天神の東側に流れる那珂川畔「西中島橋」のたもとに、明治風の赤煉瓦の建物があります。「福岡市赤煉瓦文化館」です。1904年(明治37年)に「第十七国立銀行」の本店として建設されたもので、もう120年になります。設計は東京駅舎の設計で有名な辰野金吾・片岡安の「辰野片岡設計事務所」。東京駅の赤煉瓦を思わせる建物です。戦後は「日本生命福岡支社」の社屋として利用されていましたが、1969年(昭和44年)に国の重要文化財に指定され、これを機に福岡市が買い取り「福岡市赤煉瓦文化館」として公開されています。近くでみると大きく見えますが、実際は近隣のビルに囲まれて赤煉瓦が強調される可愛い建物です。後景のガラス張りのビルは「アクロス福岡」。隣の小さな森は「水鏡天満宮」。その鳥居がすぐそばです。
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