前へ(畑仕事とお出かけ写真日記です)

「南極大陸」第九話 2

倉持さんと氷室さん、
見た目も生き方も全然違っているけれど
心の底で通じ合う物が、あるのかな?
生まれ育った環境も全く違っているのですが、
あの山の遭難事故の前は、こんな感じで語り合っていたのでしょうか。
氷室さんも、違う形で倉持さんを後押ししてくれています。

「南極ってスゲエな・・」
未踏の大陸だった南極、
男達を熱くさせて目指させる大きな何かが、あるのですね。

氷室さんにとって、美雪さんってどんな存在なんでしょう?
氷室さんも、かつて倉持さんの奥さまを好きだったのかなぁ?
その好きだった人の妹という存在?
でも、いつも一歩引いている。
「ちゃんと会って伝えて来い。」って、こちらの事も後押しして。
何で、倉持さんの気持ちを知っているの?
見ていれば伝わるのかな・・

「倉持、会いに来てくれて、ありがとな・・」
2人の関係が修復できた事、本当に良かったと思います。
男同士の静かな語らいが、良いですね。
氷室さんを見上げる倉持さんの大きな瞳が、綺麗で。

氷室さんに、頭を下げる。
「ありがとな。」
ジーンとしましたね。

小学校に行き、子どもたちに話をする倉持さん。
子ども達のキラキラした瞳。
(鼻声だね・・)
「この犬たちから、強く生きていく事を
 いっぱいいっぱい教えてもらったから。」
子ども達の素直な、真っ直ぐな目がいいなぁ。

氷の裂け目に落ちたジロを助ける、クマとリキ。
ちゃんと父親として、頑張っているね。
でも、切れた鎖が最後まで仇となり・・
この鎖のおかげで、助かった事もあるのですが。

小学校の廊下での語らいが、いいですね。
「迎えに行ってくる。」
見つめ合う2人に、ドキドキしました。
それにしても、倉持さんの潤んだ大きな瞳の綺麗な事!

「もう一度、あそこで生きてくる。」
美雪さんは、そんな気もしていたけれど、
やっぱり寂しさも、ありますよね。
でも、全てを受け入れて、凛とした女性ですね。

「待っててほしい。」
少し近づいて
「見合いとかしないで、待っててほしい。」
やっと言えたね、倉持さん!

「お帰りをお待ちしています。」
二度繰り返した美雪さんの気持ちが、伝わって・・
これで、強い気持ちで待てますね。

言葉少なに見つめ合うだけで、こんなに秀逸なシーンが!
2人の醸し出す雰囲気が、凄く良かった。

歩き出した倉持さんの後姿が、力強く
北海道を歩いていた傷心の頃と、全然違います。

宗谷の前で、星野さんと話す。
静かなシーンが、心に沁み入ります。
「生きていたら奇跡ですよね。
 でも、どんな事があっても見届けてこようと思ってます。」
もう、後悔はしたくない倉持さんの強い決意。

クマの鎖が氷に挟まってしまい、動けない。
氷が裂けて、離れ離れになってしまうクマと、タロ・ジロ・リキ。

飛びこもうとするリキを止めるクマが、切ない。
クマの瞳が、語ってます。
「タロとジロを頼む」って。
リキとクマの瞳が、切なくてね・・
少し、やり過ぎの演出かなとも思いますが、
こんな別れもあったかも・・
クマって、あんな良い表情をするんだ。

第三次隊の出航。
一次隊の皆さんも、見送りに来てくれました。
絆を感じますね。
手を重ね合う姿に、胸が熱くなりました。

「奇跡が起こるぞ。」
古館さんの言葉。
それを信じて「行ってきます!」

海の遠くを見つめる、リキとタロ・ジロが、
本当に寂しそうな表情をしています。

敬礼もいいですね。

見送りに来た美雪さん。
「岳志さん!」と呼んでいるのが、いじらしい。

南極では、とうとうリキが力尽きて・・
今、倉持さん達が迎えにいっているよと教えてあげたい。
リキ!頑張って!と、心で叫んでしまいました。
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