SDTMの気まま空間-2

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メニム一家『ブロックルハースト・グローブの謎の屋敷』

2018年06月30日 22時37分04秒 | 書評
★ メニム一家『ブロックルハースト・グローブの謎の屋敷』(origin:SDTMの気まま空間 2006-12-13 04:24:39 掲載)

「魔女の宅急便」で有名な角野栄子さん著書の「ファンタジーが生まれるとき」(岩波ジュニア新書)に紹介されていたこの本。角野栄子さんが紹介しているのだから、きっと面白いに違いないと思い、図書館で借りて来ました。

 人形なのにまるで人間みたいに「命」を持っているメニム家の人々。その中で
長男役「スービー」長女役「ピルビーム」次女役「アップルビー」がキーパーソンです。人間と接触をなるべく避けつつも、人間社会の中で生きていかなくてはならない矛盾した環境での心理的葛藤を描いています。

 1~5巻までありますが、一気に読めてしまいます。

 挿絵を描いているのは佐竹美保さん。彼女の挿絵も素晴らしいです。この挿絵を描いていて、アップルビーとピルビームも人形も作ってしまったとか、その画像はこちらです。
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