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【今月の目次】 1.イベント報告(2019年9月) ・8月31日、9月1日J-CPAC2019開催! ・あえば議長がJCUとKCU共催の「日韓関係回復のための両国自由陣営討論会」にて登壇! ・今月発売の「月刊Hanada」11月号にてあえば議長の香港レポートが掲載! 2.イベント情報(2019年10月、11月) ・JCU Premiumメンバー向け動画配信が10月1日よりスタート! ・講演会「激動の中に日本の未来を拓く」:千葉県佐倉で開催決定!(10月27日) ・JCU特別公開セミナー「沖縄から日本を知る」:沖縄で開催決定!(11月24日)
3.先月の論説 ・人気記事:『新独立自尊 第27回 中国の「第4列島線構想」』 ・その他の記事一覧
*English Below.
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1.イベント報告(2019年9月) 【8月31日、9月1日J-CPAC2019開催!】
8月31日(土)、9月1日(日)の二日間にわたって三回目となるJ-CPAC2019が開催されました。当日は2,000名を超える方々が結集し、熱狂のうちに幕を閉じることができました。 本年はアメリカからポール・ゴーサー連邦下院議員やブルース・ウェスターマン連邦下院議員、FOXニュースでキャスターを務めるサラ・カーター氏、オーストラリアからCPAC Australiaの立役者アンドリュー・クーパー氏、日本からは元防衛大臣で衆議院議員の中谷元氏、元国家公安委員長で衆議院議員の松原仁氏、加藤達也元産経新聞ソウル支局長、オリンピック出場経験者で参議院議員の朝日健太郎氏、元海上自衛隊海将の金田秀昭などが論客として新たに加わりスケールアップして開催することができました。
更に登壇予定だった香港民主活動家の陳浩天氏(アンディー・チャン)が出国前に急遽、中国当局に身柄を拘束され、急遽、会場にビデオメッセージを送る模様は台湾、日本の主要メディアにも報道され世界的にも本イベントが注目されることとなりました。 第四回目となる来年も本年同様、夏期に開催する予定です。毎年パワーアップを続けて参りますJ-CPAC2019に引き続きご期待下さい。
J-CPAC2019人気セッション上位3位 1位:香港の自由/メディアアカデミズム論(同率1位)、2位:東アジアの砦、台湾、3位:9条改正後の日本と世界
↓↓J-CPAC2019一部のコンテンツをご覧いただくことができます!↓↓ https://v.classtream.jp/JCU/#/navi/home
ID:JCU2019np Password:#Q6wLAHh 【あえば議長がJCUとKCU共催の「日韓関係回復のための両国自由陣営討論会」にて登壇!】
9月25日(水)、韓国国会図書館大講堂にて、日韓の保守派が集い日韓関係回復のための両国自由陣営討論会が開催され、あえば議長が登壇致しました。現代朝鮮研究者の西岡力氏(救う会会長)自由韓国党や共に共和党の代表など韓国保守派国会議員らが登壇し、日韓関係を取り巻く歴史的な問題や障害について議論を致しました。特に、徴用工や慰安婦といった問題についても両国保守派が意見を述べ、既に解決済みである問題を提起するのは国際法に照らし合わせてもおかしいという認識が韓国側から述べられるなど未来志向の議論に会場は熱気に包まれました。
特にあえば議長からは、「恨(ハン)の概念を超えて日韓で連帯していくことが重要だ。我々が憎むのは全体主義であり、深刻な分断をもたらす文在寅政権だ。民族同士が憎しみ合うのではなく、共に未来志向で関係を構築していこう。」とのスピーチに会場は最高潮の盛り上がりを見せました。 参加者の声として、「30年間、韓国で仕事をしてきたが、 日韓関係について これほど正論で議論がなされたのを見たことは無い! 本当にスゴいことです!」と、 感動と興奮で握手を求められました! また、 「これだけの内容に韓国人が賞賛の拍手喝采することは驚きです!拍手のタイミングも一致して、心から賛同している一体感が 素晴らしかった!」と驚きを話してくださる韓国人と結婚されて長年韓国在住の日本人の方もいらっしゃいました。
【今月発売の「月刊Hanada」11月号にてあえば議長の香港レポートが掲載!】
今月発売の「月刊Hanada」 11月号に、あえば議長の香港訪問レポートが掲載されました。J-CPAC2019に登壇する予定だった陳浩天氏(アンディー・チャン)が急遽、中国当局に拘束されたことで世界から注目を集めたJ-CPAC2019の開催直後、The American Conservative Union(ACU)マット・シュラップ議長、ダン・シュナイダー事務局長、ACU Foundation ゴードン・チャン政策フェローらとともに香港を電撃訪問したあえば議長による最新の香港情勢がご覧いただけます。
陳浩天氏との会談の模様から警官隊との最前線、香港メディア王との会食直後にメディア王が襲撃された事件など緊迫の香港情勢があなたのお手元に!
