The Diary of Ka2104-2

新しい土地で生きていきますー引っ越し終了とパソコン帰還と完全禁煙ーオペラ歌手石川勝敏

新しい転居先に居着いてからかれこれ2週間ほどになります。この間めまぐるしい思いで生活しておりましたが、昨日無事故障していたらしいパソコンが補修から返ってきて生活も落ち着きだしましたので、今こうして久方振りに皆様に引っ越し完了の旨を定住感をもってご報告がてらアップするに至ります。

私はスマホでは何らSNSに投稿は致しません。

思えば契約上の転居日である7月1日に私は丘を越えこの物件にやって来て、事前に購入していたエアコンの設置に立ち会ったことに今私がここにいる起源はあります。

やがて引っ越しのサカイさんとの引っ越し作業約定日の7月4日を迎え、無事私は所有物と私の身をもうどこにも行かぬものとしてここに置いたのでした。

なにせ安い料金でやってもらうこととて、向こうも人員を多くは派遣できぬのでしょう、男性一人と女性一人が私の旧住所にやってきました。男性が私の住居のある4階から階下の地上まで荷物を階段で降ろしてゆき、下で待っている女性がそれらを整理する式を取っておられました。男性はいくつもいくつもある私の荷を独力だけで降ろしてはまた駆け上がってきを休む間もなく繰り返しておられました。この間、彼は私と面と向かうときは必ず渋い顔をほころばして笑顔を見せるのでした。また私が自分で運ぶ予定だった4つのバッグ荷物があまりに大層に思え、とっさにサカイさんにこれもトラックに混ぜてくれやしまいかと問うたら、サカイさんは二言はなくひとえに笑顔で心強くはいとだけ答えてくれました。私はその図式を男同士の絆とまではいかぬけれどなにかしら強い縁のようなものにたとえます。引っ越しのサカイさん本当にありがとう御座いました。この人生の先行きがてら私は引っ越しならサカイさんと口コミし続けるのになんらの躊躇も御座いません。

それからというもの、地域の地理と店舗と緑を時には歩きながら時には自転車で探っていきました。もちろんスマホマップのGPS機能は欠かせません。同時に各種手続きを自分の足でこなして参りました。

最初のこの地に関するインプットでは最寄り駅からの道すがらが丘の上までの丘陵地帯になっており自宅まで瀟洒な住宅街が続くを身をもっての体験でしたので左膝の悪い私はどうしたものかと実際この終の棲家から一歩出るまでは考えあぐねていたものですが、私の家(集合住宅)から東に見るとスーパーやどこに行くのにも確かにそうでありはするものの、西へ目をやるとそちら側こそが私のようなところに住んでいる者の土地であり領域であり生活基盤であるのが事実足を自転車を運んでみてわかったので、私の住まう処は千里山西でも西側に開けているのだと落着し、最寄り駅も一つ北の駅に設定し、以来あちらこちらに行っては生活用品を買い集めたり良い店舗を見つけてはさっそく会員になってみたりしておりました。

私の言う西の土地とは、西に歩を振り少しの間だけ坂を下ったならもうコンビニから始まる平坦な領域が広がっていて、下りたそこは府道121号であり、沿うてもう少し北に歩くとトナリエというスーパーも入っている複合商業施設があり、もっと北へ足を伸ばすと南千里駅界隈となり、公共の図書館や役所出張所もあるのでとても便利ですし、とりわけ景観的にも良いのは121を南にゆくと北大阪急行の鉄道も走っている国道423号の新御堂筋に出るのです。この沿いを北へ南へ行くと色々なものが揃います。緑の公園。スーパー。竹林。西洋風な街角。近所のトナリエに入っているのとは別のニトリにダイソー。紳士服の大型店青木。このところのコロナの風雨をくぐってきたとみられるネットカフェで、自宅勤務を意識したWORK LIFEという標語も売りにしている快活クラブ。ゴルフ打ちっぱなし。大きな服部緑地の東に位置する乗馬体験場。高層マンション街のたこ焼き屋さん。江坂に下りれば業務スーパー。今までコロナ禍のなかどう乗り切っていたのか24時間営業のマクドナルド・・・

