「『円高不況論』は本当か」2
本日は、私、こぶな将人(まさと)より、「『円高不況論』は本当か」の2回目(最終回)のメッセージをお届け致します。
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【こぶな将人寄稿】
先日9月15日のNHKの『クローズアップ現代』で放映されていましたが、外国のヘッジファンドの経営者が、なぜ円を買い進めるのかについて話をしていました。
彼は「円に信用があるから」と分かりやすく答えていました。これが外国から見た真実の姿なのです。
もし、日本経済の信用が無ければ、自然に為替相場も円安に向かうはずですが、現時点では高い水準にとどまっています。
これは現時点で見る限り、「円」に大きな信用があることを意味しています。
円高になると、マスコミやエコノミストはえてして悲観論に傾きがちですが、大川隆法名誉総裁がおっしゃっているように「円高になるということは、円の信用が高まっている」ことを意味しているのです。
これは、日本経済にとって新しい見方を提供することになると思います。
私たち幸福実現党は「日本の繁栄」を標榜しています。
今回の円高についても、これは「繁栄へのきっかけになるのではないか」という視点を持つことをお勧めしたいと思います。
例えば、外国から物を購入する時には、もちろん円高の方が有利です。また、外国へ旅行に行くのも、円高の方が便利です。
長期的にみた場合、ドルに代わって、円が「基軸通貨」になることも可能です。
産業界にとっても、この円高を有利な方向へと転換していく方法を考え出していくことが大切だと考えます。
このように、このまま円高基調が続くようになると、一律に日本経済が不況に陥るという一方的な見方ではなく、「繁栄がやってくる」という視点も持つことが大切だと思います。
今回、再選された菅直人氏については、これまでの財務大臣、総理大臣の経験を見る限りでは、官僚の言いなりになることが多く、経済政策も大胆な手を打てないように見受けられます。
しかし、自称「経済通」の政治家がリーダーシップを取って間違えた判断のもとに日本経済をより一層深刻化させるよりは、菅直人氏のように何もしないで頂く方が日本経済にとってはまだましかもしれません。
また、円高が進むことで、今年、中国に追い抜かされるであろうGDPにおいて巻き返しも可能であり、アメリカ経済のGDP規模に近づいていくことにもなります。
今後、中長期的にも「円高基調は変わらない」と考え、それを乗り越えていく中に、日本経済が世界において再び返り咲いていく道があるのです。
こぶな 将人氏
HP: http://blog.canpan.info/kobuna/
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