これは文句ではありません。昔話です。
私は子供の頃からフィギュアを見るのが好きで、旧採点(6.0システム)を見て育ったのですけど、この頃はどの国のジャッジが何点出したかっていうのがテレビの画面に出てきて一目でわかったんです。
だから、例えばロシアの選手が素晴らしい演技をして私は「これは全員6.0満点が出るだろう!」と思っても「いや、アメリカジャッジがいるから出ないな…」とか、子どもの私でもそんな風な見方をしてました
考えてみれば可笑しな話です……
6.0システムの採点方式は色々問題があったから今の採点方式になったのですが、この、「お茶の間の視聴者にどの国のジャッジが何点出したかわかる形式」に関してだけは、戻してほしい。そういう思いが強くなってきた今日この頃…
例として長野オリンピック金メダルのタラ・リピンスキーと銀メダルのミシェル・クワンのフリーの得点発表のテレビ放送の画面の画像を貼ります
先にSP1位のクワンさんが演技をして、この時点で一位です。一番下の数字は、その時点の順位です。
次にSP2位のタラちゃんがフリーの演技終えました。
タラちゃんの演技を1位にしたジャッジは6人。クワンさんの演技を1位にしたジャッジが3人。よってタラちゃんが勝った!
今のように得点の合計点で順位が決まるのではなく、それぞれのジャッジが何位にしたかで決まるのです…
この2人は同じ米国人ということで、特に変な得点の付け方にはなっていないような気がしますが…当の米国ジャッジはクワンさんを1位にしてますね。0.1点差で
…
そして私は思います…もしこのような得点表示の仕方で平昌オリンピックの男子フリーをやったなら、米国ジャッジだけ羽生くんに低い得点をつけたり自国の選手に高い得点を付けていると、お茶の間視聴者にもバレてもっと問題になったのではないでしょうか…と…
昔からアメリカジャッジは酷いというイメージでしたが(アメリカだけではないけれど……)、最近やり過ぎではないのかな、罰があたるよな。いや、もう当たってるかな?とか思ったりする今日この頃…
とりあえず、羽生くんファン的の中では「ローリー・パーカー」という名前は永遠に刻まれるでしょう。私は今後何かの試合を観に行ったとして、もしそこにローリー・パーカーがジャッジとしていたならば、全力でブーイングをしようと決めています。これは嫌がらせではありません。他のスポーツなら当然やっていることです。ローリー・パーカーがやったことは、2002年サッカーワールドカップのイタリア対韓国戦の主審、モレノ氏と同等!!!!だと私は思っています。あの時はイタリアが負けてしまったけど、羽生くんは勝った!!!それも圧倒的に!!!!!!!正義は勝つ。ということを見せてもらえましたそしてその正義はこれからも輝くでしょう。羽生くんの精神性、競技への真摯な姿勢。それこそが日本人の誇りで失ってはいけないものだと思います。同じような事、アメ先生が言ってました。私が長年通ってるあるレッスンの先生はアメリカ人なのですが、このような日本人の精神性を失って欲しくないと、いつも熱弁しています…アメリカ人のアメ先生からいつも日本人の素晴らしさを教えてもらっている私です……
それにしても、この長野オリンピックでの女子の戦いはやっぱり平昌のメドちゃんとザキトワちゃんと重なります…
今回この時の動画を久しぶりに見たのですが、キスクラを見るだけで泣けましたクワンさんは得点発表前から感極まって泣いていました…
この動画は埋め込めないのでリンクを貼っておきます。https://youtu.be/lrNgc3At5Bc キスクラ5:53秒あたりから
そして笑えて泣けるのがタラちゃんです自分が一位だとわかった瞬間の雄叫びが笑えます今はNBC解説者としてジョニーと良いコンビで、私生活もセレブリティな派手な感じですが…その片鱗がこの頃から
この動画も埋め込めないのでリンクを貼っておきます https://youtu.be/mRHzAt2fwqs 興奮のキスクラは5:46秒あたりから
このときの得点発表等の会場のアナウンスは羽生くんファンおなじみの新村香さん当時から声が変わらない!良いお声!
そしてこのタラちゃんの喜びようを見ていたら、平昌で喜びを抑えながら噛みしめていたザキトワちゃんを思い出して泣けてきました
ということで、昔話でした昔の採点や試合については私の認識が間違ってる事もあるかもしれませんが、私の記憶の中ではこうだということです…
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