北朝鮮「朝鮮人民軍の最後通告に軽率に接してはならない」
北朝鮮の朝鮮中央通信は28日、朝鮮人民軍の最後通告に軽率に接してはならない、と主張した。朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の前線大連合部隊長距離砲兵隊は26日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領に対して「全同胞に謝罪しろ」「全同胞の前で処刑しろ」と最後通告を送り、応じなければ軍事行動に出ると威嚇していた。
(参考記事:北朝鮮軍「謝罪なければ軍事行動」…朴政権に最後通告)
同通信は、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)のユン・ミョンソン氏の「長距離砲兵隊の最後通牒は軍隊と人民の最後通牒でもある」「朴槿恵一味がわれわれの最後通牒状を拒絶するなら、謀略の巣窟、侵略の本拠地は即時荒涼たる死の廃虚と化するであろう」という言葉を紹介。
また、蚕業絹工業局局長のリ・チョン氏の言葉として「太陽がさんらんと輝く空に向かってどうのこうのと言い散らす者らは当然、天罰を受けなければならない。逆賊一味は、長距離砲兵隊の最後通牒状を受け入れる道しかない」という主張を紹介した。
さらに、社会科学院歴史研究所所長のファン・ミョンチョル氏は、「朴槿恵逆賊一味は、自分らの命がわが人民軍の集中火力打撃圏内に入っているということを忘れてはいけない」と強調した。
朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。
朴槿恵一味は最後の警告に軽率に接してはいけない
【平壌3月28日発朝鮮中央通信】朴槿恵逆賊一味は、朝鮮人民軍前線大連合部隊長距離砲兵隊の最後通牒状に軽率に接してはいけない。
朴槿恵逆賊がわが人民と全民族に希代の大逆罪について謝罪しなければ、「核心部打撃」を考案し、その実行を夢見ようとした者らを公開処刑しなければ白頭山革命強兵の強力な打撃によって身震いする死を免れられないであろう。
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上記のように語った朝鮮人民軍軍官のユン・ミョンソン氏は、長距離砲兵隊の最後通牒は軍隊と人民の最後通牒でもあるとし、次のように語り続けた。
わが人民が生命、生と運命のすべてと見なしている共和国の最高の尊厳をあえて冒とくした者らはこの地、この天下で生きて呼吸することができない。
万一、朴槿恵一味がわれわれの最後通牒状を拒絶するなら、謀略の巣窟、侵略の本拠地は即時荒涼たる死の廃虚と化するであろう。
蚕業絹工業局局長のリ・チョン氏は、共和国の最高の尊厳は覆うことのできないわれわれの太陽であるとし、次のように語った。
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太陽がさんらんと輝く空に向かってどうのこうのと言い散らす者らは当然、天罰を受けなければならない。
逆賊一味は、長距離砲兵隊の最後通牒状を受け入れる道しかない。
万一、逆賊一味がわれわれの最後通牒を受け入れないなら、青瓦台と反動統治機関は無敵の鋼鉄砲身が飛ばす懲罰の砲火を免れられないであろう。
社会科学院歴史研究所所長のファン・ミョンチョル氏は、「執務室精密打撃訓練」という天下非道かつ危険極まりない軍事的妄動を働いた朴槿恵一味にわが革命軍隊の銃剣の味をはっきりと見せなければならないとし、次のように続けた。
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朴槿恵逆賊一味は、自分らの命がわが人民軍の集中火力打撃圏内に入っているということを忘れてはいけない。
朴槿恵一味がわれわれの最後通牒を受け入れないなら、朝鮮人民軍の正義のせん滅戦を決して避けることができず、与えられるのはただ無縁仏の境遇だけである。