与国秀行
@yokuni77
【「ヤハウェ」「エホバ」「アッラー」の正体を突き止めよ!】
さて、前回のツイートで、「ロシア、ウクライナ問題は、実はユダヤ教と
キリスト教の宗教問題である」ということを述べました。
ウクライナのゼレンスキー大統領も、シュミハリ首相も共にユダヤ人であり、
ロシアのプーチン大統領をはじめロシアやウクライナには、
ロシア正教に属するクリスチャンが大勢おります。
そしてロシア正教のキリル総主教は、「ロシアはドンバス地域を守っている。
共通した唯一の母国ロシアを守らなければならない」と述べて、完全にロシアを支持しております。
一方で、「ユダヤ資本」は完全にウクライナ支持です。
このようにロシア・ウクライナ紛争は、宗教紛争なのです。
そしてこの宗教問題に、ユダヤ資本が強いアメリカやイギリスがウクライナ側に
つくことで、第三次世界大戦の危機、人類滅亡の危機が今、我々に迫っているわけです。
それはつまり、「宗教問題を片付けなければ人類に未来はない」と言えるでしょう。
そしてこれは、表現を変えれば、「神の問題を片付けなければ人類に未来はない」
とも、言い換えられるかもしれません。
では、彼らが信仰する神とは何か?
「エヘイェ・アシェル・エヘイェ(我は有りて在るものなり)」、モーセは燃える柴の樹から、
そうした神の言葉を聴いてそして、このヘブライ語を訳して、彼らユダヤ教徒たちは
神のことを「ヤハウェ」と呼んでいます。
また『旧約聖書』には神の名として「エホバ」という名も存在しています。
旧約の神は厳しく、どこかギリシャ神話に登場するゼウスのように激しい一面も持っております。
あるいは『旧約位聖書』の「イザヤ書」には、「エローヒム」という名の神も登場します。
またイエスは神について、「天の父」という表現もしております。
ユダヤ教の祖モーセが語った「隣人愛」は、どうもイスラエル人だけを指している傾向が
ある一方で、キリスト教の祖イエスが語った「隣人愛」は人類全体を指し示している、
そのように言えるでしょう。
そしてユダヤ教、キリスト教の流れを受けて、神の言葉を預かる預言者ムハンマドが
現れて、イスラム教の祖となるわけです。
イスラム教徒たちは「アラー」を信仰しているわけですが、
これは「神」という意味です。
このようにユダヤ教、キリスト教、イスラム教は、ルーツをたどると同じでありながら、
神の名が異なり、また名前のみならず、神の個性も異なっているわけです。
これら3つの宗教は、共にアブラハムという人物を先祖に持ち、そして同じ一つの神を
信仰していることから、「アブラハムの兄弟宗教」と呼ばれることがあります。
しかしこれら3つの宗教は、「兄弟宗教」でありながら、今なお争っており、
世界大戦の危機があるわけです。
しかし「和」というもの非常に重んじる日本において、神道、儒教、仏教というこれら3つの
異なる宗教は、奇跡的な融和を実現させました。
具体的に言うならば、 神道と儒教は「儒家神道」として一体となり、神道と仏教は
「神仏習合」という形で一体となり、こうして「和の心」を大切にする神道が、まるで
接着剤になるが如く、神儒仏の融和が奇跡的に実現したわけです。
幕末の思想家、山岡鉄舟は次のように述べています。
「武士道とは神道にあらず、儒道にあらず、仏道にあらず、武士道とは神儒仏、
三道融和の道念(どうねん)」
この言葉は、果たして何を意味しているのか?
たとえば儒教の祖である孔子はこう述べました。
「朝(あした)に道を聞かば夕に死すとも可なり」
古来より人類は、「人間としての正しい生き方」に対して、「道」と呼んできました。
つまり孔子という方は、明日の朝に人間として生きるべき正しい生き方を知り、
そして自分がその生き方を体得することができたのならば、私はその日の夕方に
死んでしまっても構わない、そう述べたわけです。
これは「命を粗末に扱っている」という意味ではなく「自分はそれだけ道を求める情熱がある」
ということを表しています。
「剣道」や「茶道」などに「道」がという言葉がついているのは、「剣」や「茶」を極めんと
すると共に、やはり「剣」や「茶」を通じて、人生に対する学びを深め、
「より人間として成長していこう」という想いが、その中に込められているからです。
そして「道を求めて学ぼうとする想い」のこと、「求道心(ぐどうしん)」とか、
「道念」と言います。
つまり山岡鉄舟という侍は、「武士道とは、日本独自の宗教である神道そのものでもなければ、
中国発祥の儒教そのものでもなければ、あるいはインドやネパールで興った仏教そのものでもない。
武士道というものは、これら三つの神道、儒教、仏教が融和したものであり、これらを学ばんと
する求道心の先にあるもの、それが真の武士道なのである」、そう述べたわけです。
『武士道:日本の魂』という書籍を書いた新渡戸稲造も、その書物の中で「武士道は仏教、
儒教、神道の影響を受けて形成されている」と、山岡鉄舟と似た結論に至っております。
武士道とは神儒仏、融和の道念です。
このように宗教と宗教は、水と油のように、必ずしも争い合うとは限らないわけです。
神道と仏教が「習合」したように、異なるはずの宗教が、一つに融和することが確かにあります。
エジプト神話とギリシャ神話も「習合」して、「ヘルメス・トート体制」となり、
「ヘルメストリスメギストス」という神が信仰されてきました。
このように宗教と宗教は、同じ水同士のように混ざり合い、溶け合うことができるわけです。
「宗教問題を片付けなければ人類に未来はない」と述べましたが、宗教と宗教が水のように
溶けあってきたことを、現文明で最も知っているのは我々日本人です。
ならば私たち日本人こそ、武士道精神でもって、第三次世界大戦および人類滅亡を防ぐべく、
勇気をもって立ち上がるべきではないでしょうか。
人類は、「ヤハウェ」「エホバ」「アッラー」の正体を突き止める必要性がある、
そのように言えるでしょう。
↓『ロシア・ウクライナ問題の本質』
【「ヤハウェ」「エホバ」「アッラー」の正体を突き止めよ!】
— 与国秀行 (@yokuni77) June 13, 2023
さて、前回のツイートで、「ロシア、ウクライナ問題は、実はユダヤ教とキリスト教の宗教問題である」ということを述べました。… https://t.co/6rDsFMBHAy pic.twitter.com/NTZ4qx7oku