住まう集合住宅の玄関扉の前は廊下になっており、皆さん植物を置いておられるので私も連れてきたのは苔たちの鉢です。水やりも手入れも何も施しません。画像一番右側の植物も同様で宿根草なので寒くなってくると姿が消えます。また、ここに来てすぐに私は小さなベランダに折り畳みのテーブルと椅子に、トナリエの中無印良品で買ったセダム(多肉植物)の寄せ植えを置きました。画像はそこで朝食を摂っているところ。寄せ植えは結局ばらして横長のプランターに植え込みました。また、たばこを吸わないようにしているので、それでは室内に植物が置けるなと計算した私は近所の公の植え込みに生えてるヘデラとにちにち草を少しく頂戴して水耕栽培しています、いずれ根が生えてくるはずの強い植物たちです。ニトリに置いてあるアロマを見ていると欲しくなってきたので、私は代わりに百均でろう状で蓋を開ければ良いアロマと瓶の香水にスティックを差しそのスティックから香りを発散させるインセンスを買って使っています。この度は終の棲家としてその機能を果たすべく十分な広さを持った物件の契約にこぎ着けるまで、色々な方のお世話になりました。株式会社プラン・ドゥ・シー傘下SumoSumo江坂店の寺山慎吾さん、吹田市役所生活福祉課ケースワーカーの岩波さん、株式会社リブコーポレーションの明石俊治さん、同社高村明弘さん、こころよくお貸し頂けた家主の山本正治さん、新しくヘルパーとして入ってくれた岩崎君、岩崎君は機械や工作を得とするので照明の取り付けや各種生活雑貨の組み立て・設置に尽力してくれています。

実を言うと、今回の引っ越しまでの道のりは決して平坦なものではなく重篤なストレスが掛かり続けた日々でもありました。たった一人で交渉相手と話をしなければなりません。ともするとその方々が敵にしか見えないことも多々御座いました。また、エディオンで買った家電のこと、ニトリでネット購入した家具のこと、引っ越し直前にパソコンのキーボードが押すと認識される文字と認識されない文字とに分かれるという事態に陥ったことなど、他にも体長異変とお金絡みでも苦労しました。まず、立ち退き料から初期費用等を差し引いた分が実質私の得るところになり、そこからエディオンとニトリを使って家具家電を買おうとするのですが、予定していた物を全部そのまま揃えるには不足でしたので同じ商品でもランクを下げに下げたり、物自体をあきらめたり削りに削ったのですが、結局2万5千円程の赤字だと判明しそれは自己負担にすることになったのでこの額は痛くありましたし、家電の中にはいちいち持ち込みされてからオプションが要るものが結構あり雑費がかさみました。ニトリの家具に至っては人気のあるせいか、注文してから届くまで結構な時間を要し、私の場合7月上旬指定銀行入金のところ配達は一番早い日を選んで7月30日とのことです。