イタリア・シチリア島に到着した安倍首相夫妻。北朝鮮封じ込めへ攻めの外交が始まる=25日(共同)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20170527/plt1705271530003-n1.htm
正恩氏「無力化」へ 安倍&トランプ氏、G7で“攻めの外交”北放置すればシリアやISに核ミサイル拡散の恐れ
2017.05.27
安倍晋三首相と、ドナルド・トランプ米大統領が、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権の「核・ミサイル完全放棄」に向け、攻めの外交を展開する。イタリアで26日に開幕した先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)で、各国首脳に対北朝鮮制裁の完全実施を呼びかけるのだ。G7以外にも、制裁の「抜け穴」となっている中国を牽制(けんせい)する意味でも、日米同盟に欧州も巻き込んだ「対北包囲網」の構築が不可欠だ。
「北朝鮮の問題はいまや東アジアだけではなく、世界にとっても重大な脅威だ。その認識を共有し、G7で一致結束して毅然(きぜん)と対応していく。議論をリードしていきたい」
安倍首相は出発前の25日、こう意気込みを示した。
北朝鮮を、世界最強の米軍が包囲する緊迫状況が続くなか、G7首脳が一堂に会するサミットは、イタリア南部シチリア島の高級リゾート地タオルミナで開かれる。
日本政府関係者によると、安倍首相は参加する全首脳との個別会談を行う方向で調整に入った。
狂気の指導者、正恩氏率いる北朝鮮は、今年に入って8回もの弾道ミサイル発射を強行した。14日に打ち上げた新型中距離弾道ミサイル「火星12」は、射程が5000~6000キロ超に達し、米アラスカ州も狙えるとの見方がある。
安倍首相はサミットを通じ、北朝鮮が「世界の脅威」になっていることに加え、制裁の完全履行には、中国の役割が重要だという認識を共有したい考えだ。
その裏には、中国が制裁の「抜け穴」となっている実情がある。
中国税関総署が23日に公表した国・地域別の輸出入統計月報(ドルベース)で、北朝鮮との貿易総額が今年1~4月に16億279万ドル(約1779億円)となり、前年同期に比べ16・3%も増えていたのだ。
国連安全保障理事会決議を受け、中国は2月19日から、北朝鮮産の石炭輸入を停止する措置を取ったとしてきた。さらに、トランプ氏も4月の米中首脳会談で、北朝鮮への圧力を強めるよう習近平国家主席に迫った。だが、先の統計を見る限り、効果はまったく上がっていない。
現在の国際社会の対北制裁は効果が出ているのか。北朝鮮情勢に詳しい麗澤大学の西岡力客員教授が解説する。
「正恩氏の秘密資金を扱う『朝鮮労働党39号室』の資金が枯渇し始めているのは間違いない。海外の外交官や貿易関係者に『上納金を出せ』と厳命するため、上納金を準備できない人間が亡命する現象が起きている。ただ、核・ミサイル開発を中止せざるを得ないほどは枯渇していない。今後は、北朝鮮と取引する第三国の企業や金融機関も制裁対象とする『セカンダリー・サンクション』を、米国が本当にかけるかどうかだ」
サミットではどう各国を説得するべきか。
西岡氏は「北朝鮮はシリアとコネクションがあり、過激組織『イスラム国(IS)』とも裏で取引をしているとの情報もある。北朝鮮が核を搭載したICBMを持てば、そうしたところにも拡散する可能性が十分あるということも説明すべきだろう」と指摘した。
世界平和への布石を築くサミットとなるのか。
【中国】邦人計11人拘束の異常事態 スパイ行為疑惑か、恣意的に法運用の可能性も[05/24]
中国の山東省煙台と海南省三亜で今年3月、日本人男性がそれぞれ3人ずつ、計6人が現地当局に拘束されていたことが22日、日本政府関係者の話で分かった。中国政府も拘束の事実を認めた。スパイ行為を疑われた懸念から「国家安全危害容疑」の可能性もあるが、中国に拘束・拘留されている日本人が少なくとも計11人に上る異常事態となっている。
6人のうち4人は地質調査会社「日本地下探査」(千葉県船橋市)の社員。中国の温泉開発会社の依頼を受け、3月下旬から専用の測定機器を使用した地質調査を行っていた。
日本総領事館が定期的に領事面会を行っているが、中国側の規制もあり、詳細に聞き取れていない面もあるという。日中外交筋は「違法行為というが、中国で何をすれば危ないのかが非常にあいまいだ」と話す。
今回の拘束現場に共通するのは軍事基地を抱えている点だ。山東省には中国初の空母「遼寧」の母港があり、海南省は戦略原潜の基地を擁する。
過去の邦人拘束では、中国が軍用ヘリポートなどの建設を進める浙江省温州の南●(=鹿の下に机のつくり)島を調査していたとみられるケースもあった。ただ、今回は拘束された日本人男性らが軍事情報を調査していた可能性は低く、恣意的(しいてき)に法が運用された可能性がある。
やはり恐ろしい国だ。
zakzak
2017.05.24
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20170524/frn1705241100002-n1.htm
北朝鮮に攻め入る米軍に加担するなら、人質の命はないぞ。
こういう事か? http://asianews2ch.jp/archives/51355468.html
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