これは、偶々の偶然なんですけど、慎吾っていう
香取が、『ジュブナイル』って作品で監督と一緒にやった時に
慎吾に言ってたらしい事を、慎吾から俺また直接聞いたんだけど」
山崎「慎吾何言ったんだ、奴は。」
木村「山崎監督って、『ジュブナイル』の時から言ってたんだけど
『俺、宇宙に行きたくて行きたくて、しょうがないんだ』っていうのを
あの時から、僕聞いていたんだよねという話を
慎吾から、そういう事を言ってたっていう事を聞いたうえで
『SPACE BATTLESHIP』で、それこそ宇宙空間に
VFX使って行ったじゃないですか。
そこの満足度とかって、やっぱり高かったりするんですか?」
山崎「だから『ヤマト』って企画があって、
それに木村君が乗るんだって話を聞いた時は、
なんていうチャンスだと思いましたけどね。」
木村「いえいえ・・(笑)」
山崎「多分それでもう楽勝できるんじゃないかと思っていたから
宇宙空間になったら。
そういう状況の中で、監督させてもらえる話になった時は
これはもう願ったり叶ったりというか
あ、ついに俺も宇宙を舞台にした映画を作れるんだって
すっごい嬉しかったんだけど、
しかもヤマトじゃないですか。
ふと我に返ってみたら、宇宙やった事ねえじゃん俺・・」
(笑)
山崎「好きなだけじゃん!というのが」
木村「それヤバいですね。
かなりヤバい気付きですよね。
でも、撮影現場で、それこそ海外の作品の『トランスフォーマー』が
その変形したトランスフォーマー達が
街中を、ウワンウワン~と色々縦横無尽に動きながら街も破壊し
走ってきた車も蹴飛ばしみたいなシーンを見て
『ちょっとこれ監督、どっからどこまでVFXでとかCGで
何をどう描いてるの?』って言ったら
すっごい余裕のテンションで、
『ああ、これね出来る』って言って」
山崎「すいませんでした。
本当にすいませんでした。」
木村「凄いこう超余裕なテンションで、言ってましたよね。」
山崎「バカだったんだよ。」
(爆笑)
木村「未確認飛行物体みたいなのを見てた時も
『ああ、これ俺全部出来るよ』って。」
山崎「あれは、出来るんじゃないかな」
木村「あれは、出来るんですか。」
山崎「物体を、そこにポンと置くのは、それなりに出来るんだけど
それで何でもできると思ったら大間違いだってことに
気付かされた日々でしたね。」
2人の対談は、良い笑顔で続きましたね。
夢を実現させた男たちの喜びも感じました。
木村さんの78日間に及んだ撮影が、ついに終了。
最後は、コスモゼロに乗ったシーンだったんですね。
いつもながらのクランクアップの様子。
深々と頭を下げてからの挨拶。
全力を尽くしたという満足感と
困難な撮影をやり終えたという感慨・・
木村さんの挨拶を周りで聴いているスタッフの皆さんも
なんだか寂しそうです。
キャストが語る木村拓哉
緒形「いや流石だなと思うんです、全部一発OKですよ、彼は。
次から次へと色んなアイディアを出してくるし
物作りの貪欲さというか向上心が素晴らしかったので
彼と一緒に仕事が出来て、凄く嬉しかった。」
柳葉「いやもう僕は木村拓哉として見ていませんから。
撮影現場に入ったら、もうそこには古代進がいるんです。」
高島「木村さんが、今回やることによって
ますます、なんかその古代進の頼れる感というか、
なんか、しっかり演じ切れるんじゃないかなっていう
安心感というか」
西田「彼の俳優として、なんていうんでしょうかね
可能性というか大きさというか
こう物を作る時の、たぎらせる情熱みたいなものはね
ほんとに素晴らしいものがあるので。」
黒木「吸い取られますね、なんか。
人を引き付ける。
なんかまた、いろんな事をやっているので古代さん。
とにかく細かい色んな事を、こう指とか
ちょっとした細かい動きとかも、見逃せない方ですね、私は。」
東京国際フォーラムの完成披露試写会。
花道をスクッと姿勢よく、しなやかに歩く姿がカッコイイです。
「集結したヤマトの戦士たち」
という言葉が、いいです。
舞台に勢揃いした、戦士たち。
キャストの皆さんも感激している表情です。
木村「今日は、みなさん我々スタッフ・キャスト一同が作り上げた
『SPACE BATTLESHIP ヤマト」を
いち早く受け取って頂きまして、本当にありがとうございます。
僕らを、どういう表情で迎え入れてくれるのか
凄く不安に思う所が、あったんですが
今日、この場で見終わった皆さんの表情を
直接観る事が出来て、凄く言葉が必要じゃない高揚感に包まれています。
これをスクリーンの世界に現実化させてくれた
スタッフ・監督に感謝したいと思います。
ありがとうございました。」
試写会後の感想ーー
「めっちゃ愛とかロマンにあふれていて
心の中で、めっちゃ叫んじゃいました。」
「俳優さんは、老若男女幅広く出ておられて
色んな年代の方が、楽しめるんじゃないかなと思いました。」
「始まって2秒で引き込まれました。世界観に」
「後半は、ほとんど泣いてました。」
「今まで観た映画で、一番良い!」
「楽しかった」
「最初から最後まで圧倒されっぱなしでした。」
「ここまでのものを見せてもらえるとは思わなかったんで
凄く満足しています。」
「いっぱい泣きました。号泣です。」
「何か伝わってくるもの、心に響くものが、たくさんありました。」
「半端じゃないです、綺麗です凄い。」
軌跡のコラボレーションとして
ファミマのヤマトキャンペーン、
山崎パンのBIG黒糖パン、
ハウスオーザック・ククレカレー
日立WOOOのCMが、紹介されました。
そして、赤坂サカスのヤマトと衣装展示。
主題歌の紹介
スティーブン・タイラーの「LOVE LIVES」
木村「あの人が今回の脚本で一番歌いたかった部分ていうのは
力でもなく、破壊でもなく
そのLOVEという部分が、
LOVE LIVESという愛は生きているっていう
そこを受け取ってくれたっていうのは
凄いなんか感動しちゃったし。
いや~ほんとに嬉しいですよ。」
ストーリーの簡単な紹介もありました。
これを観ると早く全部本編を観たくなりますね。
木村「さて、完成いたしました『SPACE BATTLESHIP ヤマト』」
黒木「木村さん、出来ちゃいました。」
木村「出来ちゃった・・」
木村「すみません。
日本人がですね、初めて世界へ挑むって言っても過言ではない
SFエンターティメントとして
ついにヤマトが動き出します。はい。」
黒木「木村さんは、ご覧になってどうでしたか?」
木村「僕2回観たんです。
逆に観たんですか?」
黒木「はい、もう観ました。」
木村「どうだったですか?」
黒木「スケールの大きい話ですけど
こう人間味というか、色んな愛の形とか
凄く心があったまるなと思いました。」
木村「いや、あの僕、多分あと3回観ます。」
黒木「私、じゃああと5回観ます。」
木村「そういう所で・・いや何でもない。」
黒木「すみません。」
木村「構想36年、熱きキャストと日本最高峰のスタッフ
そしてVFXチームが、世界に挑戦です。」
黒木「2010年12月1日公開です。」
木村「『SPACE BATTLESHIP ヤマト』」
2人「ぜひ劇場で、ご覧下さい。」
今日は、赤坂サカスでカウントダウンイベントも開催ですね。
今頃、参加される皆さんは、ワクワクされているでしょうね。
色んな事が上手く進んでいきますように!
のんのん!
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Nancy
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