私の住まう世帯には和室6畳の2部屋ともが照明が取り付けられておらず、1日にエアコン設置のためこちらに赴いた際気付かされ、あわててエディオンに行き照明2つ購入したい旨を店員に伝えたら、照明ディスプレイ最右翼に置いてある一番高い商品をすすめられたのに私は抗して最左翼に置いてあって4畳から6畳まで可となっている照明を購入、店員は何やらぶつぶつクレームつけていたのですが、そのままのちほど4日の引っ越し日当日に入ってくる立ち退き料をあてにして立て替えで現金払いし持ち帰ったのですが、それで良かったことには照度調節機能がついていて一等明るくするとまぶし過ぎるぐらいでした。パソコンの行方は電話口で、自然故障だと私は富士通の安心サービスの一番安いプランに毎月5百幾ら払っているのでそれが保険になって無料だが、そうでない場合はまず見積もりと説明を提供いたしますのでその際に修理をするかしないかお決め下さい、との話で日通がパソコンを受け取りに来たのが6月30日。それから2週間も電話がないので、こちらから13日に電話を入れると自動音声で、修理番号を入れると修理代金をお伝えしますのでナンバーなにがしかをタップして下さいとやらで、実際やってみると自動音声で代金が読み上げられました。これではいつの時点が見積もりなのかわかりませんしその根拠もわかりません。私はけれど修理それで了承のナンバーをタップしたのですが、それではこれから修理をするの?いつ返ってくるの?で途方に暮れます。ところがそれはまたたく間に無言で帰還しました。事前の電話連絡もなく私が在宅してたから良かったものの突然日通は15日には現れたのです。代引き6303円。すると私の言っていることはパソコンが入っている段ボール箱の上に貼り付けられていました。修理サービス報告書として、診断内容と修理処理内容と交換部品が何でそれぞれ幾らが合計された今回の修理代金〆て幾らだと。私は今回のようなパソコン不在の経験は初めてでした。引っ越しのゴタゴタで以前パソコンに費やしていた時間をそのままたとえ移行したとしていても存外に無かったのは無かったのですが、私はこのおかげでスマホ片手にオナニーをするということを覚えました。もう忘れましたが。私の精神は気分が高揚していてそれでなくとも遅漏気味が長々と射精することなく続きました。その3日辺りの最終日にそれはやってきました。言い換えれば私はそれが来るまで夜寝る前の時間のどれほどか3日間オナニーに耽っていたことになります。今となってはまるで夢のような若返りのようなそんな不思議なゴタゴタの中の一幕でした。エアコンは新品なので最初気付きにくかったです。まさかあり得ないと思い込んでいたのでした。だんだん生ぬるく感じ出しました。ついにはこれは絶対おかしい、これでは冷房ではなく送風じゃないか、そう確信しました。そう判断したなら今まで我慢してたぶん行動は早かったです。エディオンは近所です。直接訴えに行きました。次の日になるが新しい商品と交換致しますのでとの答えだった。私は新品を新品と交換とはと不審に思うが、眉間にしわを寄せたままそれに応じました。明くる日エディオンはやってきました。まさしく同じ物を違う同じ物と交換する工事をして終わりかけ。私が「何が悪かったのですか不良品だったのですか」と問うと作業員の方曰く「万にひとつでるんですよ」

