「ブラック企業」批判は、左翼による
「資本主義の精神」への攻撃だ
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6479 転載
2013.08.12
「ブラック企業大賞2013」なる授賞式が11日に都内で行われ、
ワタミフードサービスが受賞した。
ブラック企業大賞の実行委員会は、「労働法に抵触したり、パワハラなど
暴力的強制を従業員に強いる企業」をピックアップして、ウェブで
投票を募ったという。
今回、ノミネートされた企業は、ワタミのほか、クロス・カンパニー、
ベネッセコーポレーション、サン・チャレンジ(ステーキのくいしんぼ)、
王将フードサービスなど。
どちらかと言えば、努力や工夫を重ねて成功したとされるイメージの
いい企業がずらりと並ぶが、実行委員の一人であるルポライターの
古川琢也氏は「企業イメージがいいのに、内情がまったく違う」と
主張している(8月12日掲載、ウェブ版日刊ゲンダイ)。
大きな企業であれば、労使を巡るトラブルは少なからず発生するものだ。
しかし、だからと言って「ブラック企業」という汚名を着せるのは、
いささか度が過ぎる。
ブラックという言葉には、暴力団とつながりがあったり、許認可を得ない
もぐりの業者といったイメージが付きまとうからだ。
労使の問題が一部生じているからと言って、"ブラック"と批判してしまうのは、
あまりにも悪意に満ちている。
ブラック企業大賞は昨年創設されたばかりで、1回目は東京電力が受賞。
企画委員会のメンバーを見ると、左翼運動家と思われる人物がずらりと並んでいる。
今回の参院選で当選した共産党の東京都選出の吉良佳子氏も、ワタミを
ブラック企業として名指しで批判していた。
従って、ブラック企業批判は、資本主義そのものを否定する立場からの、
新たな左翼による労働運動である。
そうしてみると、数年前の格差批判に伴うヒルズ族叩きと相通ずるものがあり、
放置しておくと、せっかく回復しつつある景気に水を差すことになりかねない。
実際、彼らがブラックとして批判する企業は、必死の努力で業績を上げて、
日本経済の発展に貢献している企業が多い。
成功している企業は、努力をしている。その努力を、健全な資本主義の精神と
見るか、権力者による搾取や強制労働と見なすか。同じものを見ても、善意で
見るか、悪意で見るかで、解釈は変わる。
もちろん、どんな企業でも行き過ぎもあれば、行き違いもある。
だからといって、企業全体をブラックと見なすのは、健全な考え方ではない。
資本主義の精神を蝕むブラック企業批判には、警戒が必要だ。(村)
【関連書籍】
幸福の科学出版
『共産主義批判の常識―日本共産党 志位委員長守護霊に直撃インタビュー』
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=990
【関連記事】
WEB記事 志位和夫・日本共産党委員長(守護霊)
「権力の側に回ったら、自衛隊を日本共産党軍にする」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6344
。
日本に誇りを取り戻す(`〇ω〇´)
ただ、いろいろな意味で成長過程にある企業を、印象操作というか批判のための批判をし、潰そうというのはやり過ぎではないでしょうか。
トヨタですら、適材適所から外れた人事をしてしまい、社員を苦しめてしまうことはあります。
人を適材適所で使うというのは、それだけ難しいのかもしれません。
おそらく、総裁だけかも。