おとう の ぶろぐ

おとう とよばれています。
海外出張中のできごとを書くために始めたブログ、最近は気が向いたときに日記を書いてます。

政治的マイノリティ

2023年01月16日 | 日記

先ほどNHKを見ていると、性的マイノリティーへの理解を呼びかける番組をやっていた。

正直、もううんざりである。

その番組では、

「性的少数派を理解しないといけない。」

「少数派の考えをしっかり聞こう。」

「マイノリティーは苦しんでいるんだから、見守らなければならない。」

・・・などなど、公共放送事業体の立場にありながら、議論することなく偏った意見を一方的に押し付け、民意を操作しているような、集団マインドコントロールしているような、そんな違和感を感じる番組だった。

 

以前、私は杉田水脈 衆議院議員(元総務政務官)を擁護するような書き込みをした。

その杉田議員は、過去の発言をたたかれて総務政務官を下ろされてしまったが、杉田議員を守らなかった岸田総理にも失望したし、そのような風潮になんとなく同調して杉田議員を追い込んだ、「民意」を笠に着る人たちに失望した。

 

以前の私の書き込みの一部を引用すると、

一部を取り上げて、ことさら差別主義者のように報じられていたが、少子高齢化が進む日本にあって、国会議員として国を憂い、将来を見据えれば当然の発言と言える。

マスコミの顔色ばかりを窺う政治家が多い中、おそらく批判されることも承知のうえで自分の意見を主張できるのは、立派な政治家だと感じたね。

である。

私は、特に杉田議員の応援をしているわけでもないし、後援会などに所属もしていないが、普通にそう思うのだ。

国会議員は、公平公正な選挙のもとに選出されているのである。

比例代表区の選出とはいえ、これまでの活動が評価されてこそ当選したのであって、やはりそこには少なくない民意が集約されているのだと思う。

いろんな考えを戦わせるために国会があるのであって、いろんな考えを持った議員がいていいんじゃないの?

 

それでも性的マイノリティを声高に弁護する人に尋ねたいことがある。

杉田氏が政治家としてダメな、少数派とするならば、「政治的マイノリティ」については理解しようと努力したり、政治的な考え方について多様性を認めようとはしないのですか?

性的マイノリティの主張を、本当にすべての考えを社会全体が受け入れたとしたら、それは幸せなのですか?

中には本当に救われる人もいるでしょうが、社会的にマイナーだからこそ人に言えない秘密として、その秘匿性やスリルを楽しんでいるという部分はありませんか?

全てが受け入れられてしまったら、拍子抜けしてつまらないことになったりしませんか?

 

ここまで「性的マイノリティ」「政治的マイノリティ」を題材として言いたい放題に書いてみたが、私が最も懸念しているのは、「そういう時代」「そういうことに理解できないといけない」みたいに大人ぶって振る舞っているけれど、実は、自分自身で考えることなく、なんとなく周りの風潮に流されている人たちが多くなっていることだ。

他人の意見を一切排除して、自分自身の考えだけならどうなのか、一つ一つの問題について、今一度自分の本意を見つめなおしてほしい。

他人(特にマスコミ)の意見なんかに流されるのではなく、自分の考えを自問自答してほしい。