前へ(畑仕事とお出かけ写真日記です)

ワッツ(2月12日) 2

キャプテンの悩み相談が好きなんで、僕の悩みを送ります。
  正直に悩みを書くので、キャプテンも正直に答えてください。
  僕は、ゲームが大好きです。
  正直ゲーム以外は、好きじゃありません。
  将来、ゲームをしてお金を稼げないかなと思っています。
  親には、『バカなこと言ってんじゃない!』と言われてます。
  こんな夢は、ばかげてるとキャプテンも思いますか?

 これも単刀直入に、ちょっといいですか?
 『やってみれば、いいじゃん』
 個人的には、僕こういうバカは好きです。
 
 ごめんね、今バカとか言っちゃったけど。
 メッセージに、バカバカって書いてあったから
 つい釣られてバカと言っちゃったんですけど
 このメッセージは、僕は否定する感じにはならないなあ。
 
 最近ね、ちょっと思う事があるんですけど
 今の日本てさあ、前例みたいなものに拘りすぎてる所がなくないですか?

 前に上手くいったことがある奴がいるから
 それと同じように、同じ方向に行くとか
 みんながこうしてるから、違う方向に進まない方がいいとかさあ
 安定した・・まあなぁ、その景気だったりとかあるから 
 そういう頭になっちゃうかもしんないけど
 あんま、好きくないんだよなぁ。そういう感じ。

 まあ、この悩み相談を読んだら
 これまでにそんな仕事ないから無理だよ
 というアドバイスをする人が多いと思うんですけど
 僕はですね、敢えて『やってみれば』と言いたいですね。

 ゲームをしてお金稼げないかなぁと思ってる奴なんだよ。
 僕はね、個人的にはゲームって、あんましないし
 『ゲームが好きです』ていう部分には、共感出来ないです。

 波乗りが好きなんで、その話になってしまうんですけど
 プロサーファーっているじゃん、今。
 プロサーファーって仕事は、昔から有ったわけじゃないでしょ。
 
 誰かが、サーフィンやって暮らせないかなって思った。
 じゃないと生まれないでしょ
 この発想は、一緒なんですよ。

 1970年代の実話なんですけど
 プロサーファーってね、サーフィンだけやってお金稼げないかなって
 考えた奴らが、大会というものを作って
 みんなに楽しんでもらえるイベントにして
 どんどん大きくしていって、
 ついにサーファーって職業にした
 サーフィン好きなバカさんが集まって。

 こんなこと、すんなり上手くいくわけがなくて
 成功するまでには、いろんな目にあって
 まじで、殺されそうになったりとか
 大変な道程だったらしいです。
 でも諦めずに辿り着いたらしいですよ。

 こういう奴らも居たわけだから、彼も
 こういう風に大変な道を歩いていく勇気と根性があるんだったら
 いいんじゃないですか。
 無責任かもしれませんけど
 でも、そうやって新しい職業が、生まれてくるんじゃないですか。

 お父さん、お母さんはね、『バカじゃない、あんた』って言うのは
 それも、間違ってないと思います。
 前例のない事をやるって、ハードルは高いと思うんです。
 それをちゃんとわかって臨むんだったら
 ちょっと応援したいですよね。

 人がやったことのない事にチャレンジするのは
 素晴らしいことだと思うんです。
 でも、その道程つうのは、想像を絶するほど
 多分大変だということを知っておいてください。
 もし、ゲームをやるプロって仕事を
 世に生み出したとしたら、
 それはゲームを嫌いになっても、ゲームを止められない
 ってことですからね。」


    自由に生きるってことは、それだけ責任と相当な覚悟も
    必要ですね。
    切り拓いていくことは、大変。
    木村拓哉という道を、切り拓いて来た木村さんならではの
    熱い重い言葉でした。


スタイリストになりたくて、東京に来ました。
  もう5年東京にいます。
  先輩に『最初の3年は辛い』と言われていたので
  耐えてきましたが、5年経った今も、ほとんどお金が稼げません。
  バイトの収入がメインで暮らしています。
  夢は諦める事も必要でしょうか?

 これは、厳しい悩みですね。
 これは、なかなか難しいね。
 夢っていうのは、諦めなければね、ゼロにはならないからね。
 でも、逆に粘っても、可能性が100になるわけではないからね。
 現実的に言うと。

 夢を諦めることも必要でしょうかと、ダイレクトに聞かれちゃうと
 現実的な事を言えば、『必要です』という風に
 答えざるを得ないんですけど
 でもさ、せっかく、これが好きだというものに出会って
 全く離れちゃうのは寂しいなぁって気がしますね。

 スタイリストって言葉に執着し過ぎちゃったりしてないかなぁとは
 なんとなくメッセージを読んで思うんですけど
 スタイリストっていう単語から離れてみて
 どの部分に、自分は魅力を感じてるのかを
 もう1回考えてみることが出来たら、違ってくるんじゃないですかね。

 たとえば、木村拓哉という男はですね、
 一応今は好きで、こんな生業をしてるわけなんですけども
 僕自身は、芸能人がしたいとか、ここで拘ってはいませんね。
 俳優ってことにも拘ってないし
 バラエティの仕事もさ、あるじゃん
 そういうものに拘ってるわけでもないし。

 こういう風に言ってると、
 『なにお前、何にも拘ってねえの?』って思われそうなんですけども
 ちゃんと拘ってる部分もあって
 それはですね、共同作業っていうか
 みんなで作るのが好きなんですよ。
 そこに嵌ったんです。
 それでやってます。
 
 だから、きっとあの俳優って仕事がなくなっても
 多少悔しいかもしれませんけど
 『夢がすべて無くなった、俺は終わりだ』とは思わないです。
 俳優が無くなったら、無くなったで
 違う形の現場というか、参加の仕方を続けるんじゃないですかね。

 だから、彼女もそれぐらいの、少し広いくくりでの拘りに
 夢を広げられないかなぁと思います。

 思い込みっていうのは、良い方に転ぶこともありますが
 そうじゃない方に転ぶこともありますよね。
 だから、時々自分の好きな事の範疇の中で
 視点を動かしてみる、
 発想を動かしてみれば、いろんなとこで楽しめると思います。
 自分の中にある扉をもっと開いちゃいましょう。」


     個人的には、木村さんには、俳優のお仕事に
     もっと拘ってほしいな~
     もっともっと、木村さんの作品を見たいから。
     俳優という仕事が無くなったら、なんて寂しいことは言わないで・・
     たくさんの現場に俳優として立っていただきたいです。


「バンクーバーオリンピックが、始まりますね。
 開会式では、『We Are The World』のニューバージョンが
 初公開されるんですよね。
 2010年バージョン。
 サンタナさんとか、セリーヌ・ディオンさんとかね
 凄い面子が揃ってるんでしょ?
 
 日本時間だと明日ですか。
 午前11時。
 これは見たいですね。
 全国38局ネットで『We Are The World』好きを公言してますから。
 俺、一緒に歌うと思う。
 マジで、見ながら。」

     
    木村さんが歌ってるところ見たいな~
    私も、明日録画してでも見たいと思います。


「僕的には、カナダと言えば『夢を諦めきれない男たち、ANVIL』
 カナダ出身ですよ。
 開会式に、ANVILが出てきたら泣くね、まじで。」


    あらぬ方向に、話がいきながらも
    木村さんの真っ直ぐな気持ちが感じられたワッツでした。
 
 

 
 
 
 
 

 
 
  
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「木村さん」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事