その夜.......
SBCクルー全員は宿泊施設で雑魚寝。
唯一、浜川さん。「俺はイビキが凄いから船で寝るよ!」の申し出により船中泊。でもそのことを藤田キャプテンは知らない。
散々飲んで喰って宴会終了。5名は1名船内、残りはお部屋で就寝。そこまでは良かったのですが、しばらくして....
菅さん、ガーガーと凄いイビキが始まる。こころ優しい曽我兄は寝返りを何度も打ちながらひたすら我慢。えらい!
藤本も結局寝れずにイライラしながら、我慢していると、藤田キャプテンがむくっと起き上がり服を着替え始める。
菅さんのイビキに耐えきれず、何かを思いついたのでしょうか? 私にはわかっていました。キャプテンの考えていることが....
キャプテン寝ぼけながら桟橋方向へフラフラと歩いてゆく。私はこっそり後をついてゆく。想像的中やっぱり!
「あかん!そっちへ行ったらあかん!そっちはもっと地獄が待っている。もっとすごいのが一晩中、吠えている!」
思わず、声をかけ事情説明。
結局、部屋から布団を2セット持ち出しマリーナのフロント前のソファーで寝る羽目に....。
時々フロント前を通る関係者の視線を感じながら、寝たのか寝てないのかわからない感覚のまま朝になる。
菅さん。ぐっすり眠ったのか軽快に「おはよう!腹減った!飯食いに行こう!」首を締めてやりたい気持ちを我慢して、
熟睡の浜川・菅ご両人とほとんど寝てないキャプテン・曽我兄・藤本の対照的な、それぞれの朝食会場でした。
悪夢の一夜。
※左からクルマで差し入れに来てくれた三浦さん→イビキの菅→手前がキャプテン→その後ろがこころ優しい曽我兄!
→その前が睡眠不足の藤本→いちばん右端が遠吠えの浜川。「まあ、いい経験したわ!」
MF記