↓↓「月刊Hanada」11月号については下記をご覧ください!↓↓ http://www.asukashinsha.co.jp/bookinfo/4910120271197.php

2.イベント情報(2019年10月、11月) 【JCU Premiumメンバー向け動画配信10月1日にスタート致します!】
JCU動画サイトでは、4つのカテゴリーに別れて、重要情報を配信してまいります。
⑴月1のネット番組「JCUインサイト」:大手メディアでは報じられない世界・日本の真実を徹底解説。今後は、ホワイトハウスからのニュース解説や米国大統領選挙などの情報提供も予定しております。 ⑵「J-CPACアーカイブ」:2017年から2019年に開催されたJ-CPACにおける注目セッションを順次ご覧いただけます。
⑶「JCU各種セミナー アーカイブ」:今までに開催して来た、各地域でのセミナーを学ぶことができます。順次、最新セミナーも提供してまいります。
⑷「日本政策学校 講義」:各界の最先端について学ぶ、貴重な講義を特別に公開しております。
↓↓お試しで視聴することができます。↓↓ https://v.classtream.jp/JCU/#/navi/home
ID:JCU2019np Password:#Q6wLAHh
*尚、第1回のJCUインサイト配信は10月15日以降となります。 収録・編集の都合上、遅れる場合がございます。
【講演会「激動の中に日本の未来を拓く」:千葉県佐倉で開催決定!(10月27日)】
10月27日(日)に、千葉県佐倉市にて「激動の中に日本の未来を拓く」と題してあえば議長による講演会を開催致します。ここでしか聞けない、アメリカ政治の裏側・東アジア情勢の裏側を余すことなくお話させていただきます。ご期待ください。
◆日時:2019年10月27日(日)プレイベントJCU紹介14:00~16:00/講演会:18:00~20:30(開場17:50) ◆会場:ミレニアムセンター佐倉 プレイベント:4階会議室/講演会:2Fホール
◆参加費:無料 ◆主催:一般社団法人JCU/日本一の佐倉をつくる会、後援:世界戦略総合研究所/興亜観音で本当の歴史を学ぶ会 ◆申し込み方法:メール・電話・FAXにてお申込みください。 メール:bokudoart@gmail.com 電話:080-6634-3704/FAX:043-498-4470
【JCU特別公開セミナー「沖縄から日本を知る」:沖縄で開催決定!】 11月24日(日)に、「沖縄から日本を知る」と題してJCU特別公開セミナーを沖縄にて開催致します。当日はあえば議長に加えて、元靖国神社禰宜・広報課長で神道政治連盟沖縄県本部幹事長を務める大山晋吾氏をお招きし、沖縄の秘められた歴史から日本の歴史を紐解きます。あえば議長の、アジア太平洋からの視点での沖縄論と合わせて目が離せません。
◆日時:2019年11月24日(日)13:00~15:45(受付12:00~)*16:30より懇親会。 ◆会場:P’s Square(沖縄県浦添市西原2-4-1ピーズスクエア5階) ◆参加費:1,000円(JCUネットワークパートナー・学生:無料)
◆主催:一般社団法人JCU、共催:一般社団法人日本台湾平和基金会/世界戦略総合研究所/日本政策学校 ◆プログラム:13:00~14:00「ああ、沖縄~その剛毅にして純朴なる県民性と敬神崇祖の風土~」大山晋吾氏(神道政治連盟沖縄県本部幹事長)、14:00~15:00「アジア太平洋における沖縄、そして日本~乱世に備えよ~」あえば直道(JCU議長) ◆申し込み方法:下記URLか電話にてお申込みください。 https://01w.me/q50en 電話:080-7949-2233(平日10:00~17:00)
3.先月の論説 【人気記事】
『新独立自尊 第27回 中国の「第4列島線構想」』
中国の海洋戦略について、「第3列島線」を以前にこの連載でも取り上げた。第3列島線とは、アラスカからハワイ、南太平洋のサモアを通過し、ニュージーランドに至るラインだ。太平洋をちょうど東西に二分するように引かれている。中国の太平洋への戦略的意図がこれほど遠方に展開されるとなると、日米だけでなく、オーストラリアやニュージーランド、フランスまで強く懸念を示すようになった。
しかし、中国の列島線を巡る議論はそれだけではない。それに続く列島線構想、すなわち第4列島線、第5列島線という空間構想も、中国は持っている。この第4列島線、第5列島線とは、一体どういうもので、いかなる意味があるのだろうか。
「逆方向」に引かれた列島線 確認しておくと、第1列島線は、九州から沖縄、台湾からフィリピンに、第2列島線は伊豆半島から小笠原諸島、グアムからパプアニューギニアに至る。そして、第3列島線は上記の通り、太平洋を二分する。第1列島線は、中国の「核心的利益」、第2列島線は「対米防衛ライン」、第3列島線は「太平洋分割統治論」、とそれぞれ関連する利益が異なっている海域である。
