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life*137.3

再始動してます

2週続けての週末益子でした。
土曜日は、長女は学校があるので…
土日帰れるのは主人のおかげ、、
助かっています。

仕事の方も再開はもちろんですが
状況も少し変化しています。

実は、実家の登り窯の裏側に住んでいた
祖母も1月に亡くなりました。
こういったこと。。
続けて不幸が起きることはよくあるそうです。
94歳でしたし、ほとんど最後まで1人で生活し、
認知症などにもならず、頭もはっきりしていていて、、
本当に立派だったと思います。

年末にお見舞いに行ったとき、
(父の告別式での遺族代表の挨拶は私がしたのですが)
『すごく良い挨拶だったんだってね』と
褒めてくれて、、
それが最後の会話になってしまいました。

山菜を採ってきてくれたり、
お漬物などを作るのも上手、
昔ながらの知恵みたいなのを
祖母は本当によく知っていました。
…想い出はつきませんが。

その祖母の住んでいた自宅に、
焼き物をやっている若いご夫婦が
6月から住んでいます。
益子は移住者も多く、
工房付きの貸家などに住む人もたくさんいます。

誰かに住んでもらおうと
決めた直後から何人も話があり、
また、すぐに決まったことは
やはり益子ならではのことかもしれません。

契約に至ったご夫婦は
他の大きい窯元で職人として働いていますが、
自分たちのものを作るために工房も借りて
くれるそうで…
(今までも他で借りていたそう)
今後は、時間などもうまく分けながら
共同でやっていくつもりです。



ロクロで作る作業…
こういった下請けする仕事も焼き物業界にはありまして、
生地屋さん、などと呼んだりもします。
私がなかなか益子に行けなくなったり、
注文が増えてからのここ10年くらいは
父がロクロ作りでバイト(笑)してくれてました。

この先しばらくは祖母宅に住むご主人の方が
(というか私からするとひと回りくらい違うので
 なんとなく“男の子”)
その作業を手伝ってくれることになり、
その他も母がかなり進めてくれるので、
今までに近いような形で続けていけそうです。

静かな工房を見るのも辛いですし、、
生活のためにもできることをしていかなければ
いけません。
きっと、父も喜んでくれていると思います。

大晦日、来年の目標を話すことが
恒例の我が家。
私の目標は
『今までと同じように仕事をする、
 同じものを作る』。

年明けから半年が経ちましたが…
願いのような目標が達成できつつあることに、
嬉しく、何となく清々しい気持ちです。

ただ、作るだけではダメで…(笑)
売らないといけません!!

今後とも、薄田窯をよろしくお願いいたします!

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