今回紹介する富士川グッドポイントは、通称「うなぎや裏」と呼ばれる釣り場です。(下の付近図面、写真を参照のこと)
うなぎやの少し上に「大石の淵」と昔から親しまれている深い淵があります。右岸の山から崩れ落ちてきた大きな石が鎮座し、目印となっています。かつて付近の子供達がこの淵で泳ぎ賑やかでした。この淵は鮎の遊び場でもあり、辺りの銀行となっているでしょうね。
うなぎや裏 大石の淵と次の淵までの間は、毎年鮎師さんで賑わう人気のある釣り場です。うなぎや裏の駐車場から川までの距離が短いためアクセスしやすいこと、松野店付近と違い石畳ではなく、ところどころ石があるため歩き易い、釣り場の勾配がゆるく平らで釣り易い、3点が人気の所以かもしれません。小さな浅瀬あり、たるみあり、大きな石の周りの深みありと、穏やかながら様々な顔を見せてくれます。しかし今年は砂が増えて深い所が無くなったという報告も来ています。少しずつ変化するのは仕方がありません。
次の淵は青く深い所で、図面の通り水路の形から増水してもダイレクトに流れを受けないようです。右岸は切り立った崖となり、岩に付く垢も流れ難いことから、鮎にとって落ち着けるシェルターのような場所でしょう。
工場横 広く両岸の砂利が広がるこの場所は、50cm程度の石が敷き詰められた長い浅瀬となっています。皆さん岡釣りの方法を採り、ヘチの石と石の間に隠れる鮎を狙うようです。 また、ここは近年始まったラフティングの発着所となっています。タイミングを計りながら竿を出してくださいね。
新内房橋上流 道路脇に10台ほど止められる駐車場があるため、アクセスしやすいポイントです。川底が全面岩となっている瀬は、川の状況をお知らせする写真でおなじみですね。そのすぐ下は再び淵になっており、この辺りにはグッドポイントの仲立ちをする鮎の銀行がたくさんあることがわかります。
2007年の伝説: 娘婿の清ちゃんが驚きの釣果を上げたことがあります。結婚してから鮎釣りを始めた清ちゃん、結婚3年目の9月にひとり、うなぎや裏へ行きました。しかしながら、うなぎや裏には釣り人がいっぱい。静かに釣りたい清ちゃんは下流へ居場所を探し、誰もいない新内房橋上流の岩盤の瀬に決めました。釣り始めたら…釣れる釣れるパカパカと入れれば掛かり困ってしまう忙しさで、掛けた鮎は40本以上、逃がしてしまった物も多かったけれど36匹を持ち帰って来ました。次の日から銀座になった岩盤瀬でした 誰も居ない釣り場はねらい目ですね
写真, 図をクリックすると大きくなります
左:うなぎや裏 /中:2番目の淵上(右の出っ張り手前が淵) /右:新内房橋上流の岩瀬
大きくして見てください(矢印が流れの方向)
ナビでどうぞ
佐野オトリ店本店:山梨県南巨摩郡南部町福士14790
福士川店:山梨県南巨摩郡南部町福士24990-2
松野店:静岡県富士市北松野796
長貫店:静岡県富士宮市長貫65
富士店:静岡県富士市森島217-2
蒲原店:静岡県静岡市清水区蒲原5000-2-1
釣果などお寄せください
E-mail: sano-ayu*athena.ocn.ne.jp *は@
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