https://tocana.jp/2018/08/post_17965_entry.html より
史上最強の体外離脱者モンローがみた「エイリアンが地球を侵略する未来」が激ヤバ! 超巨大UFOが世界を攻撃…!?
■体外離脱者のモンローと「ヘミシンク」とは?
モンロー氏「YouTube」より引用
故・ロバート・A・モンロー(Robert Allan Monroe:1915~1995年)といえば「体外離脱」の体験者およびその研究の第一人者として知られている。
モンロー氏は米オハイオ州立大学を卒業後、ラジオ局に就職。ラジオ番組のディレクターとしての経験を積んだ後、独立して番組制作会社を設立した。モンロー研究所のサイトによると、1950年代、彼の会社はクイズ番組などの多数のラジオ番組を制作していた。
モンロー氏はその最中の1958年、突然、体外離脱(体脱体験)を経験、以後、その不思議な体験を繰り返すようになる。1971年、彼はその経験を基に『Journey Out of the Body』(体外への旅)を出版、また自身の体験を科学的に研究すべく、同年モンロー研究所を設立した。
モンロー氏はまた「ヘミシンク」(Hemi-Sync)という特殊な技法を開発する。体外離脱を誘発し、制御するための音響技術だ。これは被験者に特定の波長の音を聴かせ、脳波や意識レベルをコントロールし、変性意識状態や体外離脱を誘発させ誘導する技法である。時間の概念が消失した非常に深い瞑想状態と同域にまで、労せずして達することができると言われている。
ヘミシンクを開発したモンロー研究所は現在、初心者から上級者までの各種の滞在型の体験プログラムを運営しており、「ヘミシンク」CDの外販も行っている。また、日本でも東京青山を本部とするセンターが運営されている。
■体脱後の驚くべき体験の数々
さて、このモンロー氏だが、肉体を抜け出た「第二の身体」(いわゆるアルトラル体)になることにより、実に多様な経験をしている。体脱後、壁抜けして空中に浮き上がり、遠隔地に瞬時移動したり、友人知人を訪ねたり、幽霊と遭遇したり……。ちなみに、この第二の身体をもってしても通電した金属の網目を通り抜けることができないことが経験上わかっており、モンロー氏はこれを応用し「幽霊捕獲器ができるかもしれない」と当時考えていたようだ。
また彼は「死後の世界」を繰り返し訪問することにも成功した。いわゆる「地獄」を思わせる暗い世界があり、そこに大勢が蠢いているという。また逆に「天国」とおぼしき場所もあった。信じられないほど美しく、魂が満たされ、故郷に帰ったときのような想いがしたという。
■時には未来を見ることも…
『Journeys Out of the Body: The Classic Work on Out-of-Body Experience (Journeys Trilogy)』(Harmony)
ところで、モンロー氏は体脱体験をするうち、時々、未来の光景も見るようになる。いわゆる予知である。どうやら、ある種の意識レベルでは、空間のみならず時間も跳躍できるらしい。ただし、モンロー氏が、それを理解したのは後に現実化したときであり、見た時点では何やら不可解ですらあり、直ちに予知と気づいたわけではない。
また、前もって見たことのある光景は、その現実の光景が微妙に歪んだものとなって見えた、ないしは、現実通りの光景を本当は見ていたのかもしれないが、モンロー氏がその記憶を肉体に持ち返ってメモを書き留める際には、微妙に歪みが生じるという。たとえば、「やけに低く飛ぶ飛行機」に乗った光景を見たケースでは、「空港行きのバス」に乗った際の経験として現実化した。また、その「飛行機」では白人と黒人の男が談笑しながら乗り込んでくる光景も見たが、実際のバスの中では、それはスーツの色の違いだった。
■モンロー氏の見た異星人の地球侵略
さて、この種の「誤差」が生じることを視野に入れた上で、以下をお読みいただきたい。モンロー氏によると、予知と化した経験には共通点があった。
