い、そして死への恐怖。」
「私は、無知、迷信、狭量、恐怖のあるところでは大いに繁栄することが
できる。しかし、自分の頭で考え、明確な知識をもとに明確な計画を
たてるような人間の意識の中では生き永らえることはできない。」
「私が人間に使う最大の武器は、二つの秘められた原理からなっている。
その原理によって私は人間の意識を支配しているのだ。
一つ目は習慣の原理だ。
私はこの原理を使って人間の意識に密かに入り込む。
この原理を働かせることで、私は「流される」という習慣を確立させるのだ。
いったん「流される」ようになった人間は、
おまえたちが「地獄」と呼ぶ場所へと真っ直ぐに向かう。」
「自分の頭でほとんど、あるいはまったく考えない人間は「流される」人間だ。
「流される」人間は、まわりの状況に影響を受けコントロールされても、
それに抵抗しない。」
『「流される」人間は精神的な怠け者で、頭を使うことをほとんどしない。
だからこそ、私は彼らの思考をコントロールし、その意識に私の考えを
植え付けることができるのだ。』
「正しい思考は私にとって死を意味する。私は正しく考える人間の思考の中には
存在することができないのだ。人間が恐怖や落胆、失望、自滅などといった
思考をしている間は特に問題はない。しかし、信心、勇気、希望、明確な目標
などといった建設的な思考を始めると、そのとたん、彼らは抵抗勢力の側につき、
もはや私のものでなくなる。」
「物質的なものを得ることのできる人間は、たいてい悪魔の手から逃れる方法も
知っている。
もし、物質的な富であろうと精神的な富であろうと、明確な目標と強い欲求を持つ
人間が増えれば、私の餌食になる者の数は減ることだろう。」
『おだてに乗る人間は、「流される」習慣の餌食になりやすい』
『私の唯一の心配は、本物の「考える人」がいつかこの地上に現れるのでは
ないかということだ』
「習慣が思考のリズムを生み出し、そのリズムによって、その人間が
いつも考えている内容が具体的なものとなって引き寄せられるのだ。」
「ほとんどの人間にとって、祈りとは何もかも失敗したあとの最後の手段だ。
当然、彼らの意識はどんなに祈っても叶えてもらえないのではないかという
不安で満たされている。だから、その不安が現実のものとなるのだ。」
「明確な目標を持ち、それが必ず実現するという信念のもとに祈る人間は、
大自然の法則を動かして、自分の強い願いを現実の形あるものに転化される
ことができる。祈りとはそもそもそういうものなのだ。」
「信念とは否定的な思考が一つもない状態」
「信念とは明確な目標を持ち、その目標を必ず達成できると強く信じること」
「自制心を失う原因は主に三つある。
その三つの欲求をコントロールすることだ。
その欲求とは、1、食欲、2、性欲、3、中途半端な意見を述べること。」
「賢く食べ、腸をきれいに保つ人間は、私にとって扱いにくい人間だ。
腸がきれいな人間の脳と体はいつも健全で正常に機能しているからだ。」
【要約】悪魔を出し抜け!【ナポレオン・ヒル】