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ワッツ(12月16日) 2

「さあ!いよいよ、ここから本当に最終回直前に読みたいメールを
 読ませていただきます。
 
 福岡県の○○
 拓哉キャプテン、こんばんわっつ。
  次回最終話、なんだか寂しくなってきました。
  いつもは、撮影と並行してオンエアですが、今回は撮影済み、
  改めて、じっくり作品を見られて、思い出す出来事が
  たくさんあるんじゃないですか?
  最終回、しっかり受け取らせていただきます。
  P.S.
  うちの父が、キャプテンの事、誉めてました。(笑)
  良い演技で上手だと。
  なんだか嬉しかったです。

 っていうメッセージが、来てますが。
 あの、僕ね、割とオープニングから、こういうメッセージを読みたかったんですけど
 うん、まあ、そうですね、ワッツですからね。
 僕のやりたいようには、やらせてくれないっていう感じですよね。はい。

 まあこの○○が、メールにも書いてくれてますけど、
 今回は、もう撮影の方は終了してまして、うん。
 初めてかな、こういう経験というか、
 自分の撮影・・まあ参加した作品が、オンエアするって時期に
 撮影を一切しないで、もうほんとに、視聴者の方達と同じスタンスで
 テレビの前で、どういう風に繋がったのかな?
 どういうストーリーに仕上げてくれたのかな?っていうのを
 ほんとに、皆さんと一緒の同じタイミングで、
 テレビの前で見るって、初めての経験で、うん。

 なんかね、新鮮は新鮮だし、
 ちょっと好きですね、僕これ。うん。

 まあ実際にオンエアを見さしていただいて、
 色々そうですね。
 メッセージにもありましたけど、思い出す出来事は一杯ありますね。うん。

 撮影期間は、今年2011年の2月か、2月上旬から始まって
 え~まあその間にね、3月11日も迎えたので、
 なんかこう、うん、いつもとは違う現場っていうのは、
 存在していたなと思うんですけども。

 ま、今回の『南極大陸』っていう作品に参加させてもらったっていうことは、
 ほんとにね、自分の中では、でかいものになりましたね。
 うん。
 ま、今まで、出演させてもらったドラマとの違いは何なのかっていう
 違いって言葉ではなくて、何かこう、もっともっと、うん、
 ストーリー以外にも、前に進まなきゃいけないじゃないかなっていう。

 なんかこう、いつもは、ストーリー、物語を作るっていう現場なんだけど
 その現場に、より一層何かこう前に進む力というか
 それをこう、常に皆が持ち寄って、現場を過ごしていかないと
 まあその、3月11日を迎えてしまった今の現状としては、
 その力が無い限りは、こう進めていく事が出来なかったなぁというか。

 まあね、その2011年を表す漢字っていって、
 今年もね、お坊さんが書かれていましたけど、
 絆っていう言葉をね、2011年一文字になってましたけど、
 ほんとに、うん、あの文字にも表現されているように
 まあ現場の中でも、ほんとに絆という物を、
 より太く堅くした現場だったんじゃないかなと、うん思いますね。

 ま、ストーリーが、悲しいストーリー、辛いストーリーっていうのは
 勿論、なんかそのしんどさっていう事から考えたら
 多少あるかもしれないけど、でも、ね、
 やっぱり僕らは、作っていく生みの苦しみっていうものは、
 必ず味わうべきだと思うし、
 それが無ければ、見てくれる人達何も感じてくれないんじゃないかなとも
 思うので、うん、ま多少、内容が悲しかったりもしましたけど、
 でも、ほんとに何か良い時間と経験をさせてもらったなぁと
 思いますね。思いますね。うん。

 はい、もう1枚、ここでこんなメール紹介します。
 東京都の○○
 『南極大陸』毎回、涙しながら見ています。
  ところで、今更ながら、犬たちの演技が凄いなと思ってます。
  九話では、風連のクマが流氷に取り残されて、
  流れて行ってしまうシーンが、ありましたが
  あの後、クマは、どこまで行ってしまったんでしょうか?
  4歳の娘が、『クマは、どこへ行っちゃったの?』と
  本気で心配していました。
  あのシーンに限らず、残された犬たちのシーンは、
  本当に一匹一匹が、本当に役者だなぁと感動します。

 っていうメッセージ、来てます!
 うん、やああの今回は、○○も言ってくれてますけど
 出演者の仲間の中には、犬という存在がありましたからね。
 うん。

 まあでも、見てくれている人が、こうやって、
 その犬たちの演技っていう風に、捉えてくれて
 ほんと凄いなって言ってくれるのは、嬉しいですね。

 あの~犬たちのお芝居は、実際どうだった?っていう風に
 色々聞かれても、要は、監督のジャイさんだったり
 そのストーリーを知ってる僕らが、こういう風に犬に存在してほしいな、
 こういう表情が出来たら嬉しいなっていうものを
 現場で、もう拾ってくしかない訳ですよ。

 だからこう、みんな演技・演技って言ってくれてるから
 その気持ちを、あんまり水に流したくないんだけど
 やっぱり、撮影の手法としては、こう、ね、
 軽く首を傾げてしまったりとか、ずっとこうオーロラを見つめて
 それに対して、こうちょっと気が動転して、うわ~って吠えまくった後に
 失踪してしまうとか、そういうの、なんかこう、
 だから犬の名演技っていう風に見れるように、
 そういう風に見てくれる人達が、感じられるように
 監督のジャイさんが、編集をしたり
 スタッフの人が、編集の段階で、要らない音を省いて
 必要な音を入れたり、そういう風にしてくれて
 最終的に、うん彼らが素晴らしいお芝居をしてるっていう風に
 感じ取れるような形取りを、しているので、
 ほんとに、カメラには映ってない、たくさんの人のこう工夫だったり
 努力だったり、あるから、犬の名演技っていうふうに
 皆には、感じ取ってもらえてるんじゃないかなぁと思いますね。
 うん。

 いやも最終回はもう、はい、もうね・・
 タロもジロも、頑張ってはくれてますね。
 あと、リキがヤバいです。
 はい。
 最終回も、彼らぶちかましてくれますよ。
 期待して、待っててほしいと思います。

 それでは、ここで聴いてほしいと思います。
 『南極大陸』の主題歌です。
 中島みゆきさんで、『荒野より』

 中島みゆき『荒野より』」


    「南極大陸」のことを、静かに熱く語ってくれました。
    声のトーンが、いい感じで。
    最終回が、ますます楽しみになりました。





 
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