米国のシンクタンクが
「日本の脱原発は世界を危険にする」
日経シンポ
2011.11.09 ザ・リバティweb より
8日、東京都内で開かれたシンポジウムに、
米国の保守系シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」
の関係者や元米政府高官らが出席。
「日本の脱原発は世界をより危険にする」などと
発言し、民主党政権が進める脱原発の動きに警鐘を鳴らした。
シンポジウムは日経新聞とCSISの共催。
9日付同紙にその模様が報じられた。
ジョン・ハムレCSIS所長は、「中国やインドなど合わせて、
世界で今後30年で300基の原発新設が計画されている。
むしろ日本が原発を放棄することは世界をより危険にする。
核拡散防止条約(NPT)体制で(中印など)責任感の弱い国に
主導権を奪われるからだ。
日本は安全な原発建設で世界をリードしなければならない」
と発言。
ウィリアム・ペリー元国防長官も
「日米は原子力分野で前面に立ち、安全な運転手順、
規制をつくるべきだ」と述べ、北朝鮮やイラン、
パキスタンなどの動きを念頭に、
「民生用原子力開発を隠れみのにした核兵器開発に
留意すべきだ」と指摘した。
米国側の出席者の主張には、日本の政治家やマスコミの
論調には見られない「国際的な視野」が感じられ、
改めて、日本人が持つ「一国平和主義」という
視野の狭さを痛感する。
もう一点触れておきたいのは、リチャード・アーミテージ
元国務副長官の「日本の核武装は地域情勢を不安定にする」
という発言。
米国の要人がそう語るのは当然だろうが、それはそれとして、
日本人はこの問題について真剣に考える必要がある。
原子力発電所の役割は電力供給であることは
間違いないが、それ以外にも、
「いつでも核兵器の開発に着手できますよ」と、
侵略国家に対する牽制の役割をも担っている。
どの家庭にも調理用の包丁はあるだろうが、強盗が
押し入ってきたときに、その包丁を
護身用に使うのと同じ考え方だ。
民主党政権や左翼勢力が原発を毛嫌いする理由に、
核兵器を連想させるという点もあるだろうが、
その危惧は大きく間違ってはいない。
だが、左翼陣営が何と言おうが、日本は国防という
観点からも原発を完全に手放してはならない。
「日本の脱原発は『日本』を危険にする」のである。
続きは http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=3244
米国は言いたいのだ.
もう、この先、
いつまでも
日本を 守れないかもしれないのだよ
と・・
(; ̄Д ̄)
。