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特になにもないですが

潮風のいたずら

家主に対して腹を立てていたある日、
「いつかボケて徘徊しても探さないかも」
なんて冗談混じりにお友達に言ったら、

「まるで“潮風のいたずら”みたいね」と。


“潮風のいたずら”って何?
と聞いたところ、昔の映画とのこと。

「キツい奥さんがある時クルーザーから海に落ちて記憶喪失になり、テレビのニュースで身元探しをしていたのを観た夫は、名乗り出ずに迎えに行かなかった、って話でね」

そして
「楽しい映画だから、一緒にみましょ」
と、わざわざレンタルしてきてくれました。


“潮風のいたずら”は1987年のアメリカ映画。

お金持ちで性格のキツい奥さんは本当に感じの悪い人で、美人でスタイル抜群ですがちっとも魅力的ではない女性。

そんな女性が海に落ち、記憶を失い…

ネタバレにならないために、
ここではあらすじなどは書かないでおきます。



お金があり
何不自由なく我慢もせず
なんでも思い通りにいっていても

不満がなくならないのは
気持ちが満たされないからなのでしょうか。

そんな人が

記憶を失い、
何も持たず、思い出もなく

貧乏な家で
家事は山のようにあり
手のかかる子供たちの世話もある環境に
騙されて放り込まれます。

まるでゴミ屋敷、
めちゃくちゃな料理、
下品な会話、

そんな毎日に追われているうちに

小さなことで喜び、笑い、
情が生まれ
人を思いやり
人を守るようになっていきます。

顔つきも話し声もまったく違って
とてもチャーミングに。


ストーリーは
その後いろいろゴタゴタがあり、
悲しい展開にもなりますが


最後の最後、
彼女の「欲しいもの」を聞いたとたん

もう私までハッピーな気分になりました!


失った記憶は戻るのか、
騙した男はどうなるのか、
妻を見放した夫はどうするのか…
気になってきましたか?(笑)

とてもステキなラブコメディ映画
「潮風のいたずら」

よかったらご覧になってみてください!











コメント一覧

Unknown
潮風のいたずらを、初めてみたのは、20代、その後、40代、今回、60代。
でも、涙が出るとこ、笑うとこ、感動するとこは、何回みても、一緒です。
高慢ちきだと、そのような顔から、満たされて愛されていると,あんなに、優しい顔に、なるという、女優さんだからもあるんでしょうけど、人が変わったこのように、顔つきが、変わるんですね。
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