佐野オトリ店の鮎便り

佐野オトリ店の毎日&福士川と富士川の鮎釣り情報を提供します!

天然鮎の習性

2010年08月23日 | 富士川
今日の天気: 
  
おとりやを始めて36年の間、富士川の釣果が釣り人によってあまりにも違いがあることがあります。多くの方が2,3匹の中、20,30匹釣ってくる方がいるのです。“何でそんなに釣れるんだい” と聞いたら、“鮎に重しを付けて釣るんだよ” と教えてくれました。この方法は、富士川でずば抜けた釣果を挙げてくる鮎師さんから良く聞きます。
  
富士川には、天然の鮎がたくさんいます。天然の鮎は、荒波の中で育ち、泥やゴミなど困難を越えて溯上してきます。体力もある、この天然の鮎が好むのは流芯の深い川底です。一方、放流された鮎は、川の中層から上層で泳いでいて、鮎師さんが釣るのはほとんどがこの領域のものと言っていいでしょう(もちろん天然鮎も上層を泳ぎますが)。上層の鮎が釣り易いのは確かです。
  
オトリ鮎は通常、ハナカンで浮き上がってしまいますので、天然鮎狙いのため川底で泳がすためにはオトリ鮎の前に重しを付けて沈めます。ただ、鉛の重しは小さいので次の事に気をつけてください。沈める時に、もし鉛が川底の石や岩の間に入ってしまったら、はまってもう取れません。オトリは駄目になってしまいます。一発勝負のつもりで糸を張りながらオトリ鮎を沈めてください。慣れないとオトリ1,2本ではリスクが大きいかも知れません
  
*   *   *
一昨日、富士川の芝川製紙裏で26cmを最大とした25,26cmを含む鮎8匹を流芯で釣ったとの報告を受けています。
  
 
明日の清水港潮時刻(8/24)
 満潮   4:45  17:51
 干潮  11:18  23:34
干潮の1時間半前の釣果が良い傾向にあるようです
  
 ※ このブログはでも見られます
  
写真をクリックすると大きくなります
823_2 17:30富栄橋より 写真ではわかりませんが、川底の石が真っ黒に磨かれていました
823 17:30本店上 真っ黒です
 
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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして… (すぎ)
2010-08-24 14:03:14
はじめまして…
松野のおやじさんにはミニ自転車のヤツと
言って頂ければわかると思います…

今日のコメントでビックリ…
一昨日とは…土曜日??

まさに…紙一重ですね…

製紙の上側、芝川よりに入っておとり三つ使いながら
ひとつひとつの石廻りを
じっくりなめまわすようにやってみましたが・・・
富士川で初めてボーズ喰らいました…

ただ…一発でノックダウン
ストレートを喰らったようにやられる時がありましたです。

やはりオモリつけて芯よりのやや深いとこでした。

まず、ひとつとれるか採れなかったかの紙一重だったのかな…





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