[HRPニュースファイル490]転載
「脱原発」は問題だらけ=
「火力発電のゴミ」をどうするのかに答えよ!
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今回の総選挙においては、民主党、日本未来の党など
「原発ゼロ」「脱原発」「卒原発」を争点として掲げた
亡国政党が大敗しました。
「脱原発」一本で勝負した菅直人氏の小選挙区落選(比例でギリギリ復活)
や、橋下氏や嘉田氏(未来の党代表)の「脱原発」の理論的主柱である
飯田哲也氏(同党代表代行)の落選が、「脱原発」の終焉を象徴しています。
幸福実現党による徹底的な「脱原発」批判の成果として、日本弱体化
を図る「脱原発」政党が事実上、崩壊したと言って良いでしょう。
実際、「脱原発」は矛盾だらけであり、極めて非現実的であります。
■脱原発派は「火力発電のゴミ」をどうするかに答えよ!
[HRPニュースファイル487]の
http://blog.goo.ne.jp/sakurasakuya7/e/13d157d8da4e1e1bd2ec041c7665eec0
「原発:放射性廃棄物最終処分場問題に答える」では、脱原発派から
良く質問や批判がある「原発推進は、原発のゴミをどうするのか」
について明確に答えました。
今度は、脱原発派が質問に答える番です。
■「原発ゼロ」の本質は「火力発電増強」に過ぎない
2012年は、ほとんどの原発が停止し、稼動していない代わりに
電力を担ったのは「再生可能エネルギー(自然エネルギー)」
ではなく、「火力発電」でした。
つまり「原発ゼロ」=「火力発電増強」を意味するのです。
再生エネルギーの太陽光発電や風力発電は発電能力が低く、
天候に左右されるため、安定的、かつ大量の電力供給には不向きです。
したがって、「脱原発」が続けば、今後も足りない電力を
火力発電の稼動で補うことは不可避です。
先日、環境省が発表した日本の二酸化炭素排出量は2011年度、
13億トンで前年比3.9%増えています。12年度は、原発稼働率低下で
更に増えていることは間違いありません。(12/6 朝日)
■「温室効果ガス」問題は、どうなったのか?
2009年衆議院選挙の焦点の一つに「温室効果ガス」がありました。
脱原発を主張していた政党や政治家、マスコミの多くは、地球環境
を守るために、二酸化炭素排出を問題にしていました。
それが今回の選挙では、「脱原発」が焦点となり「温室効果ガス」
を指摘する声も聞こえても来ませんでした。
11月末、カタールで地球温暖化対策について話し合う
国連気候変動枠組み条約第18回締約国会議(COP18)が開催されましたが、
日本は鳩山元首相が国際公約で掲げた原発の増設を前提とした
「温室効果ガスを2020年に90年比25%削減する」を撤回しない
方針を固めていました。
しかし、数値的には他国から排出権を購入するなどしても、
25%には届かず、現実的には不可能です。
(11/27 毎日「COP18:開幕 日本、公約撤回せず 温室ガス25%削減、具体策なく」)
日本の脱原発と温室ガス25%削減の矛盾を指摘する形で、国際エネルギー
機関(IEA)のマリア・ファンデルフーフェン事務局長は
「日本の脱原子力発電依存計画は経済、エネルギー安全保障に影響を
与え、地球温暖化対策の目標も困難にする」と批判しています。
(11/23 読売「『原発ゼロ』実現性に疑問…IEA事務局長」)
■火力発電のゴミの量は原子力発電の8500倍
では、火力発電のゴミの量は実際にどのくらいあるのでしょうか?
1ギガワット級発電所の年間廃棄物を比べてみましょう。
火力発電所は684万トン(二酸化炭素650万トン・ヒ素と有害な重金属を
含む灰が400トン・その他)。原子力発電所は、核廃棄物が797トン
(高レベル核廃棄物27トン・中レベル核廃棄物310トン・低レベル460トン)。
うち高レベル廃棄物の27トンは、「核燃料再処理」と「ガラス固化」
で5トンに減らせます。 (「放射能と理性」ウエート・アリソン著 徳間書店)
なんと火力発電の廃棄物は、廃棄物の量は、原発の8500倍もあるのでです。
「原発のゴミ」だけが危ないと言われますが、火力発電のゴミは、
二酸化炭素、ヒ素と有害な重金属を含んでいます。
「脱原発」を主張するマスコミ、左翼団体の多くは、少し前までは、
地球の環境を守る為に「温暖化ガス排出」を強く問題にしてきた人達
ですが、現在、その問題には一切、口をつぐんでいます。
まさしく「ご都合主義」です。
火力発電稼動で排出された原発の8500倍のゴミをどうするのか?
脱原発で子供の未来を守るなら、火力発電から子供の健康を守るために
どうするのでしょうか?
■エネルギー供給と廃棄物処理はセットで考え解決をする必要がある
本来、人類の持続的な発展繁栄のためには、
「エネルギー供給と廃棄物処理はセット」で考えなければならない問題です。
それに答えられない脱原発を主張する政治家、政党は無責任極まりない
と言わざるを得ません。
幸福実現党は、日本を守る「責任政党」として、今後とも、日本の
輝かしい未来を担うエネルギー政策を打ち出して参ります。
(文責・佐々木勝浩)
☆゜・:.。. .。.:・゜
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「脱原発」は問題だらけ=
「火力発電のゴミ」をどうするのかに答えよ!