一方、第4列島線、第5列島線は太平洋とは反対の方向に描かれる。舞台は、インド洋だ。第4列島線は、パキスタンの最南部にある港湾都市グアダルからスリランカ南部ハンバントタを通る。そして、インド洋に浮かぶ英領ディエゴガルシアを通過して南下する。中国はグアダル港とハンバントタ港の使用権を、それぞれパキスタンから43年、スリランカから99年獲得しており、すでに権益確保が着々と進んでいる。
第5列島線は、アフリカのインド洋沿岸に沿って引かれる。中国にとってアフリカ唯一の軍事基地であるジブチからアフリカ東部とマダガスカルの間を南下し、南アフリカに至る。こちらも、経済的進出ならびに基地建設を順次進めている状態である。
新たな列島線と大国の反応 この第4列島線、第5列島線は、太平洋に描かれる3つの列島線とは性質を異にする。第3列島線までの構想は、すでに述べたように、軍事・安全保障についての色彩が強い。これに対し、第4・第5列島線は、「一帯一路」に基づく経済的な戦略が色濃い。
しかし、他の大国との摩擦が生じないかと言えば、そういうことではない。インド洋を自らの「裏庭」を位置づけるインドは強く反発する。今年春の総選挙で圧倒したモディ首相は、最初の外遊先としてモルディブとスリランカを訪問し、インド洋でのプレゼンスを示し、中国を牽制している。
また、アメリカも「太平洋軍」を「インド・太平洋軍」に改名したように、太平洋とインド洋をセットにして対処する姿勢を堅持している。なかでも重要なのが、インド洋に浮かぶ不沈空母と言われるディエゴガルシアである。ここはイギリス領だが、アメリカ軍のインド洋展開において重要な存在だ。短期的にはEU離脱問題で揺れるイギリスだが、将来的にはアメリカと連携して中国への対応に係る必要が出てくるだろう。 現地の抵抗と日本の開発援助政策 現地においても、中国への抵抗はすでに始まっている。
第4列島線の拠点となるパキスタンのグアダルでは、今年、中国企業が駐在員を多く宿泊させているパール・コンチネンタルホテルが、反発するテロ組織に襲撃された。また、昨年はカラチの中国領事館も襲われている。これらは過激派組織「バロチスタン解放軍」によるものと言われており、称賛できる種類の抵抗ではないが、現地の人々の反発心の表出ではあるだろう。 第5列島線でも、マダガスカルにとって中国は最大の貿易相手国となり、天然資源の確保を目的に中国企業の積極的な展開が見られるが、地元住民の強い反対の声もあり、中国への警戒心も高まっている。
今後のインド洋の海洋秩序において、第4列島線、第5列島線は1つのバロメーターとなる。第4列島線、第5列島線は、安倍政権が掲げるインド・太平洋戦略とは相反する戦略であり、さらに、それは中東から日本へ繋がるシーレーンにも接触する。日本は、国際協力機構(JICA)による開発援助の戦略的活用や、海上自衛隊などの安全保障協力などを通じて、地域のプレゼンスを意識する必要がある。
【その他の記事紹介】
日韓対立を読み解く(1)文大統領の「決起演説」 https://conservative.or.jp/news/conflict_with_korea1/
日韓対立を読み解く(2)文政権の反日マーケティング https://conservative.or.jp/news/conflict_with_korea2/
日韓対立を読み解く(3)「反日マーケティング」にのらないために https://conservative.or.jp/news/conflict_with_korea3/
(以下の記事及び『新 独立自尊』連載第3回以降は、JCUネットワークパートナー限定公開です)
「大事なことを静かに話そう」-GSOMIA破棄決定を受けて https://conservative.or.jp/news/gsomia_losing_south_korea/
左派の言論弾圧に抗して https://conservative.or.jp/news/antifa/
『新 独立自尊』 連載第25回 トランプ大統領の同盟破棄発言を再考する(JCU議長・あえば直道) https://conservative.or.jp/news/jay_nisc25/ ネットワークパートナー登録はこちら↓ https://conservative.or.jp/network/ ニュースは随時更新しています!!! JCUニュースページ https://conservative.or.jp/news/ ____________________________________________ ↓ご感想・ご質問などはこちら↓ info@consevative.or.jp
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