前へ(畑仕事とお出かけ写真日記です)

「眠れる森」再放送・最終話

「聖夜の結婚式」

心の隠れ家で、実那子の記憶を呼び戻すため
催眠療法を施す。
実那子が、見た真犯人は国分・・?

遠い記憶の中で
本当のお父さんの写真を見てしまう実那子。
直季は、慌てるけれど
もう全てを知ったほうが、いいよね。

息を呑む直季・・

記憶を消し去るのなら、
永遠に消し去ることが出来れば良かったのに・・
この中途半端な、記憶の封じ込めが
余計に悲劇を生んだんじゃないのかな・・

「こんな風に繋がっていたから」
淡い光の中の直季が、綺麗です。

涙声で「幸せになれよ」
直季こそ、幸せになって欲しかった!

いよいよ結婚式当日。

花嫁姿の実那子を見守る直季。
正装姿が、素敵ですね。
タキシードが、とても似合います。

暗闇の中で、輝一郎のお父さんと話す直季も
綺麗ですねぇ。

輝一郎父子を見る、直季の怒りの目。
横顔が、ほんと整っていて
こんな場面なのに、見とれてしまいます。

輝一郎が、真犯人とわかっても
もう結婚式を止められなくて、見守るしかないんですね。

カウントダウンが始まり
カメラのフラッシュの中で、記憶が蘇る。
本当の犯人は、結婚相手の輝一郎だった・・

実那子の異変に気づき、慌てて駆け寄る直季。

そして、国分の復讐が!

つくづく、実那子も悲劇の女性ですね。
実那子の肩を抱く直季、
この姉弟は、本当に綺麗です。

国分の実那子への叫びに
一瞬びくっとなる直季が、好き。
守ろうとして、盾になるんだけれど
何故か少し幼さの感じる怯えたような表情が、好きです。

倒れこむ実那子を支える直季。
15年見守ってきて
こんな近くに実那子を感じるのは
初めてじゃないでしょうか。
自分の胸に実那子を抱いたのも、きっと初めて。
そう考えると、直季の想いが
いっそう切なすぎますね。

「全部、悪い夢だから」
優しく抱きよせて、泣いている直季が悲しいです。

3人で、暖かいスープは飲めなかった・・
今頃、頭の怪我の後遺症が現れ、
直季は、実那子の待つ森のある駅で
電車を降りられなかった・・

「俺もいるよ、待ってる人」
少し嬉しそうに言ったのにね。
自分たちの運命を生きる決意をしたのにね・・

あの最後の涙の意味は?

もっと生きたかった?
実那子を守れた安堵の涙?

生きて幸せになりたかったと思う。



野沢さんの手記には

「『眠れる森』は童話ではない。」

「どんな悲惨な過去に苦しめられようと
 どんな罪深い過ちを犯していようと
 全てを引き受け、その人生を生きろ。」
と、あります。
これが、「眠れる森」で伝えたかった
一つのテーマなんでしょうね。

もう一度、野沢さんの脚本でドラマを見たかったなと
思います。
改めて、ご冥福をお祈りしたいです。



最終話なのに、録画予約を忘れてしまいました。
悔しくて、DVDを引っ張り出して
最終話を鑑賞しました。
ほんと引き込まれるドラマでしたね。
眠れる森シナリオ集とともに、宝物です。

コメント一覧

ALONE
大丈夫
アニーさん、こんばんは~

大丈夫です。
気にしないでくださいね。
わたしも、思いこみで書いたりして、間違えていることも多いです。
アニー
間違えてた…
煙草の吸い殻の伏線の事…最終回って書いちゃったけど、もっと前だったね(汗)

直季が啓太に屋上で問い正す所でしたね。
啓太が煙草を短くなるまで吸う癖もポイントでした。

あの屋上のシーンはほんとに圧巻でした!!


どうでもいい事だけど、気が付いたら恥ずかしくなっちゃって…すみません(苦笑)
ALONE
寂しいね
アニーさん、こんばんは。

とうとう終わってしまいましたね。
再放送とはいえ寂しいです。
私も、細かい所は忘れていた場面もあって、懐かしく見る事ができました。

本当に、綺麗な2人でした。
でも、木村さんがヒーローもヒロインも、一手に引き受けたような綺麗さで
ストーリーをひっぱっていきましたね。
実はね、中山さんは、あまり好きでない・・・
綺麗だけれど、温度を感じない人です(私見です)
だから、色んなドラマでの共演女優さんに感じた、近しさを感じないんですよね。
実那子には、感情移入もあまり出来ませんでした。
その分、直季が愛しくて切なくて、あの涙は胸にキュ~ンと迫りましたね。
変だけど、泣いている木村さんも好き。

今度は、どんな人生を生きてくれるのでしょうね。
楽しみですね~


アニー
終わっちゃったね~
ALONEさん、こんばんわ~

「眠れる森」終ってしまいましたね~(淋)
毎日観ていたので、頭の中がすっかり26才の木村さんに染まってしまいました(笑)

私には、随分久々に観た「眠れる森」は記憶も曖昧で…ああ、そうだったそうだったと思い出しながら、新鮮な気持ちで観る事ができました。(ともわかさんご指摘の煙草の吸い殻の伏線も最終回でなるほどと…)

最初から最後まで、お二人は本当に綺麗で綺麗で(木村さんは本当にお話が進むに連れてどんどん美しさが増していったような)…お二人の美しさが在ってこそ、このドラマが成立していたような気さえします。
本当にお二人はお伽話の王子様とお姫様のようでした☆(でも童話ではないのよね)

でも、何故かお二人のラブシーンは想像ができなくて…この関係性が丁度よかったようにも思います。

後半には木村さんのたくさんの涙が見られました。
辛そうな涙、悔しそうな涙、頬に流れる一筋の涙…どの涙もとても綺麗で…特に最後の列車の中での眠ったような綺麗なお顔に流れた一筋の涙が本当に切なくて、悲しくて…実那子に会わせてあげたかったなぁ(泣)

「俺もいるよ、待っている人」の言葉がすごく愛しかった!!(今思い出しても涙が出ちゃう)

直樹のいつも凜としていて、純粋で優しくて誠実な人間性は木村さん自身を見ているように感じます。
直樹を体現しているのは木村さんだものね…木村さんの人間性が出てしまうのよね。
他の役者さんだったらきっとまた違っていたんじゃないかな。


今度は今の木村さんを早く堪能したいな~

これ位どっぷり嵌れるドラマ期待しています♪♪

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「木村さん」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事