2000年、
アートスクールに通う。
デザインを考え作る楽しさを知った僕は、
音楽は趣味と割り切る。
バンド脱退、
本気でデザイナーを志す。
もちろん定期的に脳の検査は続けていた。
数ヶ月に一度のMRIと
発作予防のための薬の処方。
その後は何事もなく、
無事アートスクールを卒業した僕は
憧れのデザイナーになる。
激務の日々、
当時は徹夜なんて当たり前だった。
自分の携わった広告や色々なデザインが
世界に拡がることが嬉しく、
どんどん仕事に打ち込む日々だった。
丁度その頃、
在籍していたバンドがCDデビュー。
素直に喜べない僕が居た。
rockinonのインタビュー、
ラジオやフェス出演など当時僕が夢見ていた事を
やっていく友人達が羨ましかった。