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認知症でも伝わる思い 介護は献身の愛を学ぶ機会 2016.03.02

2016年03月05日 00時00分00秒 | 日記,つぶやき。感動、音楽、趣味の動画、等

本当に、伝わると思います。

http://the-liberty.com/article.php?item_id=11011 The Liberty Webより

認知症でも伝わる思い 介護は献身の愛を学ぶ機会 2016.03.02

愛知県大府市で2007年に、認知症の男性(当時91歳)が、徘徊中に列車にはねられ死亡した。振替輸送などの費用がかかったとして、JR東海が当時85歳だった妻と長男に約720万円の損害賠償を請求していた。これについて最高裁は1日、家族に責任はないと判断し、JR東海の賠償請求を棄却した。 

今回の判決は、介護に悩んだり、不安を抱えたりしている多くの国民の感情に応えた結果だと評価されている。自分が介護している認知症の人が損害を与えた場合の責任を考えると、「介護しきれない」と思う人も多いようだ。

認知症介護による悩み

今は、高齢社会に加え、高齢者の7人に1人が認知症という「認知症社会」を迎えようとしている。

認知症とは、脳の細胞の働きが悪くなり、生活に支障が出ている状態と言われる。物忘れが激しくなったり、夜中に徘徊するなど、介護の負担がかかることも多い。介護疲れからうつになったり、将来を悲観して自殺するケースもある。また、認知症の家族を虐待したり、エスカレートして殺人につながることもあり、社会問題になっている。

介護疲れの理由の一つに、認知症の人に介護をしても意味がない、明るい未来が描けないと考えてしまうことが挙げられる。こうした認知症介護による不幸を減らすには、認知症の本質を理解することが必要だ。

認知症でも魂は健常

人生のさまざまな悩みに宗教的な解決策を示している大川隆法・幸福の科学総裁は、認知症について次のように述べている。

「いま認知症であれば、家族に迷惑がかかりますし、本人も苦しいと思います。本人は心のなかで周りの人にお詫びをしていると思います。(中略)人間の肉体は、"機械"としての面では、いろいろなところが弱ってくるので、頭脳の機能などがうまく働かなくなることはあります。しかし、そのようになったときでも、"霊的には完璧"です。したがって、「周りが言っている悪口などが本人の魂に聞こえている可能性は高い」と思い、口を慎んだほうがよいのです」(『心と体のほんとうの関係。』)

一見、何も分かっていないかのように見える認知症の人も、魂は健常で、介護者がその人にかけた温かい言葉や愛の思いは敏感に感じ取っている。

介護はほんとうの愛を学ぶ機会

介護する側は、その無私な行為を通して、「与える愛、尽くす愛、奉仕とは何か」を考え、他人に対する献身の心を学ぶ機会と捉えることもできる。厳しい環境であったとしても、いかに明るく、朗らかに生きられるかが、本人の魂を光らせるための試練になっているという考え方もある。

こうした認知症の本質を知り、家族のきずなで困難を乗り越え、幸福な晩年を過ごす人が増えることを望みたい。(真)

【関連書籍】

幸福の科学出版 『心と体のほんとうの関係。』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=124

【関連記事】

2016年2月8日付本欄 介護施設虐待過去最多に 認知症になっても魂は健常

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10887

2014年11月23日付本欄 認知症対策に1万人調査 病気は「心」の観点からのチェックも大事

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8799

2014年6月8日付本欄 皮肉屋は認知症になりやすい? 病気の原因は心にある

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7961

 

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昔の話ですが・・今は亡き祖母が、少しの間だけ認知症のような症状が出ました。

母が世話をしていたのですが、訳の分からないことを言う、わがままが多くてお手上げだと怒っていました。

自分は母のガサツな面を知っているので、そこを指摘すると、「それじゃあんたが言ってみなさいよ!」と。

祖母の部屋に行くと、確かに半そでで寒いから、まくりあげているのを降してくれと、長袖の裾を引っ張るしぐさを何度も繰り返す。。

困ったなと思って、「お婆ちゃん・・」と両手首を押さえながら、

「お母さんはいつも細かいところが雑だから、教えてあげなきゃわからないんだよね。わざとそれを教えようとしてるんでしょ?」

と、じっと目を見て、心で語ってみたら。

「ウン・・」と、こっくりうなずきました。

そして、くるっと背を向けて布団をかぶりました。

手伝ってかけてあげた時に、その布団の重かったこと。

ーー母には、「ちゃんとお婆ちゃんに伝わるよ!自分だけ羽根布団買っておばあちゃんには、重たい布団だったでしょ。」と言ったら

「だって、お婆ちゃんはいらないって言ってたから・・」

「それは高価だと思って遠慮していたんではないの?」

それからは母は、こんなに重たかったんだといって、すぐに自分の布団をかけなおし、反省していました。

認知症は、その頃だけで、1か月ほどで治りましたが、その後、肺炎で入院しそのまま病院で亡くなりました、

最後には、「家族仲良く暮らしなさいと、向こうに先に行ってるから」と、正気でした。

私と母は、この不思議な出来事の後、私とも理解が深まったようで、仲良し親子と近所でも言われるようになりました。

 

心で語ったという経験は、これが初めてで、不思議なことでした。

この感覚は、あの世にもつながっていると思います。

 

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