今日の天気: 時々 夕方少し
今朝は冷え込み、福士川には川霧が出ていました。うっすらとカワウのシルエットを発見。朝まだ動きの鈍い鮎を狙って明るくなるのを待っているのです。カワウは鮎からすると悪者ですが、なかなかの努力家であるのは認めざるを得ないようですね。
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“どうしても富士川で釣りたい” と譲らない一途なAさんを含む3人の鮎師さんが八王子からやって来ました。“あまり釣れないようですよ” と申しましたら、“1本釣れりゃーいいよ” 新東名へ出発して行きました。そのAさんは23~24cmの雌雄2匹を釣り、うち1匹は若い鮎だったそうです。逸る気持が収まったのでしょうか、午後から福士川佐野オトリ本店前へ入りました。
夕方暗くなるまで釣っていたお三方、22匹(Aさん) 18匹 9匹と見事な釣果でしょう “あんまり鮎がいるのでびっくりした” “半分は綺麗な鮎でオトリになるのばかりだった” と嬉しそうでした。この鮎師さん達は今日で竿納めするそうです。素晴らしい〆になりましたね
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午後富士川下流へ食み跡を探しに出かけました。
垢はうっすらと付き始めている段階です。木島、JR鉄橋上、新幹線下に食み跡がしっかりありました(下の写真)。10/11~11/15の1ヶ月間、JR鉄橋より下流は禁漁になっていて釣り人が入らなかったせいか、鮎が随分カワウにいじめられている印象を受けました。水管橋の膝より浅いところには食み跡はなく、深いところに隠れている様子です。新幹線下のテトラポットがある場所にはカワウが寄ってこないため、テトラポットの間には食み跡がたくさん見えました。またJR鉄橋上の岩の上にも写真のようにしっかりと食み跡があります。どっしりとして日が良く当たる岩には垢が早い段階で付きますからね。命をかけて食んでいるのが想像できます。
富士川の鮎は、カワウに脅かされながらも餌を求めて、しぶとく生きていますよ
今朝9:00過ぎから5人の若い方がなにやら本店前で作業をしていました。話し掛けたところ、山梨大学の学生さんでした。卒業研究のために福士川を訪れたそうです。
詳しくはわかりませんが、鮎の棲み易い環境を検証するために、流速 川幅 水深のデータを中皐月橋~本店前の間何ヶ所かで計測しているとのことでした。
毎日、オトリやと釣り人の視点で鮎を眺めている私とはまた違った学生さんたちの鮎へのアプローチ。卒業論文を読んでみたいです
お知らせ
富士川は今月いっぱい松野店を開店いたします。
明日の清水港潮時刻(11/19)
満潮 4:11 15:25
干潮 9:46 22:04
干潮の1時間半前の釣果が良い傾向にあります
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ナビでどうぞ
佐野オトリ本店:山梨県南巨摩郡南部町福士14790
福士川店:山梨県南巨摩郡南部町福士24990-2
松野店:静岡県富士市北松野796
長貫店:静岡県富士宮市長貫65
蒲原店:静岡県静岡市清水区蒲原5000-2-1
釣果などお寄せください
E-mail: sano-ayu*athena.ocn.ne.jp *は@
0556-66-2045
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