「前脳に局所的なシューッという音」があり、ドアが開く感じがして、「完璧な円の穴」が出現する。彼はこれを「バルブが開く」と称している。その直後、彼は意識が覚醒した状態で「疑似体験」をする。「多少の解釈ミスはあるもののまったく記録通りに展開」するという。モンロー氏はその経験を次のような単純な公式にした上で、気がかりなことがあるらしく、読者の判断を仰ぎたいというニュアンスを示している。
「H(シューッという音)+V(バルブが開く感覚)=F(未来のビジョン)」
「この公式が適用でき、22回証明されたという前提に立つと、記録に残っているけれどもF(未来のビジョン)がまた起こっていないほかの事例はどうなるのだろう」
その未然の事例が以下である。
(1961年11月5日の体験)
(前略)雲のすぐ上から一団の航空機が現れる。近づいてくると、それらは典型的な航空機でもロケットでもないことに気づく。最初の一団の後に何列も何列もその奇妙な飛行機が現れ、実際それらは何百機もある。私が見たことのあるどんな飛行機にも似ていない。翼は見えず、どれも巨大で、三千フィート(約900m)は長さがある。どれも矢じりの形である。V字形で、後退翼の付いた普通の飛行機のような胴体はない。(略)私が恐れも感じているのは、それらは人間が作ったものではないとなぜか知っているからである。
(1962年10月20日の体験)
(前略)私はほかの人たちとともに郊外の道にいる。上を見ると、雲の大きな切れ目から飛行機のようなものが現れる。よく見ると、これまでに見たこともない形の航空機だと分かる。(略)三機が、下降し、突っ込んできた。それらの側面は黒く、四角く白い窓があるが、翼と呼べるようなものがないことが分かる。その三機が近くの街路の上を低く通り過ぎる。その行跡にある家や建物が崩壊する。爆弾ではなく、機体そのものから放たれた何かのせいだ。我々は皆、安全を求めて溝に飛び込む。
(以上、坂本政道監訳『ロバート・モンロー「体外への旅」』ハート出版 より引用)
いかがだろうか? 最初の事例は、昼間に、何百機もの巨大なUFOが編隊飛行するというものだ。形状は一般的に持たれるイメージとは異なり、V字形をしている。モンロー氏は地球人のつくったものではないと確信している。
次の事例も、やはり未知の推進原理を使う「見たこともない形の航空機」の出現であり、しかもえたいの知れないハイテク武器で街を攻撃するというものだ。
両者は必ずしも同一の存在によるものとは限らない。後者は明らかに侵略的意図を感じるが、前者は大編隊による示威行動か、もしくはただの訪問かもしれない。
ところで、二つが別個の事例か否かはともかく、実はこのV字形の巨大UFOなら、すでに出現したことがある。それが「フェニックス・ライト」事件だ。(事件の詳細はトカナ参照)
フェニックス・ライト事件「YouTube」より引用
1997年3月、それはアメリカのアリゾナ州フェニックス市の上空に現れた。未知の機体は複数で、しかも長時間にわたったため、大勢の市民が目撃することとなった。
その直後、米軍は照明弾の緊急発射訓練を行い、V字を形成するように仕向けたが、後に当時の州知事ファイフ・サイミントンは、軍の公式発表はデタラメだと証言した。
つまり、V字形の巨大UFOがあの日、本当にフェニックス市上空を飛んでいたとするのが有力なのだ。モンロー氏の“予知夢”は、この先、これと同じタイプのUFOが大編隊を組んで地球を訪問する様子を示唆しているのだろうか? とするならば、これは侵略だろうか?
なにしろ彼は「見たこともない形の航空機」が地上を攻撃するさまも“見て”いる。モンロー氏は「H(シューッという音)+V(バルブが開く感覚)」のパターンで見た「未来のビジョン」は、後に必ず現実化してきたと断言しているが……。
(『神々の予定表』著者・超常分野研究家・個人ブログ「新世界より」「フリー座」運営 山田高明)
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