千里山西の西側の地域には121に沿って南千里からの一部に松林があります。ちょうど時節柄で湿気を含んだフィトンチッドが充溢していて、その中、小道沿いを歩いていると思わず静かな呼吸から声楽を意識した呼吸まで私はいろいろにそこの空気を楽しめます。もう梅雨も明けましたが、トイレがあるならば、向かいにあるワークマンプロで買ったちゃんとしたブルーシートでも敷いて、本や飲食物も持参して、私はピクニックといきたいところなのですが。

孤独が私を苦しめます。幻声がそれをまるで正しい行為のようにごまかします。私は移転後できるだけ速やかに禁煙外来を訪れようと企図していました。そして引っ越し前のある日、私はとうとう「あかし内科外科クリニック」という南千里駅前の医療ビルで開業している禁煙外来のあるクリニックに引っ越し週の週明け早々に予約を入れていました。私は一計を案じて引っ越し週の週末の土曜日曜と受診日の月曜の受診時まで自らの意志だけで禁煙を試みることにしました。結果は成功し、受診時のテストでの体内一酸化炭素濃度はたった3でした。私のタバコはわずか1ミリのものです。1ミリでは吸っても吸わなくてもおんなじだとは誰もが口にする言葉ですが私にはやめられませんでした。吸っていない人の最大一酸化炭素濃度は7だとのことです。まさしく吸っていても吸っていなくても個人差により一酸化炭素中毒だったりするのです。私は禁煙パッチを処方されました。医師は優しい方で丁寧に教えて頂けました。パッチとはニコチンを吸収するのではなく、これは私の誤謬でした、ニコチンを体内に入れてやる即ちパッチにニコチンが含まれているとのことで、化学物質から離れられないのだから、補助段階手段として化学物質を手に取る代わりに体内に同じだけ入れてやり、パッチを小さくしていき即ち化学物質の量を少なくしていき、同時に化学物質を手に取らない習慣を留め置きつつ、最後には離脱症状なしに自然と化学物質から離脱することが出来る、というのがこの治療の理屈です。ところが私は治療を開始した途端、喫煙を再開してしまいだしました。禁煙手帳という日ごと吸った本数を記す蘭のある小さな冊子を渡されました。治療開始2日目2+1+1、3日目1+1+1+1+1+1+1と倍増しております。どうやら統合失調症が影響しているように感ぜられますが、私は止めるか自死するか、その決断を迫られており、というのも毎月の生計費に赤を出しているのをタンスで補填しているがダンスの底が自分のお金ですので自分で分かるというものだからです。私は生きたい。絶対やめる!私のタンスは交友費にあるのであって死への引導ではないのだ。禁煙ポスターを自分で作ってダイニング兼応接室兼テレビ視聴室に貼ってあります。いずれニトリからソファが配達されてくる部屋でもあります。そこへのカヴァーやクッションは直にニトリで買っていてもう用意してあります。汚い吸い殻入れの画像に「汚い」という文字と「赤字」という文字を打ってあります。続けて読むと「汚い赤字」となりそうくるとどう解せばよいかわからなくなります。プリントアウトは下に降りたらすぐのセブンイレブンで済ませました。最近のプリント機は画像をWifiで飛ばすのですね、初めてでしたがうまくいきました。

昨日の晩、パソコンの帰還した日の晩、ノートンが自動延長になっておりますが、何年分か決められずそれでいて期限が8月に迫ってきております。私は一度ノートンをキャンセルし3年分を購入、ネット上でカード分割にしたい、そう思いキャンセルのある箇所を探すのだけれど、ノートンの指示に従っているとぐるぐるぐるぐる同じところを回るだけでキャンセルに行き着きませんでした。この晩は自分の体調の異変に気付いた夜でもありました。私は靴を履く足に持病があり、それは熱のこもり、しびれ、痛みなのです。そのはずだったのに様態が180度転回して冷えのこもりとしびれと相成っているのです。思わず軽い上着を身に付けました。極端から極端への極度の移行に大層私はうろたえ冬になるとどうなるものかとおびえました。今、冷房をつけていても大丈夫なくらい標準に近づきつつあるようですが、冷房の効かせていない部屋へ移るとかえって足元に冷気を感じます。ちょっと心配。

昨日の昼間はやっと文化的なことに着手できたのです。近所のトナリエには無印良品が複数階にわたって入っておるのですが、それぞれのフロアに給水器と紙コップが置かれているばかりか100円で同じく紙コップに淹れ立てのコーヒーを、ホットもアイスも飲めるようになっていて、机や椅子も配置されています。私は自然文化系の書籍が置かれている場所のイスとテーブルに座を占め、淹れ立てのホットコーヒー片手に図書館で借りた5冊の本を少しずつランダムに読んでくつろぎ、ゆったりと活字を追うことができました。帰りがけ傍で土曜だからか幾つかの小さなブースが出店している中、私は少し成長しているセダムの3点まとめて1500円の内から店員さんにお尋ねしながら冬枯れしないものを選んで買って帰りました。1階のスーパーは色々な名称や呼称があるけれど、近在の人にはKOHYO(コーヨー)で通じるでしょうか、そこの通りに面した表でレタス1個100円を見つけてそれも併せて帰りました。

次に予定しているオペラアリア群はランダムに揃えていてその一番上の楽譜の分をいつになることやら直近するつもりですが、何が悲しいのか何も悲しいことなどないのだけれど、" Una furtiva lagrima "ということになっています。また、絵画なのですが、ニトリで注文したテーブルが来てオプション料金は払っているので作業員の方により組み立てられ次第絵を描く為に使えるような心づもりでおりはしてい、今度は自分で撮ったすずめの画像がありますので、そこから絵を起こしてみたいと考えていて、表現はどうなるかどうするかそれはその時におのずと決まることでしょう。


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