尖閣諸島の領有権 中国の主張は自国に損害をもたらす
http://japanese.ruvr.ru/2013_02_21/105614878/
21.02.2013, 転載
中国は、力や脅迫を用いても、東シナ海の尖閣諸島(中国名:ジャオユイダオ)
に関する日本の立場を変えることはできず、ただ自国に損害をもたらすだけと
なる。安倍首相は米国訪問を前に、米ワシントン・ポスト紙のインタビュー
に応じ、このような見方を表した。
安倍首相は21日に掲載されたインタビューで、中国のそのような行動は、
国際社会の信頼を失わせるため、最終的には中国の経済活動に影響を与える
との考えを表し、現時点で最も重要なのは、中国に領海や領土を奪うことは
できないと認識させることだと指摘した。
また首相は、これに関連して日本では防衛費が11年ぶりに増額されたと述べ、
地域では日米同盟が重要な役割を担うと強調した。
インターファクス
中国外務省 安倍首相の声明に困惑
22.02.2013, 転載
http://japanese.ruvr.ru/2013_02_22/105715698/
日本の安倍晋三首相が「ワシントンポスト」紙に掲載した声明に対して、
中国は激しい反応を見せた。
安倍首相は米国訪問を前にして、中国が隣国との領土問題などを抱えるのには
「根深い問題」があるとの考えを明らかにしていた。
AFP通信が中国の各メディアを引用して伝えた。安倍首相はそのなかで、
中国が国内での政治的支持を得るために領土問題を利用していると指摘して
いるほか、そのような対立的レトリックによって中国は自国経済に損害を
与えるリスクを背負うことになり、外国の投資家らに懸念を抱かせる、
との考えを示した。
安倍首相はまた、中国における愛国主義とはつまり、反日感情のことで
あることも指摘している。
この声明に対して中国外務省のフン・レイ報道官は、
「事実の歪曲および国家指導者が隣国を攻撃することは、国際社会では
希であり、あまり人気のない行動だ。」と応じた。
中国は日本に対して説明を求めているという。
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