今日の天気: 朝 お昼 午後2時から
未明の雨はおそらく、昨晩“さぁ明日は鮎釣りするぞ”と意気込んでいた鮎師さんの出鼻をくじいてしまったのでしょう。
朝9時に雨が止んだ後の福士川の水量はそれほど増えず、濁りませんでした。午後からは晴れ間も見えましたので、竿を出したら楽しめたのではないでしょうか…
魚影も見えましたよ
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本日も福士川のグッドポイントの紹介をします
写真は、鮎師さん達がその日の釣り場や川の状態を見ながら鮎談義を行う、皆さん良くご存知の下皐月橋から下流を写したものです。
写真一番奥は、6/27のグッドポイントで紹介した場所のすぐ上流です。ここは川幅が急に狭くなり、水が右岸側に集まったせいで、流れが速くて腰まである深い場所です。深いといっても淵とは違い流れがありますから、新鮮な酸素の供給もあり、川底近くで休める場所もあるため、淵と瀬をミックスしたような鮎の動きに注目です。ここでは毎年大きめの鮎が釣れると報告を受けます。
大きな石の向こうに川を渡る白い筋が見えるでしょうか。これは取水セギで低い段差があります。取水セギを支えるトウフとトウフの隙間10~15cmに鮎が隠れており、如何に誘い出すかが面白いポイントです。
ゴトゴトとした大きな石のある場所は、左岸から入ると、釣り人には鮎が見える一方で、大きな石に隠れた鮎から釣り人は見えないらしく、鮎の意表を突いた釣りができるポイントです。
下皐月橋の下は、佐野オトリ店本店前と同じようなたるみになっており、言わば魚影のビューポイントです。鮎談義にふさわしい場所でしょう。
明日の清水港潮時刻(6/30)
満潮 6:47 20:21
干潮 1:21 13:31
干潮の1時間半前の釣果が良い傾向にあるようです
※ このブログはでも見られます
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ともかく9月ごろまで大勢友釣りの人が入ります。
10月になるとコロガシの人も、というのも鮎が良く見えるためと思われます。
堰の上は、広がったたまりのようになっており、手前の石はその更に手前の皐月橋したのからの流れになっていて大きな石がありここも良く釣れるところです。
堰から下も、大きな石が続き大石が少し途切れやや浅い流れになり、また深場になります。
このあたりは、石垣の護岸に沿って流れています。
この流れが、対岸に向かう浅瀬にも良く鮎がついていますが、やはり深場には良方の鮎がいます。
毎年福士で25cmオーバー時に尺が出ることもある場所です。
コロガシの方が大型の鮎を狙って入るのも頷けますが、本心は友釣りでせめて欲しいと思っています。
この場所は、流勢があるため元気なおとりで攻め続けられると良く出るのですが、弱ったおとりでは見向きもされない場所でもあり日和、おとりなどにより釣果に差が出ることもあります。
と勝手に書いてみました。
私は、この場所が空いた頃9月の後半から11月に入ることにしています。