2月2日(土) 快晴
気温も14℃まで上がるらしいので、思い切ってマリーナに出かけて、Shirasunaのハンドレールのチークの整備をしました。
今までもハンドレールの全周を4分割してパートに分け、部分的にチョコチョコ整備していました。
船尾側の両舷はすでに4回重ね塗り済みで、美しく光っています。船首側は手つかずだったので、今回思い切ってやりました。
①船首の左舷側は、はじめからやり直しのパートです。
-先ずは100番で古いパリパリのニスを削り落とし、
-次に240番で木目が出るまでサンダーをかけ、
-400番で仕上げてからニスを塗ります。ニス塗りとしては1回目になります。
※ほぼほぼニスを剥がし、木目をきれいに出してからニス塗りしました。きれいに仕上がっています。
※船首側から見たところです。綺麗でしょ?
②船首の右舷側は現状の上から、そのままニスを塗るパートです。(次回はまた全部剥がしてやり直しです)
-古いニスは残してそのニスの被膜の表面だけに400番で軽くサンダーをかけて下地を作って、その上からニスを塗ります。
※下地の更に下は変色したりしているので、見た目は汚いままですが、傷み防止用にとにかく重ね塗りです。
③船尾の両舷は今まで何度もお手入れしてきました。これでに4回重ね塗りをしてきて今回が5回目です。
ー②と同様に古いニスの被膜の表面だけに400番で軽くサンダーをかけて下地を作り、その上から5回目のニスを塗ります。
※チークの木目と色合いが出て、イイ感じになってます。
※だんだん重厚感が出て、味わい深くなってきました。
今まで何度もやってきたこのニス塗り作業ですが、定期的にやることがとっても重要で、
時間が空きすぎると隙間から水が入り、チークが傷んでしまい変色します。
そうなるとまたニスを剥がしてチークを磨いてはじめからやり直しです。
Shirasuna進水時に専門の業者に初めの2回塗りまでやってもらって、
「あとは藤本さん!定期的に重ね塗りをやって6回くらいは塗ってくださいね」と言われていたにもかかわらず、
間が空いてしまい、「ふりだしに戻る」の繰り返しでした。これからは何とか維持していきたいと思います。
以上、ニス塗り報告でした。
MF記