2020年01月03日 16:47https://jp.sputniknews.com/middle_east/202001036988465/
イランの最高指導者ハメネイ師は、イラン革命防衛隊の特殊部隊「コッズ部隊」のソレイマニ司令官が
殺害されたことを受け、報復を約束した。
ハメネイ師は、ソレイマニ司令官の殺害を受け「他の殉教者の血のように、彼(ソレイマニ司令官)の
血で手を汚した者たちには、厳しい報復が待っている」との声明を表し、3日間の服喪を発表した。
ソレイマニ司令官の死亡
特殊部隊「コッズ部隊」のソレイマニ司令官は2日夜、イラクの首都バグダッドの空港で米国の空爆に
よって殺害された。ソレイマニ司令官と共にイラクのイスラム教シーア派組織「人民動員隊
(Hashed al- Shaabi)」の司令官数人も死亡した。
米国防総省は、バグダッドの空港への攻撃はトランプ米大統領の承認を得ていたと発表した。
米国はソレイマニ司令官について、在イラク米大使館やイラクにある有志連合の基地への襲撃に関与
していたと考えている。
イランのザリフ外相は、ソレイマニ司令官殺害は「国際テロ行為だ」と指摘した。
ソレイマニ司令官殺害は地域の緊張を高める=露外務省
。https://jp.sputniknews.com/politics/202001046988930/
2020年01月04日
ロシアは、イラクの首都バグダッド近郊で米国によるロケット弾攻撃があり、イラン革命防衛隊の
ソレイマニ司令官が殺害されたことについて、アバンチュール的行為であり、地域全体の緊張を
高めると考えている。
ロシア外務省は「バグダッド近郊への米国によるロケット弾攻撃によるソレイマニ氏の殺害は、
地域全体の緊張の高まりにつながるアバンチュール的行動とみなしている。ソレイマニ氏はイランの
国益を守ることに献身的に奉仕した」と発表した。
またロシア外務省は「イラン国民に心より哀悼の意を表す」と強調した。
先に、米国防総省は、米国がソレイマニ司令官を軍事作戦で殺害したと発表した。またシーア派の
民兵組織は、バグダッドで行われた作戦で、組織のメンバー5人とその「ゲスト」2人が死亡したと
伝えた。その中には、米国務省が12月31日の在バグダッド米国大使館襲撃事件への関与で非難した
アブ・マフディ・アル・ムハンディス副司令官も含まれている。
イラン指導部もソレイマニ司令官の死亡を確認した。
イランの最高指導者ハメネイ師は、米国への報復を約束した。
イラン、数千人がソレイマニ司令官殺害に抗議【動画】
Protest erupts in Islamabad, Pakistan against USA after the martyrdom of Major General Qasim Soleimani.#Soleimani pic.twitter.com/Zv50TGXe9Q
— Mr. Future Billionaire (@_ali_here) January 3, 2020
イランでは3日、イラン革命防衛隊の特殊部隊「コッズ部隊」のソレイマニ司令官が、イラクの首都
バグダッドで米国の空爆によって殺害されたとの報道を受け、金曜礼拝が終わった後、数千人の住民が
抗議の印として首都テヘランやその他の都市で通りに繰り出した。
イランの最高指導者ハメネイ師は、ソレイマニ司令官殺害を受け、米国への報復を約束、3日間の服喪
を発表した。イランのロウハニ大統領も、米国に報復すると述べた。
イラクでは、大きな影響力を持つイスラム教シーア派指導者のムクタダ・サドル師が、支持者らに
国を守る準備を整えておくよう呼びかけ、民衆動員部隊(シーア派民兵組織)も、支持者らに
米国への対応に備えるよう呼びかけた。
・LIVE: Iranians Protest in Response to Qasem Soleimani’s Killing
、
今回のアメリカ大統領によるイラン司令官殺害は悪手で日本から見ても大変危険な行為であり、今後も日本政府が間の
抜けた、遅い対応を続けると思わぬ損害を被り政権崩壊や大混乱となる。
様々な混乱を引き起こしている。ゆえに日本が真のリーダー国となり、軍事はもちろん高貴な徳と強大な経済力で諸外国を
おさめ、やがては自由を認めた地域文化を尊重する世界政府を樹立。遥かなる未来に地球が銀河系内のもっとも優れた
指導星として進化し、銀河系のみならず宇宙全体の平和と正義を実現するべきである。