http://karapaia.com/archives/52248004.html より
超常現象てんこ盛り。監視カメラがとらえたパブに潜むスーパーナチュラル 2017年10月25日
誰もいない場所でひとりでにモノが動き、見えない何かの気配が伝わる不気味な出来事、いわゆるポルターガイスト現象はこれまでもことあるごとにお伝えしているが、イギリスで同様の現象に悩まされている店が最近話題になっている。
ネットユーザーの間で注目を集めているのは、ケント州カンタベリーのパブ。以前から気味の悪い現象が立て続けに起きていた店のオーナーが、SNSで監視カメラの映像をシェアしたところ思わぬ注目を集める形になったという。
動画内では夜中に庭の椅子が勝手に動いたり、パラソルが急に開いたりと、説明のつかない異様な現象が次々発生。その様子がこちらだ。
Ghost caught on CCTV camera in a haunted Britain pub
監視カメラの前で次々起こる妙な出来事
これは「タイラーズキルン(タイラーの窯)」というパブにあるモーションセンサー付き監視カメラが夜間にとらえた奇妙な現象の一部だ。
パブの庭で誰かが引いたように動く椅子
いきなり閉まる店内のガラスドア
唐突に左右に揺れだす庭のランプ
誰かが通ったように動くバーカウンター横の扉
急に開く庭のパラソル
隅に映っている椅子が動く
いきなり飛び出すソファのクッション
店のオーナーがシェアした動画が大反響に
上の動画は店のオーナーでフェイスブックユーザーのアリスター・コリンズさんが、今年8月4日からおよそ2か月の間に記録された不気味な現象の数々を集めてシェアしたものがもとになっている。
その反響はコリンズさんには予想外のもので、困った幽霊話を証明しようとしたつもりが、関心を持つ人が殺到して驚いているという。
シェアした人の中には衝撃を受けたという声も上がっており、「怖すぎる!そのパブに行くのは遠慮するわ」、「これは霊だな」、「恐ろしいね。これじゃ商売しにくいかもな。自分だったらこのパブには二度と近づかないよ」というコメントもある。
一方でこうした現象に興味を持ち、この謎を解明したいと考える人も出ているという。
店のスタッフも慣れてる?コリンズさん自身も体験
だがこれはほんのわずかにすぎず、スタッフはドアを通る影や棚から飛び出るグラス類といった怪現象も目撃。無人の部屋の妙な足音もしょっちゅうで、それがふだんの会話の一部になっているという。
幽霊が出るという話は前から聞いていたしスタッフの報告も承知だというコリンズさん。なにしろ彼もこの現象にずっと付き合わされているのだ。
ポルターガイスト現象が盛りだくさんだ
「バーのすぐ手前にはいくら暖房をつけても異様に冷える場所があって、お客さんはいつもそこから移動してしますよ」
信じてくれない電気屋が記録を見て驚愕
奇妙な現象はほかにもある。飲み物の保管棚のライトが消えていたはずなのに、戻ってきたら棚の扉が開いて明かりが点いてたこともあった。
「それを電気屋に話したけど信じてもらえなくてね。それで彼らがカメラの記録をチェックしたら変な歪みと点灯するライトの様子が映ってたんです」
チラシ用のホルダーが部屋から消えたと思ったらいつの間にかまた現れて、トイレ掃除中に何かの影がドアを横切るのを見たこともあるという。
「誰もいないはずの上の階で誰かの足音が聞こえる時もあります。その音の主はとても重そうですが、もちろん誰もいません」
実は昔のパブの客?幽霊の身元を知っているという情報も
さて、こんないたずらをする幽霊は何者なのか?動画にくぎ付けになった地元の超常現象研究者たちが調査に乗り出そうとする一方で、「車の整備士の幽霊ではないか」という声も上がったという。
店の常連客の霊?
しかしこの幽霊の身元に関しては有力な説があるらしい。それが「誰の仕業か知っている」と語るのはこの建物にゆかりのあるスザンヌ・シャーウッドさんだ。
実はこのパブは、昔「アイビーハウス」という名のパブで、スザンヌさんの両親が住み込みで経営していたが、そこでギルバートという名の地主が幅を利かせていたという。彼女はその「ギルバートの霊」が相変わらず威張っているとみている。
それを確かめる方法は今のところなさそうだが、コリンズさんを悩ます妙な現象は当分続きそうだ。
via:mirror / kentonline / ladbible / youtubeなど / translated by D/ edited by parumo
霊言紹介コーナー 「恐怖体験リーディング」