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今回の総選挙においては、民主党、日本未来の党など
「原発ゼロ」「脱原発」「卒原発」を争点として掲げた
亡国政党が大敗しました。
「脱原発」一本で勝負した菅直人氏の小選挙区落選(比例でギリギリ復活)
や、橋下氏や嘉田氏(未来の党代表)の「脱原発」の理論的主柱である
飯田哲也氏(同党代表代行)の落選が、「脱原発」の終焉を象徴しています。
幸福実現党による徹底的な「脱原発」批判の成果として、日本弱体化
を図る「脱原発」政党が事実上、崩壊したと言って良いでしょう。
実際、「脱原発」は矛盾だらけであり、極めて非現実的であります。
■脱原発派は「火力発電のゴミ」をどうするかに答えよ!
[HRPニュースファイル487]の
http://blog.goo.ne.jp/sakurasakuya7/e/13d157d8da4e1e1bd2ec041c7665eec0
「原発:放射性廃棄物最終処分場問題に答える」では、脱原発派から
良く質問や批判がある「原発推進は、原発のゴミをどうするのか」
について明確に答えました。
今度は、脱原発派が質問に答える番です。
■「原発ゼロ」の本質は「火力発電増強」に過ぎない
2012年は、ほとんどの原発が停止し、稼動していない代わりに
電力を担ったのは「再生可能エネルギー(自然エネルギー)」
ではなく、「火力発電」でした。
つまり「原発ゼロ」=「火力発電増強」を意味するのです。
再生エネルギーの太陽光発電や風力発電は発電能力が低く、
天候に左右されるため、安定的、かつ大量の電力供給には不向きです。
したがって、「脱原発」が続けば、今後も足りない電力を
火力発電の稼動で補うことは不可避です。
先日、環境省が発表した日本の二酸化炭素排出量は2011年度、
13億トンで前年比3.9%増えています。12年度は、原発稼働率低下で
更に増えていることは間違いありません。(12/6 朝日)
■「温室効果ガス」問題は、どうなったのか?
2009年衆議院選挙の焦点の一つに「温室効果ガス」がありました。
脱原発を主張していた政党や政治家、マスコミの多くは、地球環境
を守るために、二酸化炭素排出を問題にしていました。
それが今回の選挙では、「脱原発」が焦点となり「温室効果ガス」
を指摘する声も聞こえても来ませんでした。
11月末、カタールで地球温暖化対策について話し合う
国連気候変動枠組み条約第18回締約国会議(COP18)が開催されましたが、
日本は鳩山元首相が国際公約で掲げた原発の増設を前提とした
「温室効果ガスを2020年に90年比25%削減する」を撤回しない
方針を固めていました。
しかし、数値的には他国から排出権を購入するなどしても、
25%には届かず、現実的には不可能です。
(11/27 毎日「COP18:開幕 日本、公約撤回せず 温室ガス25%削減、具体策なく」)
日本の脱原発と温室ガス25%削減の矛盾を指摘する形で、国際エネルギー
機関(IEA)のマリア・ファンデルフーフェン事務局長は
「日本の脱原子力発電依存計画は経済、エネルギー安全保障に影響を
与え、地球温暖化対策の目標も困難にする」と批判しています。
(11/23 読売「『原発ゼロ』実現性に疑問…IEA事務局長」)
■火力発電のゴミの量は原子力発電の8500倍
では、火力発電のゴミの量は実際にどのくらいあるのでしょうか?
1ギガワット級発電所の年間廃棄物を比べてみましょう。
火力発電所は684万トン(二酸化炭素650万トン・ヒ素と有害な重金属を
含む灰が400トン・その他)。原子力発電所は、核廃棄物が797トン
(高レベル核廃棄物27トン・中レベル核廃棄物310トン・低レベル460トン)。
うち高レベル廃棄物の27トンは、「核燃料再処理」と「ガラス固化」
で5トンに減らせます。 (「放射能と理性」ウエート・アリソン著 徳間書店)
なんと火力発電の廃棄物は、廃棄物の量は、原発の8500倍もあるのでです。
「原発のゴミ」だけが危ないと言われますが、火力発電のゴミは、
二酸化炭素、ヒ素と有害な重金属を含んでいます。
「脱原発」を主張するマスコミ、左翼団体の多くは、少し前までは、
地球の環境を守る為に「温暖化ガス排出」を強く問題にしてきた人達
ですが、現在、その問題には一切、口をつぐんでいます。
まさしく「ご都合主義」です。
火力発電稼動で排出された原発の8500倍のゴミをどうするのか?
脱原発で子供の未来を守るなら、火力発電から子供の健康を守るために
どうするのでしょうか?
■エネルギー供給と廃棄物処理はセットで考え解決をする必要がある
本来、人類の持続的な発展繁栄のためには、
「エネルギー供給と廃棄物処理はセット」で考えなければならない問題です。
それに答えられない脱原発を主張する政治家、政党は無責任極まりない
と言わざるを得ません。
幸福実現党は、日本を守る「責任政党」として、今後とも、日本の
輝かしい未来を担うエネルギー政策を打ち出して参ります。
(文責・佐々木勝浩)
☆゜・:.。. .。.:・゜
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「脱原発」をすると、「原子力発電所すべて」が即
「ごみ」になるのと同時に、
火力発電で出る「ゴミ」の問題も増えるわけですね!
『脱原発』派の皆さん、どうします?